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ガーディナー/ORR「ブラームス ドイツ・レクイエム」

田部京子のイベントでタワーレコード渋谷に行った際、新譜コーナーで見つけた一枚です。ブラームスのドイツ・レクイエムは大好きな曲だけどもうこれ以上いいんじゃないか、アーノンクールとウィーンフィルの怪盤も加わってリストは十分。迷いましたが、それでも先日聴いたモーツァルトのシンフォニーの再録音での充実ぶりに瞠目したガーディナーです。
何度も聴いているのですが、この演奏の素晴らしさをうまく表現するのは難しいです。特に古楽器の響きです。これまでも古楽器オケをたまに聴いてきましたが、演奏スタイルは現代風が多くて、そんなに違和感というか現代オケとの違いを感じなかった(というか聴き取れなかった)のですが、この演奏はまさに古楽器のサウンドです。古楽器について詳しくなく、私にはこの演奏を聴いて得られる感動がオケの響きによるものなのか、ガーディナーの指揮によるものなのかが区別できません。
どこがどう良いのかうまく言い表せないのですが、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの響き、モンテヴェルディ合唱団の豊かで壮麗なコーラス、それを統率したガーディナーの円熟ぶりに酔いしれます。本当に素晴らしい演奏です。
ライナーノーツを眺めていたら同じレーベルで交響曲第1~4番のディスクも出ていました。タワーレコード渋谷で試聴したところ、この曲を初めて聴くような響きやアレンジに驚き、惹かれました。1番だけは売り切れていましたが、早速購入してしまいました。こちらもじっくり聴いてみようと思います。
ガーディナーは私が言うまでもない名指揮者ですが、更なる巨匠への道を歩み始めているのかもしれません。是非一度ライブで演奏を聴いてみたいです。
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