「瀬戸」(自由が丘)












 恥ずかしながらサラリーマンなのに新聞を全く読まなくなって5〜6年経ちます。情報は週刊のニューズウィーク日本版だけです。好きなのは加谷珪一の「経済ニュース超解説」と3、4週間に一度の大江千里の「ニューヨークの音が聴こえる」。大江千里はバブルの頃に活躍したいわゆるシンガーソングライターで、その後ニューヨークに拠点を移してジャズピアニストとして活動しています。
 その大江千里も好きだとどこかで読んだ自由が丘の定食屋の瀬戸です。
 駅前ロータリーにある本屋の脇を入ってちょっとの少しくたびれた佇まい。自由が丘での食事は「ほさかや」「金田」「とよだ」、無くなった「大連」「とんき」か「瀬戸」でした。
 カウンター6席、優しいお父さんとお母さんの接客、注文が終わるとカウンターにそっと置かれる新聞。今時、他では見かけない昭和のスタイルかもしれません。お洒落なイメージの強い自由が丘の裏、脇に潜む実に魅力的な昔ながらの食事空間の一つです。

 12時開店ですが5分前くらいから入れてくれるようです。すぐに満席。一度だけチキンカツを食べた以外はほとんどコロッケ3個(コロッケ定食+追加1個)でしたが今回は無性に食べたくなったアジフライ、追加コロッケにしました。
 普通に美味しい。普通に出汁をとった味噌汁もいいです。
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