「すし銚子丸」(日吉店)

          

 2006年12月に日吉に転居してから7年5ヵ月になります。今や地元となった愛する街ですがこの7年でもそれなりの変化がありました。

 まず、もともと無くて出店を希望している店として、モスバーガー、カレーのココイチ、オリジン弁当があります。無いモノねだりはキリがないのですが、この3店はお隣りの元住吉駅、綱島駅にはあるのです。これらの店があればどれ程、ちょっとした日常の食事が充実するか。自転車を10分こげば行ける距離なので贅沢な望みです。

 次になくなったもの。食事の店ではありませんが、羽田空港への直行バスがなくなりました。とても便利でしたが、我々が利用していた時でもガラガラで常時5~10人くらいしか乗客がいませんでした。これは危ないと思っていたところ案の定廃止となりました。

 店では好きだった立ち飲み屋が2軒なくなりました。現在の大勝軒と讃岐うどん屋の場所にありました。生ビール一杯とつまみ2品くらいちょっと飲み食いしてさくっと帰れる店が欲しいです。立ち飲みは今や都内の主要繁華街では珍しくない形態ですが、6年近く前ではまだ馴染まなかったのかもしれません。それとケンタッキーフライドチキンも消えました。たまに無性に食べたくなります。

 逆にオープンして感謝しているもの。なんといっても慶應協生館の「HUB」です。キリっと冷えたギネスが飲める、ハブエールもいける、つまみも美味くて最高です。私にとっては日吉での重要度ナンバー1の店です。それとラーメンの大勝軒、ここは東池袋系列ではなく、永福町系の醤油ラーメンの店です。濃厚さっぱりの醤油ラーメンは癖になります。

 個人的には関心薄いのですが、客観的な日吉駅周辺の変化で最大のものはラーメン店の増加です。もともと多い家系の増殖に加えて、二郎インスパイア3軒、豚骨2軒がオープンし激戦区の様相です。関心薄いと言いつつほとんどの新規店で食べているのですが、再訪とまではなりません。
 それと妻情報によると日吉駅商店街はヘアーサロンがとんでもなく多いそうです。言われてみるとそうです。商店街を歩くとラーメン店とヘアーサロンが至る所にあります。

 その他、昔からある店にもいい店はそこそこあり、吉野家・松屋・すき家もあるとなると、通常の基準からすると充実した店構えといえます。それでもどういうジャンルにせよ何度も通いたくなる店があと2~3軒欲しいです。新規出店を期待しています。


 と、前置きがえらく長くなりましたが、大好きだった回転寿司の「二代目ぐるめ亭」が2月に閉店しました。家族での地元外食といえばまずココだったのでショックです。値段は少し高めでしたが、それでも家族で飲み食いして8千円くらい、やっぱり安いです。
 ただ、すぐ近くに「すし銚子丸」があるので最悪のケースは回避されています。私はぐるめ亭の方が好きでしたが妻情報では銚子丸の方がいいとする友人家族が多かったくらいなので差は小さく好みの問題でした。

 今日、家族でサイクリングした帰り路、あるとんかつ屋に入ったのですが、入口でメニューを見て定食2千円弱と高い店だったことを思い出しました。駅前の「三田」ならうまくてボリュームがあって750円、この値段はちょっとねえと回避することにしました。そして「銚子丸」です。
 先日、新聞のエッセイで柚木麻子が「最近高級鮨屋の小説を書いたので普段からそういう店にいくものと勘違いされているが普段は銚子丸です」と書いていました。そこにデザートのプリンが絶品とありました。

 バラエティに富んだ鮨はどれも美味しかったのですが、今日の目当ては「特製プリン」でした。張りのある焼きプリンで確かにおいしい。メニューのデザート欄のトップに置かれているし、プリンを注文する声がいくつか聞かれたのでおいしいと知られているのかもしれません。

 ミニストップのソフトクリームなどちょっとした隠れた人気メニューを知るとその店の見方が一変することもあります。たまたまの発見、遭遇もありますが、やはり情報収集は大事です。




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