Chapter 27 (2007)
ジョン・レノンを殺した男、マイク・チャップマンの犯行に至る3日間を丹念に追ったドキュメンタリータッチの映画。27年前に何があったのか、チャップマンはなぜレノンを殺したのか。暗黒の貴公子ジャレッド・レト36歳、30キロの増量で挑んだ話題作。27年前、住んでいるアパートの前で射殺された元ビートルズのジョン・レノン、殺したのは彼の熱心なファンでした。犯人チャップマンは犯行後も現場を立ち去ろうとせず、逮捕され、現在も服役中です。
27年前の12月、ハワイからNYに降り立ったチャップマン。映画は犯行後の実際のニュース映像から始まり、彼のNYに着いてからの行動を追っていきます。インタビューに基づき事実に忠実に作られているとの事。映画は彼の語りで進行し、彼が何を考え、何をしたのかを淡々と見せます。チャップマンは熱心なレノン・ファンで、レノンの住むダコダ・ハウスの前で毎日他のファンとともにサインを貰おうとレノンを待っていました。ジョン・レノンにもビートルズにも思い入れの無い私ですが、ジョン・レノンといえば超有名人で人気も高く、ファンにとってはそれこそ神様のような存在だったはず。そんな人物をどうして殺せるのか、この映画ではこの問いに対して結論は出しません。チャップマンの言葉と行動を通し、彼の犯行に至る内面を推測させるに止めます。
マイク・チャップマン(ジャレッド・レト)と、ジュード(リンジー・ローハン)。
「好きだから殺さなければならなかった」「殺せばレノンは永遠に僕の物」という台詞と実際の行動から伺えるのは彼の痛いほどの葛藤。私の印象では、彼は内面に大きな個人的葛藤を抱え限界に来ていた、そして自殺する代わりにレノンを殺したのではないか、と思いました。何か心のよりどころを求め、救いを求めていた彼は、身代わりとして「大好きなレノン」を殺す。自殺して文字通り人生を終えるのか、それともレノンを殺すことで社会的に自分の人生に終止符を打つのかの2択。彼が選んだのは後者だったのかと。彼が犯行現場に持っていたサリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」、この作品が彼の考え方に影響を与えていたと映画では語られます。題名の「チャプター27」も、「ライ麦畑で捕まえて」が26章まであるのですが、チャップマンにとってその次の27章目があったとの仮定です。
左が本物のチャップマン、右がジャレッド。激似ですよ。
さて写真でも判る様に、レト様大増量で別人です。しかし本当に似てます。チャップマンの動作、話し方をビデオで研究して本人になりきってます。この作品では惨殺もされないし、死にもしないですが、ある意味惨殺されるよりむごい(爆)。でも、アップになるとあの奇麗な目は変わらないんですよね。なんでもハーゲンダッツをレンジでチンして、そこに醤油とオリーブオイルをかけた特製ドリンクで体重を増やしたとか。そんな気持ち悪いドリンク飲むなよ~!そしてレモン・ジュースとかメイプル・シロップとか液体しか飲まないダイエットでもとのお姿に。
念のため(笑)、普段のジャレッド様。こんな人がカフェにいたら、手が震えてお茶こぼします私。
決してメジャーな映画とは言えないし、後味もよいとは言えない。見終わっても答えが出る訳でもない。しかし華美でもセンセーショナルでもなく、事実を追った地味なドキュメンタリースタイルの作品としてはまずまずの出来。ドキュメンタリーとは答えをただ与えるのではなく、公平に事実を伝え、そこから客観的な視点で答えを私たちに推測させてくれるものだと思うので。
ジョン・レノンを殺した男、マイク・チャップマンの犯行に至る3日間を丹念に追ったドキュメンタリータッチの映画。27年前に何があったのか、チャップマンはなぜレノンを殺したのか。暗黒の貴公子ジャレッド・レト36歳、30キロの増量で挑んだ話題作。27年前、住んでいるアパートの前で射殺された元ビートルズのジョン・レノン、殺したのは彼の熱心なファンでした。犯人チャップマンは犯行後も現場を立ち去ろうとせず、逮捕され、現在も服役中です。
27年前の12月、ハワイからNYに降り立ったチャップマン。映画は犯行後の実際のニュース映像から始まり、彼のNYに着いてからの行動を追っていきます。インタビューに基づき事実に忠実に作られているとの事。映画は彼の語りで進行し、彼が何を考え、何をしたのかを淡々と見せます。チャップマンは熱心なレノン・ファンで、レノンの住むダコダ・ハウスの前で毎日他のファンとともにサインを貰おうとレノンを待っていました。ジョン・レノンにもビートルズにも思い入れの無い私ですが、ジョン・レノンといえば超有名人で人気も高く、ファンにとってはそれこそ神様のような存在だったはず。そんな人物をどうして殺せるのか、この映画ではこの問いに対して結論は出しません。チャップマンの言葉と行動を通し、彼の犯行に至る内面を推測させるに止めます。
マイク・チャップマン(ジャレッド・レト)と、ジュード(リンジー・ローハン)。
「好きだから殺さなければならなかった」「殺せばレノンは永遠に僕の物」という台詞と実際の行動から伺えるのは彼の痛いほどの葛藤。私の印象では、彼は内面に大きな個人的葛藤を抱え限界に来ていた、そして自殺する代わりにレノンを殺したのではないか、と思いました。何か心のよりどころを求め、救いを求めていた彼は、身代わりとして「大好きなレノン」を殺す。自殺して文字通り人生を終えるのか、それともレノンを殺すことで社会的に自分の人生に終止符を打つのかの2択。彼が選んだのは後者だったのかと。彼が犯行現場に持っていたサリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」、この作品が彼の考え方に影響を与えていたと映画では語られます。題名の「チャプター27」も、「ライ麦畑で捕まえて」が26章まであるのですが、チャップマンにとってその次の27章目があったとの仮定です。
左が本物のチャップマン、右がジャレッド。激似ですよ。
さて写真でも判る様に、レト様大増量で別人です。しかし本当に似てます。チャップマンの動作、話し方をビデオで研究して本人になりきってます。この作品では惨殺もされないし、死にもしないですが、ある意味惨殺されるよりむごい(爆)。でも、アップになるとあの奇麗な目は変わらないんですよね。なんでもハーゲンダッツをレンジでチンして、そこに醤油とオリーブオイルをかけた特製ドリンクで体重を増やしたとか。そんな気持ち悪いドリンク飲むなよ~!そしてレモン・ジュースとかメイプル・シロップとか液体しか飲まないダイエットでもとのお姿に。
念のため(笑)、普段のジャレッド様。こんな人がカフェにいたら、手が震えてお茶こぼします私。
決してメジャーな映画とは言えないし、後味もよいとは言えない。見終わっても答えが出る訳でもない。しかし華美でもセンセーショナルでもなく、事実を追った地味なドキュメンタリースタイルの作品としてはまずまずの出来。ドキュメンタリーとは答えをただ与えるのではなく、公平に事実を伝え、そこから客観的な視点で答えを私たちに推測させてくれるものだと思うので。
2度寝してたのに「何だ!!この曲!」って起きちゃいましたよ!!
そーだ、ptdさんとこで観た変なやつら…!
やっぱりいいですね!!
絶対買います、私のブログにも登場させたいです!!
もう一生ptdさんについて行きます。。。ウフ
ジャレッドにも驚きました@@@
この映画も絶対観ます、地方には来ないだろうなぁ~
では、もう一回寝ますzzzオヤスミ~
HOOSIERSがスカパーで??
とうとう日本発売ですかね。
変なバンドです。
やつら2月からUKツアーですが、「仮装」ツアーなんですよ。客は仮装して来てね♪ですって。
私仮装好きなので、行きたい・・・
コスプレじゃないですよ、仮装です。
>もう一生ptdさんについて行きます。。。ウフ
頑張って記事書かないといけませんね・・・
この映画は地味で、日本公開は無いと思ってたんですが。
かなり不気味でオタクなジャレッド。
見た人は気持ち悪いなあコイツ、って思うはずです。
でも、コレだけ変身できるって役者やのお、って感激しました。
ぜひぜひご覧下さい。
ジョン・レノンが死んだ時、熱狂的なファンの子たちとそういうことに便乗して酔いたいタイプの子たちが廊下で泣きながら大騒ぎして、授業をボイコットしました。白けましたね。「おまえ、普段からジョン・レノン好きだったっけ?」と、呆れ返りました。
この犯人の気持ちというのも、そんなようなものなんじゃないかな?と思います。有名人を殺して、目立ちたいという・・・お陰で無名のデブから「ジョン・レノン」と枕詞で語られる「有名人」になれたんですから。実際には刑務所の中でも、彼にとっては「世に出れた」ということなんじゃないでしょうか。
それで、殺される人はたまったもんじゃありませんね。
実はレノンが死んだ時をぜんぜん覚えていない私ですが、ファンに殺された有名人、としては戦後最大の事件だったんでないですか?
>有名人を殺して、目立ちたいという・・・
そう、あのジョン・レノンを殺した男、になった訳ですね。なんで大好きなミュージシャンを殺せるんだろーって思いますが、殺す事で歴史に残ることが理由の一つでしょうね。
殺された方は無念でしょうけれど、楽有名になるってそういう危険もあるんだなあ、と。
ジャレッドは見るも無惨なキモオタです。しゃべりかたもキモい。そしてパンツいっちょのあの太鼓腹。この人ってとことんやる熱血職人型なんだろうな、他人がどういおうと気にしないチャレンジャーと見ました。この先が楽しみです・・・
いやー、ジャレッドのスゴさが爆発しだしましたね。
僕の目に狂いはなかった。
「ジャレッドは将来アカデミー賞取るぜ!!」って僕のかつての発言です。
俄然、現実味を帯びてきましたよね。
絶対取りますよ。
役作りハンパないですよ。
ジャレッドは。
マディソン郡の橋みてさめざめと泣いていたptdです。また見ちゃったよ・・・また泣いちゃったよ・・・
>ジャレッドのスゴさが爆発しだしましたね。
そうです爆発です、イケメンの逆襲っていうか、暴走してますこの人。
作品は地味ですけどね・・・この作品ではアカデミーは無理かもしれませんが・・・
この先やってくれそうですからね。
ハンパない。
その言葉はヤツのためにある!
あっ、shit_headさまもハンパ無い!
いまから荒らしにいきます!
こんばんは。
これ友人も観て来たらしいのですが、演技派だということはわかったので、そろそろ美しいジャレット君が見たいと申しておりました。
でもチャップマンにクリソツですね~~。
ということはチャップマンが痩せたらジャレット君にクリソツということか?
などとアホなことばかり言っているわたくしにおつきあいくださってありがとうございました。
本当に楽しい一年を過ごせましたです。
来年も懲りずにお付き合いくださいませ。
ではよいお年を。
開けましておめでとうごじあいます。
ぼけぼけしてたら年が明けてしまいました・・・
去年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
>演技派だということはわかったので、
>そろそろ美しいジャレット君が見たい
その意見、同感ですよう。
が私の予想では、彼はこの先どんどん暴走していくのでは(言い方を変えるとチャレンジしがいのある役を好んで演じる)っって思います。
「かっこいいよな、オレ」的露出はバンドの方で十分に演じているんですよ、この方。
なので俳優の方はこの先何でもやるぜ!みたいな。
>チャップマンが痩せたらジャレット君にクリソツということか?
それ私も気がついたんですけど。
多分痩せたらイケメンです(爆)。
Netscape(←今時まだ使ってるっ。 汗)では書き込みができなかったのですがInternet Explorerからだとカキコできる事が今分かりましたっ(喜)
実は、今日「ジョン・レノンを撃った男」を観ました。
でも、改めてジャレッド・レトのチャップマンは凄かったんだな~と実感!
>後味もよいとは言えない。見終わっても答えが出る訳でもない。しかし華美でもセンセーショナルでもなく
おっしゃるとおりです…。私もそう思います。
でも、あのジャレッド・レトは一見の価値アリ!だと思います。(彼のビフォアアフターにもびっくりでした…。)
んあなああんと、ネスケですか?
凄いですね!大変ですね・・・
Internet Explorer(IE)より、fireFoxを使うとよいですよ。いま一番おすすめです。まあなんにせよ使い慣れたのが一番ですけど!
見ましたか。不気味なオタクでしたよね。キモオタってやつ。映画としては地味ですが、悪くない出来でしたよね。ジャレッドファンの私としては、もうなんつうか・・・あの腹・・・
意外に彼は演技派だった・・・・って思った人はおおいでしょうねえ。
んではTB、行っときます!