
District 9(2009)
有名俳優は出てないけど、ストーリーを読んで気になっていたSF映画、「第9地区」。ピーター・ジャクソン製作、南アフリカ出身の監督初長編。まったく前知識なしで見ました。これ、面白いよ~!!
突如南アフリカのヨハネスブルグ上空に現れた巨大なUFO。その中には弱りきったエイリアンが多数乗っていた・・・国連は彼らを難民として保護し、通称「第9地区」に住まわせて30年。粗暴で醜く理解不能で厄介者の彼らを、町から離れた場所に強制移住させようとする計画が実行される。しかし、移動責任者Wikus(Sharlto Copley)は、あるエイリアンの小屋で謎の液体を浴びたことから、体に異変が・・・
ドキュメンタリータッチでホラーやSFを撮るって最近流行です。これもそう。でも、最初のうちはドキュメンタリー+関係者インタビューでなんだか随分ぬるいSFだな~なんて思わせておいて、その「計算された普通さ」が後半とんでもない非日常の展開になだれ込む。ネタばれは面白くないのであまり書きませんが、Wikusが例の液体を浴びたところから俄然、面白くなります。最後のバトルスーツ戦闘シーンなんて、エイリアン装備がかっこよくて吹っ飛びましたからね。
南アフリカの俳優を使い、あくまでドキュメンタリー風というリアリズムの上に見事に合成されたSFは、私たちの見慣れた風景に仮想の情報を重ねる拡張現実そのもの。映画を見ながらセカイカメラを始めて覗いた時と同じ、奇妙な既視感が・・・

エイリアンにも人権がある・・でも人じゃないし?
エイリアンたちが住む居住区は、どう見ても難民キャンプだし。明らかに現実の難民キャンプや難民問題を一種のパロディにしています。主人公のエイリアンは、見かけは巨大コオロギなんですけど、そこらの人間よりよっぽど人格者だし、その息子もコオロギなんですけどww可愛い。物影からそっと様子を伺う様、かなり可愛い・・・それに比べて、主人公のWikusなんて自分勝手で器量が小さい男で、そこがまた面白いのです。悪役のおじさんたちも、怖くて極悪。この映画、一切ムダがありません!
エンディングは、ちょっとユーモアがあって後味悪くないです。お父さん早く帰って来て・・・って感じ。
有名俳優は出てないけど、ストーリーを読んで気になっていたSF映画、「第9地区」。ピーター・ジャクソン製作、南アフリカ出身の監督初長編。まったく前知識なしで見ました。これ、面白いよ~!!
突如南アフリカのヨハネスブルグ上空に現れた巨大なUFO。その中には弱りきったエイリアンが多数乗っていた・・・国連は彼らを難民として保護し、通称「第9地区」に住まわせて30年。粗暴で醜く理解不能で厄介者の彼らを、町から離れた場所に強制移住させようとする計画が実行される。しかし、移動責任者Wikus(Sharlto Copley)は、あるエイリアンの小屋で謎の液体を浴びたことから、体に異変が・・・
ドキュメンタリータッチでホラーやSFを撮るって最近流行です。これもそう。でも、最初のうちはドキュメンタリー+関係者インタビューでなんだか随分ぬるいSFだな~なんて思わせておいて、その「計算された普通さ」が後半とんでもない非日常の展開になだれ込む。ネタばれは面白くないのであまり書きませんが、Wikusが例の液体を浴びたところから俄然、面白くなります。最後のバトルスーツ戦闘シーンなんて、エイリアン装備がかっこよくて吹っ飛びましたからね。
南アフリカの俳優を使い、あくまでドキュメンタリー風というリアリズムの上に見事に合成されたSFは、私たちの見慣れた風景に仮想の情報を重ねる拡張現実そのもの。映画を見ながらセカイカメラを始めて覗いた時と同じ、奇妙な既視感が・・・

エイリアンにも人権がある・・でも人じゃないし?
エイリアンたちが住む居住区は、どう見ても難民キャンプだし。明らかに現実の難民キャンプや難民問題を一種のパロディにしています。主人公のエイリアンは、見かけは巨大コオロギなんですけど、そこらの人間よりよっぽど人格者だし、その息子もコオロギなんですけどww可愛い。物影からそっと様子を伺う様、かなり可愛い・・・それに比べて、主人公のWikusなんて自分勝手で器量が小さい男で、そこがまた面白いのです。悪役のおじさんたちも、怖くて極悪。この映画、一切ムダがありません!
エンディングは、ちょっとユーモアがあって後味悪くないです。お父さん早く帰って来て・・・って感じ。
見る気が失せてしまってDVDでいっかーと思ってます。
それよりこっちが面白そう!!
初耳な映画ですけど、上映中ですか??
DVD??
この映画は日本では4月に公開だそうです。
アメリカではとっくに公開されて、DVDも出てます。低予算で大ヒットしたらしいです。
ラブリーボーンは、評判良いけど、ちょっと重そうですよね~DVDでいいかと思ってます。
この映画はかなりおすすめ!なんだか凄く新鮮なSFでした。エイリアン親子を真剣に応援しちゃってる自分が居ました・・・
DVD待ちをする私は、忘れないようにメモしとかなきゃ(笑)
人間より地球外生命体に肩入れしたくなるわけですね?
おもしろそう!
おもしろいです。
日本公開は4月10日だったかな
「人類、進入禁止」というコピーがついていました。
別にあっとおどろくオチがある訳じゃないし、
ネタバレもなにも無いのですが、
予備知識なしで見た方がおもしろそうな映画です。
エイリアン親子がね・・・
はらはらさせられるんです。
やっぱり、醜悪なエイリアンて殺されたりする訳で・・・
エイリアンの外見の醜悪さもそうですが悪趣味な生態がすばらしかった。
対する人間の野蛮かつ下劣っぷりもなんともリアルでしたよね。
これって間違いなく社会派なんでしょうが、その社会派な要素が、SF的設定として機能しているのが天才的。
それに、エイリアンが特に目的があって地球にきたわけじゃないのが新鮮すぎるし、オリジナルすぎる。
だからこそ人間とエイリアンがどっちともどうしたらいいのかわからないってゆーね。
そこから独創的かつ傍若無人な展開があり、しっちゃかめっちゃかになった挙句、感動のラストを迎えました。
この監督はアイデア豊富だし、ストーリーテリングが大胆。
こんなに傑作で、正直ビックリした。
お元気そうでなによりです!
この映画は絶対SHITさまにぴったりだと思ってました。
チープで気持ち悪いのにかっこいい。
そして社会派?!
本当に正直びっくり、って感じでしたね。
他の糞みたいな映画を見るんなら、これを見ろ!と叫びたい!
>エイリアンが特に目的があって地球にきたわけじゃないのが新鮮すぎるし、オリジナルすぎる。
それですよ。
しかもアホばかりのエイリアン。
こんな設定がいままであったでしょうか?!
天才!
んではでは!