Facebookに頼りっぱなしで長らく放置中のBlogですが、(余裕さえあれば)旅ブログとして復活させたいという気持ちもずっとあって。
ネタはたくさんあるので、久々にUPします。今回はミャンマー旅!
そもそもなぜミャンマーに行こうと思い立ったか。
たまたまシンガポール駐在同業女子の会で、ミャンマーに行ってきたばかりという人に写真を見せてもらったのがきっかけだった。
聞けば、別のもう一人も近々ミャンマーに旅行しようと思っているという。
そういえば、ビジネス的にもミャンマーは今かなりアツイ国として注目されていることを思い出す。
俄然興味を持って、その日のうちに旅情報を調べ始め、2日後には予約完了というスピード決定だった。
いつもながら、旅行が絡むとフットワークが異様に軽いのだ(仕事もこれくらい早けりゃいいのにねぇ)。
12月14日(金)
2度目のシンガポール駐在に来て以来、初めて有休を取った(1日だけだけど)。
目指すはミャンマー。
アウンサンスーチーさんの解放やら軍事政権やら、なにやらきな臭い印象もまだ残りつつ、一方でアジア最後のフロンティアとしてビジネス的には注目度抜群の国。
事前に「未知なるミャンマー」なる毎日新聞記者が書いた書籍も読んで、予習もバッチリ。
どんな新しい発見があるか、楽しみ!
今回は初めてシンガポール在住日本人御用達の旅行会社Green Holidayに依頼してツアーを組んでもらった。
といっても、参加者1名(笑)。ガイドのモーさんと実質2人旅。
(なんか、去年のスリランカ旅行を思い出すな・・・)
空港でモーさんが急に話を中断して「あっ、あの車を見てください!」と言うから何事かと思ったら、ミャンマーの車のナンバープレートは階級やら用途やらによって色が異なっているのだけれど、その中でも特に珍しい「黄色=お坊さん専用」の車を見つけたらしい。
これはなかなか見られないラッキーな出来事なのだそう。幸先がいいね!
まずはシュエダゴン・パゴダへ。
ヤンゴンといえばやっぱりここは外せない!
青い空と金ピカのパゴダのコントラストがあまりにも美しい。
下からは当然何も見えないけれど、パゴダの先端には76カラットのダイヤをはじめ、色とりどり数々の宝石がちりばめられているんだそうだ。
しかもその宝石、全部一般仏教徒からの寄進らしいよ。。
パゴダを覆うこの金箔も寄進物。ここが金箔の寄進窓口になっているらしい(左の写真)。
そして、金箔が一定量集まると、このワゴン(右の写真)に乗ってパゴダ上の作業員のところまで上っていって、修復作業に使われるのだそうだ・・・。
ミャンマーのお寺をお参りするときは、生まれ曜日が重要なのだそう。しかも、水曜日は午前と午後に分かれるため、八曜日となるんだって。
ちなみに私、水曜日の午前中生まれ。
大抵の日本人は生まれ曜日も時刻も把握していないらしく、曜日も時刻もスラスラ答えたら、モーさんにかなり驚かれた。
ここが水曜日の午前中生まれの人がお参りをする場所。曜日ごとに動物が決まっていて、ここは牙のある象がシンボルとなっていた。
写真が小さくて見えないかな。中心部の下のあたりにあるのが牙のある象。
ミャンマーでは占い文化が浸透していて、お参りをする前に占い師にお伺いを立てるのだそう。
すると、お供え物として何を入れたらいいかを進言してくれるんだって。これがそのお供え物。
次はチャウタッジ・パゴダに向かった。全長70mもある艶かしい寝仏。
まるでアイシャドウや化粧をしたような顔で、とても女性的に見える。
足の裏に描かれた108の宇宙観図が見事に美しい。
この後国内線に乗らなければならないので、ヤンゴン観光はとりあえずここまで。
これはお昼ごはんに食べた豚の脳みそスープ!!脳みそと聞いて一瞬ドキッとしたけど、白子みたいな感じでコクがあっておいしかったよ。
ミャンマーの国内線は6社が競合しているんだそうだ。
大丈夫かいな、このプロペラ機・・・。ちょっと不安を感じる。
この便は、ヤンゴン→ヘーホー→マンダレー→バガン→ヤンゴンと反時計回りに、さながら環状線のように飛んでいるのだそうだ。ヘーホー以降は完全自由席。
このため、目的地のバガンに着くまでに2時間半を要した。シンガポールからヤンゴンまでが3時間だったのに・・・ほぼ同等って(笑)。
ちょうどバガンに着く直前に夕日が沈んできて、エーヤワディー川に沈むえもいわれぬ美しい夕焼けを見ることができた。
翼がちょっと邪魔だけど、これはこれで飛行機に乗ってる感があってよしとする。
ホテルにチェックインして、少し休んでから夕食へ。
ミャンマー料理はカレーっていうより、カレー風味のの煮込みっていったらいいかな。
東南アジアによくあるスタイルだけれど、ご飯を真ん中によそって、周りにおかずを複数載せて、まぜまぜして食べる。
辛すぎないほどよいスパイスで食も進んで、美味しかった。
そしてもちろんミャンマービールをお供に!わりとライトな感じの飲みやすいビールだった。
すっかり夜も更けたところで、バガンのパゴダのライトアップもいくつか見ながら帰った。
電力事情が非常に悪くて、自家発電のないホテルでは停電も当たり前、夜は懐中電灯が必携と言われるミャンマーで、一体どうやってライトアップを維持しているのか謎すぎる。
今日はゆっくり休んで、バガン観光は明日が本番!