但東暮らし 305〜鋸鎌きた〜

ポケット万能鎌という折り畳みの鎌は持っているのだが、鋸鎌がほしかったので注文してみた。高儀の菊堂替刃式鋸鎌。持ち手のところがちょっと可愛い。実家のあちこちに鎌はあるのだが、錆だらけで使えるようにしないと使えないやつばかり。

実家の裏庭には、もともと至る所にシャスターデージーが生えているし、それ以外にも私が植えた「私以外の人には雑草と区別がつかない園芸品種のやつ」や、「正真正銘の雑草なんだけど私が好きだから残しておきたいやつ」が生えている。

だから、電動草刈機は使えないのだ。真ん中の人が歩く幅くらいのところ以外では。小さいガーデンバリカンでも、ちょいちょいアジュガを刈ってしまう。スズランとホタルブクロとアイリスとアジュガとアグロステンマが混在しているところなんて、いったいどーする？

で、鎌で刈ってみることにした。

思ったよりはるかに早く刈れる。慣れるともっと上手く高さとかも揃えられるんだろうな。虫やカエルのために少し長めにしたいし、何ヵ所かあまり刈らない場所も作っておきたいな。

昔、救急車が入れてあった車庫の裏側が草ぼうぼうだ。スギナとカラスノエンドウがワサワサ生えている。

去年の私ならば「あ〜、雑草がいっぱい生えている」とため息をつくところなのだが、今の私は「うわ〜、カルシウム（スギナ）と窒素（カラスノエンドウ）がこんなに！　早く刈ってキウイの棚の下をマルチングしなくちゃ」としか思えない。

ということで、マルチングしてみた。去年も少しやってたのだが、マルチングしたところは確かに草は生えてこなかった。

キウイの木が植っている棚の向こう半分は、冬前にマルチングするつもりで買った堆肥があるので、とりあえずそれでマルチングする予定。次からは自分で作った雑草堆肥が使えるといいな。

スズランがあっちにもこっちにも生えて多すぎるので、少し減らさないと。でも、今年は咲く気が多少はあるようだ。

と、ここで朗報。すっかり消えてなくなったと思っていたツルハナシノブが咲いとるやないか！

あまりにも嬉しかったので、ついでに車庫の横もざっと刈る。

あまりにもわかりやすい、作業の進み具合い。次はあそこからだな。