但東暮らし392〜凍りつく朝とマクロレンズ〜

朝、きのうの雪が凍りついていた。

雪が細かな氷の粒になり、朝の光にキラキラ光っている。

ナンテンの葉に細いつららが下がっている。

凍った水たまりも朝日を反射している。気をつけないと滑って転んで脆い骨が折れる。

昼前に、いこいの杜峠のさかなや食堂に行ったのだが、駐車場に何台も車が停まっていた。店内のテーブルがほとんど全部埋まっている。幸い、いつもの薪ストーブ前のテーブルは空いていたので座った。こんなにお客さんが来ているのに、きょうはタケちゃんがワンオペらしい。

「ゆっくりでいいし、何でも出来るものでいいです」と厨房のタケちゃんに伝え、外の自販機で缶コーヒーを買ってきて、薪ストーブに板切れを焚べつつ、タブレットで植物図鑑を読んで待つ。

しばらくしたら「牡蠣フライ定食なら出来る」ということだったので、お願いする。お持ち帰り用の容器ももらえるのだが、頑張って、すごく頑張って、めちゃめちゃ頑張って完食した。苦しい。「白ご飯とばら寿司とどっちにする？」と聞かれ、「ばら寿司！」と答えたのが敗因だと思う。

私が食べかけて程なく、12時35分に完売宣言が出た。すべて売り切れたらしい。

　

私が帰る時に一組お客さんが来られたが、まさかこの時間に完売とは思わないよね。完売宣言を見て帰られた。私も以前12時半に来たら完売していたことがあるので、最近は早めに来るようにしている。　

　

帰ってきて家に入る前に、ちょっとそのへんの草を見て回る。ヒメオドリコソウがもう咲いている。と思ったが、花期は3月から5月だったかな。それならもう咲いていてもおかしくはないのか。

　

鳥を撮ってた頃は光学ズームのコンデジを使っていたけれど、草を撮るのはiPhoneで十分。ただ高いiPhoneだとマクロ撮影の機能がついてたみたいなのだが、私の安いiPhoneにはそんな機能はないので、スマホ用のマクロレンズを買った。

ヒメオドリコソウの花って、よく見るとこんなにおしゃれ。で、葉っぱも花も、なんか細かい毛が生えてモフモフしている。