はりの先生ちのメリー君

夫が通っているはりの先生ちにはメリー君という犬がいる。夫がはり治療を受けている間、私は先生ちのリビングでメリー君の相手をしている。

メリー君はもうおじいさんのミニチュアシュナウザーだ。なので時々体調が悪かったりする。きのうも体調があまりよくなかった。散髪したてのメリー君、なんかプルプルと小刻みに震えている。寒いのか？

寄ってきたので体を撫でる。撫でるのをやめると顔をあげてこちらを見るので、ずっと撫でる。リビングには電気ストーブがついていて、メリー君はそのすぐ近くにいるのだが、後足のプルプルが止まらない。

先生ちのソファーは座るところにホットカーペットみたいなのが敷いてあるのでメリー君をそこに座らせたが、まだなんか寒そうだ。で、私の上着を脱いでメリー君にかけてみた。ユニクロのだけど一応ダウンなので軽くて暖かい。しかも今の今まで私が着ていたのだからぽかぽかだ。

と、メリー君がすぐにうとうとし始める。首のあたりを撫でてやっていたら完全に横になり眠ってしまった。やはりダウンはぽかぽかだったようだ。私が帰る時も寝ていたので、さっと先生の上着と取り替えた。先生の上着は私のよりもっと上等そうだったので、ぐっすり眠れるはず。起こさないようにそーっと帰った。おやすみ、メリー君。