4月のプレリズでは、ビーズアートという新しい活動を行ないました。これは描画活動とも呼んでいますが、絵の具のついた木の玉を箱の中で転がしながら紙に絵を描いていく(表現していく)アート活動の一種です。使う色ですが、今回は最初ということもあって色の3原色(赤、青、黄)を使いました。まずは黄色、次に青、最後に赤といった順番で線を重ねるようにして描いていきます。人は濃い色に強い反応を示しやすく、お子様方が自然に活動の中に入れるように、さらには徐々に活動のテンションを高めていくというような意味合いを含んでいる為です。信号の色も三原色が使われていますが、最も濃い赤が信号の中で最も重要な「とまれ」の意味の色であることも、この「反応しやすい」ことに由来しているようですね。
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さて、初めての活動ということもあり、お子様方も戸惑うのではないかと思いましたが、楽しい活動であれば初めてかどうかなんて全く関係ないようです!箱の中を自由奔放に転がる玉の動き方がとにかく楽しいといった様子で、箱をどう傾けると玉がどのように転がるかを考えながら工夫して取り組んでくれていました。また、絵の具のついた玉をクレヨンのようにして、手で自由に絵を描いてくれたお子様や、同じコースを何度も行き来させながらシンプルな絵を描いてくれたお子様など、箱の中で自由に広がっていく色の世界を、お子様方なりのやり方で存分に楽しんで下さったようです!