ぴてのひとりごと

法務や福岡ソフトバンクホークスの話題など、徒然なるままに書き込んでいるブログです。

「いただきます」論争

2006-02-14 00:01:00 | Weblog
 たまたま見た某女性週刊誌によると、最近「いただきます」論争なるものが起こっているそうです。発端は、ある小学生の保護者が、お金を払っているんだから、うちの子にはいただきますと言わせないで欲しいと学校に要請したことだとか。

 これについては、人によっていろいろと感じるところがあるとは思いますが、私が思ったのは日本人の契約感(というと大げさですが)です。日本人は、買い手がエライと思いがちですが、よくよく考えると買い手も売り手も対等な契約当事者なのであって、どっちが偉いなんてことはないはずです。

 私自身は、サービスというのはお客とお店の共同作業だと考えていて、お互いに気持ちよくサービスを受けられるよう、感謝の気持ちを言葉に出すように気をつけています。サービスする側も感謝されると気持ちのいいものですし、それがお客の側にもはね返ってくるものだと思っています。「情けは人のためならず。」という気持ちに近いですね。

 「いただきます」論争のきっかけを作った保護者の人も、人間関係の潤滑油としてあいさつや感謝の言葉を使う、という発想をしてみるとよいのかもしれません。