じょなさんのひみつきち。

手筒花火とスイーツと辛いものが好きなうにこの記録。
名古屋から大阪に引っ越しました。

[ご当地あるある]手筒花火と爆竹は祭りに必須 ー東三河の火薬文化ー

2015-10-11 | 手筒花火。



昨日は地元の町内のお祭りに行きました。

私の地元、愛知県の東三河地方は、手筒花火発祥の地。

私もここ数年、町内の祭りで手筒花火をあげていました。


さて、祭りの日。

東三河では、大人は手筒花火を揚げますが、子どもたちにとっても「爆竹」が解禁される特別な日です。

幼稚園くらいの子でも自分で爆竹に火をつけます。さすがにライターやマッチを持っているわけではなく、そのへんのおじさまに頼んで、線香に火をつけてもらって、線香→爆竹って感じ。

爆竹は近所で買ったり、そのへんのおじさまにねだると貰えたりします。



そのへんのお兄さんやおじさまも爆竹で遊びます。爆竹は、箱が連結できるようになっていて、10個繋げて一気に爆発させることもあります。炸裂音で耳が痛いですが、痛快です。

お祭りでは大人も子どもも神輿を担ぐんだけれど、神輿にも爆竹がつきものです。町内を練り歩きながら、爆竹を鳴らします。

爆竹、大きな音がしたり、ちょっと破片が残ったりするので、やはり嫌いな方も当然います。最近は、爆竹嫌いな人の家のあるコースは通らないようにする風潮がある気がします。



名古屋の友人に聞いたら、同じ愛知でも名古屋の方とは違うみたいで、爆竹、手筒花火は愛知県東部、東三河文化が主流みたい。



↓手筒花火についての過去の記事はこちら

手筒花火と地元のおじさまの話
うにこの手筒花火 2014 その1(竹取り 編)
うにこの手筒花火 2014 その2(細縄・太縄 編)
うにこの手筒花火 2014 その3(竹の節を削る 編)
うにこの手筒花火 2014 その4(当日 編)

↑本当は、3と4の間に、火薬を込める 編が必要なんですが、書きそびれました。そのうち補完します。



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祭りのあと。

2014-10-23 | 手筒花火。
祭りが終わり、少し淋しい気持ちになりましたが、つい次のイベントに首を突っ込んでしまい、なんだかんだで、それなりに忙しく過ごしています。

祭りのことはちゃらっと書いて終わっていましたが、当日は、たくさん懐かしい顔を見かけました。

花火や演芸の舞台で声援をくれる子がいたり、お母様方も温かく声をかけてくださったり。現役でなくなった私にもまだ声をかけてくれるんだというのは、結構嬉しかったです。
祭りから間もなくして、教え子が手紙もくれました。

新生活を始めて半年が過ぎました。主婦の生活に慣れてきてはいるのですが、そんなこともあり、やはり、教員としての人生に後ろ髪を引かれる思いもあり、かなり複雑な心持ちです。
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うにこの手筒花火 2014 無事終了。

2014-10-13 | 手筒花火。
祭り、無事に終わりました。

土曜日は朝から小学校で号砲を打ち、御輿を担ぎました。夜は、天候に恵まれ、ほぼ無風。手筒花火は真っ直ぐ、きれいに揚がりました。初参戦の旦那も無事です。

日曜日は、出店を手伝いました。当日、演芸ステージで歌うはめになり、町内に恥を轟かせたことも、いつかはいい思い出になるでしょうか。餅投げにもちゃっかり参加し、食糧を確保しました。

この一ヶ月、準備は大変ではありましたが、終わるとやっぱり淋しいですね。とても充実した2日間でした。

少し落ちついたら、もうちょっとまとめます。
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うにこの手筒花火 2014 その3(竹の節を削る)

2014-09-30 | 手筒花火。
手筒花火。先々週から、竹の内側を削っています。

持ち手が長いやすりのような道具で(うにこには名前がわかりません)、ひたすら削り、節があったことがわからないくらいに内側を滑らかにしなければなりません。

うにこの1番苦手な作業なのですが、滑らかでないと、火をつけたときに、滑らかでない部分に火が留まってしまうため、大変危険だそうです。

削り終わったら、花火を揚げる前日に、火薬を詰めます。

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と、日曜日の昼過ぎに社務所で作業をしていたら、同じ敷地にある公園で、教え子たちに遭遇しました。

半年見ない間にあっという間にみんな背が伸びていて、びっくりです。

元気そうだったのが、何よりでした。
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うにこの手筒花火 2014 その2(細縄・太縄 編)

2014-09-22 | 手筒花火。
一昨日は、地元に帰って手筒花火作りの作業に参加しました。

前回取ってきた竹筒に、細縄と太縄を巻く作業の日でした。
★細縄巻いたよ。

★太縄巻いたよ。

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うにこの参加している煙火会では、三斤から五斤の火薬が入った手筒花火を揚げています。一斤が火薬0.6kgだそうです。

うにこの三斤の花火でも、ダイナマイトにして10本分くらいのクレイジーな量の火薬が入っています。それを体の横で構えるわけなので、ただならぬ緊張感です。

手筒花火、ときどき胴割れという事故が起こります。点火後に、筒が割れて爆発する事故です。火薬の量が量なので、最悪の事態も考えられます。文字どおり、命がけです。

胴割れが起こらないように細心の注意を払って、竹選びからの作業をするのですが、それでも万が一ということがあるかもしれません。

そんな事態を懸念し、筒の補強のために行うのが、今回の、細縄と太縄を巻きつける作業だそうです。

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縄を筒にしっかりと巻きつけるには、縄をひっぱりながら巻いたり、木槌で縄を叩きつけたりと、結構な力が要ります。

普段使わない筋肉をいっぱい使うので、当然のごとく、うにこは筋肉痛になりました。


手筒花火に関する過去の記事はこちら
『うにこの手筒花火 2014 その1(竹取り 編) 。』
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