元に戻ったおたかなは

 

『この前はこ～んなガッカリフェイスをしてしまいましたにゃ…

でも実は…

…

…

 

りつこ、おたかなの横にあった、この黄色いのも大好きなのですにゃ～よ』

そうだよね。

よくこれ咥えて歩き回っているものね。

 

『だからおたかなはりんちゃんに譲ってもイイかなって思いましたにゃん』

まあ、なんて優しいおりこうきりちゃん

 

で、その頃りんちゃんは…

 

アマゾンの箱に刺さったおたかなに大コーフン

頭を食い切りかねない勢いで大暴れしていた…

 

…、

筈だったんですよ

 

それなのに…

 

『おかあさんがナチュラルマタタビに黄色いのを巻いてくれたら…

 

 りんちゃんがにじり寄って来て…

 

だから、取られちゃう、やだよ～って鳴いたのですにゃ』

 

『そしたらおかあさんがおたかなをこっちに置いて

「りんちゃんホイホイ」にしてくれて、

そしたらりんちゃんまんまと誘われて…

遊ぶ気満々ですにゃん。ニャハハハン』

 

確実にこちら側に引き付ける為、再びアマゾンボックスに差し込むと

りんちゃんさらにヒートアップ

…？

あれ？

 

きりちゃんが後ろで何かしていますよ

りんちゃんが楽しそうだから、こっちが気になっちゃったんだね。

 

『りんこ、もう黄色はどうでもいいですにゃ～よ。

だからおたかなはりんこのモノですにゃ』

りんちゃんは譲ってくれそうもないですね。

 

いつもならここで「ガッカリフェイス発動」のきりちゃん。

今日はどうかな？

 

『いじいじいじいじ…』

新種『イジケナマコ』に変身、で不満をアピールなのでした。

それでもりんちゃんがきりちゃんの気持ちに思いを巡らす事なんて

ありえませんけれどもね

 

「番外編」

長男幸夫の卒業祝いにかこつけて土日で家族旅行に行って参りました。

行き先は…

は～～～るばるきたぜ函館。

 

数日前は雪が降ったそうですが、この二日間はとっても暖かくお散歩日和。

赤レンガの前をズンズン進みます。

 

夕方函館山に行く途中わざわざ立ち寄った…

日本最古のコンクリート製電信柱

夫がどうしても見たいと熱望するのでね

 

ロープウェイで山頂へ。

山頂で日没を待って日が暮れるころになると…

 

寒いんです。　優しかった函館に裏切られた気分

あ～もう夜景なんてどうでもイイ！って気分になりました。

（ご来光を拝むのか？くらいの大混雑の山頂です）

 

帰りのロープウェイの中で、突然響いた「ごーん」と云う音。

続いてチビッ子が世界の終わりのようなドラゲナイ号泣

 

おじいちゃんが夜景を見せようとお孫ちゃんを肩車したら、

天井に取り付けられた手すりにメガヒットしたようです。

可哀想なチビッ子。そしてもっと可哀想なおじいちゃん

 

この後ベイエリアまで脇道に入りながらブラブラ歩き、

「函館麺厨房あじさい」で夕ご飯。

とっても美味しい塩ラーメンでした。それに、出て来るのもすごく早かったです。

 

明日に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下半分、立場なし

 

りんこのおたかながさばかれています。

りんちゃん、この頃すぐバラバラにしちゃうので。

下半分の前で、ねち～っと見つめるきりちゃんの視線の先には…

 

何かにむしゃぶりつくりんちゃん。

もうお分かりですね、持っているのはきりちゃんから強奪した…

 

上半分

『やっぱりりんこのおたかなは上半分に限りますにゃ』

 

『さっきバラバラのおたかなの前で上、下どっちにしよっかな？って悩んでて…

悩み過ぎて疲れてゴロ～ん、なんてやってたら…

その隙にりんちゃんに上半分を取られちゃったのですにゃ

でもりつこは上半分にしようと思ったところだったのですにゃ～よ』

『だって、上半分の方がまたたびが利いてますにゃ～ん』

 

持ってる前あしまでがおいしくなったりんちゃん。

ウマいウマい！

 

『良いですにゃ～よ。りつこは下半分でも遊べますにゃ～ん』

ぐねぐね～

 

ぐねりん

 

『りつこの前あしだって… 

またたびが利いていますにゃ～ん』

 

『でもやっぱり…

りんちゃん、りつこも上半分が欲しいですにゃん』

出ました

きりちゃん渾身の怨念フェイス

 

『…ゾクゾクっ』

『でもでも…

りんこも上半分がお気に入りなのですにゃん…

そもそもコレの名前は「りんこのおたかな」ですにゃ～よ』

 

…

 

『へ～え』

上半分をめぐるオンナの戦い、勃発。

バチバチと火花散る、オンナの意地と意地とのぶつかり合い

 

ピーっ。ピピピピっ

はい、そこまで。

 

『おかあさんにおたかなを元に戻されてしまいましたにゃ』

結局今日もまた、ガッカリフェイスのきりちゃんでしたねえ

 

月曜日までお休みします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きりちゃんは過去の災いを忘れない

 

昨日はちょっと寒くてルームヒーターを稼働していました。

みんなより早く起きたきりちゃん、独り占めが嬉しくてコロンコロンしていますよ。

（イヤ、この表情でもホントに嬉しそうにしているところなんです）

 

右に…

 

左に。

肉球のお手入れもはかどりますね。

きりちゃん、幸せそうですねえ

『ハイですにゃ～ん』

 

『ゲっ

いやな予感がしますにゃ』

 

…予感的中。

吹き出し口に立ちはだかる…

寝起きで悪い顔をしたちーのくん。

 

『ドキドキドキドキ』

今にもねこパンチを繰り出しそうなちーのくんのむっつり顔に、

きりちゃん、完全に気持ちで負けてしまっています。

 

もうこれは、

きりちゃんピンチ

 

と、思ったら

 

『のび～っ』

『あたかいところでストレッチするのは気持ちが良いですにゃん』

ちーのくん、ゴキゲンですよって猛烈にアピールしてますよ。

寝起きでボーっとしていたからあんなおかおだったんですね。

 

なのにきりちゃんてばその隙に…

出窓のカゴに隠れてちーのくんを見張っています。

 

きりちゃんと暖かい所で仲良くしようと思っていたちーのくん、

ガッカリの傷つきハートをキャリーにヌリヌリしてセルフケアしていますね

 

きりちゃん、なんだかちーのくんが可哀想な気がしますけれども。

 

『ダメダメおかあさん、判ってないですにゃ！

ちーのくんの「ご勝手ゴングならし」のせいで

りつこはどれだけやりたくもないニャンレスの試合をしてきたことか』

どんなにちーのくんが非戦闘モードをアピールしようと、

今日のきりちゃんはここから覗き見ているのでした。

 

 

先日カメラを買い替えまして

ちょこちょこしましまさんたちを写しているんですが、

きりちゃんはカメラを向けるとどんどんうつむくので

ま～、アイキャッチが入らないこと

（今日のは相当珍しいです）

腹ばいになって写しても下向きの顔しか撮れない、

でも恨めし気に上目づかいで見上げると云う、

可愛く写すには難易度が高すぎる被写体ですが、

ガッカリフェイスではだれにも負けません。

事実、我が家の爆笑写真のモデルは

ほぼきりちゃんなんですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未知との遭遇、にしては手荒

 

（今日の写真、もかちゃんの動きについて行けず

ブレッブレなんです。

いつにもましてお見苦しくて申し訳ありません）

 

これね、バスボムから出て来たんです。

正体は不明。宇宙人じゃなかろうかと思っています。

 

実はもか姐さんのお気に入り。

例によっておもちゃ箱から出して来ましたよ。

 

じっと見つめる。

多分見てるだけ。

何か思案している訳じゃないと思う…

 

ほら…

顔洗ってるしね

 

『ふふふ。

もかこはちゃんと考えていたのですにゃ～ん

今日はお母さんの手を煩わせずに

蹴りまわして遊びますにゃ～よ』

 

随分と女子力に欠けるお遊びですが…

まあ好きにおやりなさいな。

 

レディ　ゴーで走り出すもかちゃん。

早い早い

 

カツンカツ～ンって夢中になって蹴っていたら…

『こんな隙間に入ってしまいましたにゃ～ん』

あ～、さっき無くしたチェスの駒もここにあったね。

もかちゃん、宇宙人とチェスの駒とを代わりばんこにすんすんすん。

 

そしたら突然

 

『なにがあるんですにゃ～？』

りんちゃんのガサツな登場にもかちゃんびっくり

 

『○×▽☆！＊～』

大慌てで後ずさりして…

 

『爪とぎ爪とぎ…』

『落ち着けワタシ、落ち着くのですにゃ～ん』

 

爪とぎの効能で落ち着いたもかちゃん、再び宇宙人を蹴り回し…

『この辺で見失いましたにゃ～？

 

こっちかしら？

それともこっち？』

夢中になって探していると、

 

『きっとあっちですにゃ～よ！』

『ぎゃ～っ』

りんちゃんの存在に気が付いて飛びのくもかちゃん。

 

この隙間に隠れようと必死になっています。

気持ちはわかるけれども

もちろんサイズオーバー

 

でもその時、もかちゃんなんと宇宙人を発見したんです。

 

スゴイでしょ

 

それなのにね。

 

『りんちゃんに取られないようにカバーを装着するのですにゃ』

こんなモノ被せていますよ。

 

しかも…

自分で被せておきながらこのカバーが気に入らず

遊ぶのをやめていっちゃいました。

 

一部始終を目撃し…

何かを学んだきりちゃん。

『結果がこれって…

やっぱりもかちゃんのマネっこは程々にしておきますにゃ～よ』

ええ、それがよろしいかと思います。

 

 

 

おしりとおしりでおしりあい

 

りんちゃんがずーっとここにいます。

日向ぼっこでもないし、寝ている訳でもないし、何かを見ている訳でもないし。

 

りんちゃん、何しているの？

『だって、りんこの座るところが無いですにゃ～ん』

…、

それでスネてるのね

 

りんちゃん、さっき仲間に入りたくて待ってたんです。

 

何かと云うと…

ルームヒーターの上で「おしりあい」

 

この狭い幅によく並んで乗ったもんだと感心するくらいなのに

巨りんこさんが一緒に乗るのは無理ですね。

どうでも良いけれど、それ、何かメリットがあって一緒に乗ってるのかしら？

 

『べつに』

『ちーのくんが勝手に割り込んできたんですにゃ～よ』

 

…、

きりちゃんはぷんすかしているのに…

りーのくんは随分寛いでるのね

 

ちーのくん、ちょっと図々しいですよ。

 

『…、

なんだかきりちゃんから怒りの波動が伝わって来ましたにゃ。

きりちゃん、ごめんなさいですにゃ。

おしりあいじゃなくて仲良く座って下さいにゃ』

 

そうしたらね、

きりちゃんが向きを変えてくれましたよ

やっぱりこっちの向きの方がいいよね。

 

おまけ

『このポーズで写真を撮れば…

何だか小柄に写りますにゃ～ん

りんこ、だいはっけんですにゃ～よ』