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チームしましま

我が家のカフェ猫たち、その名もチームしましま

嵐の金沢④

2018-11-01 16:00:33 | 旅行記

 

嵐の金沢④

 

お昼近くになってもまだ雨は降っておらず

呑気にぶらぶらしておりまして

 

昨日見かけて気になっていた

金沢町家情報館にも立ち寄ってみました。

 町家を実際に住めるようにリフォームした建物で

座敷は会議室として借りることもできます。

この建物は商店だったそうで

職員さんに内部を案内していただきました。

商店だった時の面影を残しつつ

暮らしやすいように色々な工夫が凝らされていました。

でもやっぱり冬は寒いんだって。

町家に関する情報提供や

町家を利用したい人と貸したい人の

マッチングもおこなっているそうです。

余りに丁寧に案内していただいたので

写真が撮り辛かった

でも色々興味深いお話が伺えました。

 

街中でねこを見かけることは無かったのですが

ここには何匹もいて

 この下の駐車場でもゴロゴロまったりしていましたよ。

 

向かい側のお家にも

 ニャルソック中のねこさん。

町家と白黒ねこ、

ホントにお似合いです。

 

歩く道すがらも

 ちょこちょここんな感じで…

金沢って兼六園だけじゃないんだな~。

 

昨日の夕方確認したチョコレートショップに来ました。

カフェスペースの壁がチョコレート。

 わたしの注文したチョコパフェは直ぐ来たのですが 

夫はワッフルだったのでなかなか来なくて

パフェをつつきながらネットニュースを確認したら

 『首都圏のJR,夜8時から運休』のニュース

 

帰りの新幹線は5時前、

普通なら7時前後には到着しますが

そんなニュースが出ているくらいだから

もしかしたら途中で止まってしまう事もあるかも…

そうしたら間に合わないかも

 

ネットで申し込んだツアーなので時間の変更はできません。

旅行会社のホームページを見ても

問い合わせが多く電話がつながりにくいと

出ているだけで

特に対応についての記載はなしです。

 

案の定電話はなかなかつながらなかったもののやっと連絡がつき、

 どうにかならないか聞いてみたら

事情が事情なので

駅で交渉したら何とか早い新幹線に変更してもらうしか無いので

駄目元だけれどやってみてください、と言われました。

この間、楽しみにしていたパフェを食べながらだったのですが

砂を噛むような、とはこの事、

大好きなチョコレートの味が全く感じられず

食べるのが苦痛でしかありませんでした。

そしてやっと夫のワッフルが来ましたが

この人、一人っ子なもので食べるのがそりゃあマイペース、

普段からみんな食べ終わってまっているのに

のんびりコーヒーをすすっているような人なので

旨い旨いとホクホク味わって食べておりました

 

ホテルに荷物を預けていたので受け取りに行き

今日の空室はあるか聞いたらまだ大丈夫とのことで

もしもの時はまたお世話になります!と

タクシーで駅に向かいました。

 

駅では案内カウンターが設置されていて

変更は可能かと聞きましたら

発券カウンターでやって頂けるそうです。

行列に並んで待つこと20分、

なるべく早い新幹線に変更したいとお願いすると

なんとなんと臨時の『かがやき』が運行されるので

それに乗れるそうなのです。

 

通常変更の時は指定は取れなくて自由席しか利用できず

停車駅が少なく早く着く『かがやき』は

全席指定なので乗れないので

全駅停車の『はくたか』の自由席で

立って行く覚悟をしておりまして

JRの対応には涙が出そうなほど感動しました

 

 お陰様で新幹線は一切トラブル無しに定刻通り5時ごろに到着

乗り換えて最寄り駅まで行く在来線が

強風に弱いので迂回を考えていたのですが

雨風共にまだひどくなかったので

問題なく帰ってくることができました。

 

ありがとうJR、見直したぞJR、大好きだJR、

普段から嫌厭して、ついつい地下鉄使ってごめんね。

 

過ぎてみれば風雨が強くなったのは夜中だったので

予定通りに動いていても問題なかったとは思いますが

もう焦った焦った

今年分のドッキドキは全て使い果たしたくらい焦った~

 

そして状況によっては例外もあるから

諦めずに動いてみることも必要だと実感しました。

 

予定では駅に早めに行ってお土産を買うはずだったのですが

前日に荷物を取りにコインロッカーに行った時

時間がハンパだったから買い物を済ませていたんです。 

 これもラッキーでした。

 金沢の美味しいモノたちを沢山連れて帰ってこられましたからね。

 

という、結果的にドタバタと終わる

実に我が家らしい金沢旅行記でした。

 

お付き合いいただきありがとうございました。

 

おしまい

 

 

 

 


嵐の金沢 ③

2018-11-01 14:42:23 | 旅行記
 

 こんなにぽつりぽつりの更新なのに恐縮です。

 

 

嵐の金沢 ③

9月30日

 

朝、明るいなあと思ったら雨が止んでいました。

風はやや強かったけれど気になるほどでは無くて

ああ良かった、コレなら予定通り夕方の新幹線で

帰れるね、などと安心していたんです、

ええ、この時は…。

 

ホテルのすぐそば、

前田利家候の妻、まつを祀っている尾山神社があります。

神門にステンドグラスが入っているのが

お判りになるでしょうか?

夜はなんと明かりが灯るんです。

この神社、女子ってことで

相当おしゃれな仕上がりを狙って

相当頑張って建立したんじゃないのでは?

という気がする。

 

お庭もやたらと可愛らしい造りだったし

その気づかいは今でも受け継がれているようで

 

何だかわかりませんが

めちゃめちゃ可愛らしいカエルちゃんたち

ほら、こっちも可愛いの。

塀もかわいい

やっぱり何だかわからないけれど

何かの像。

 

そして

 

時間が早かったのでしまっていましたが

お守りなどを売っている所

すんごいおしゃれ

 

夫は蜂にご注意ください、というこの注意を

蚊にご注意ください、と読み上げて

「刺されると熱が出る蚊が居るんだろうな」と

一人で納得していました。

 

紅葉が始まっていますね。

今頃は綺麗に色づいているんでしょうね。

 

金沢城公園のいもり堀

お散歩、いい気分です。

そしてたまたま見つけたのでどこにあったのか忘れたのですが

 

神社の敷地内、だったと思うのですが

ちょっと薄暗いじめッとした東屋を覗いたら

 

泉がありまして

そしてこれが

こういう事でした。

 

煉瓦造りの建物は

石川県立歴史博物館

明治に建てられた陸軍の兵器庫を用いて

郷土資料館として開館したのが始まりです。

北陸新幹線開通に合わせて

敷地内で並立する加賀本多博物館とともに

いしかわ赤レンガミュージアムとしてリニューアルオープンしました。

 

この休憩室、評判が良いらしいです。

展示室内は撮影できなかったのですが

この博物館、本当におもしろくて

思いのほか長時間見学していました。

展示を見るだけでは無くてちょとした手を動かす仕掛けもあって

興味をそそる工夫が満点。

展示も同じようなテイストばかりにならないように

色々工夫されていて

大名行列の模型が可愛らしい木彫りのお人形だったり。

 

建物自体も国の重要文化財ですから

それだけでも見ごたえがありました。

こちらも兵庫時代の門

今回の旅行で一番楽しめた場所でした。

その上見ての通りガラッガラに空いているんです。

絶対お勧めです。

 

そしてまた

どうして寄ったのか思い出せないのですが

21世紀美術館に寄ってみたら

今日はスイミングプールが公開されていたので

写真をパチパチ。

金沢くらしの博物館です。

隣にある中学校の旧校舎。

可愛らしい建物で、昭和っぽい展示物が沢山。

 

き~んらんど~んすの

と大音量で流れている部屋に入ると

 

豪華絢爛、

金沢の花嫁衣裳の数々

この昔懐かしい顔立ちのマネキンを探してきたのが

素晴らしい。

 

ちびっこちゃんはお着物を着つけてもらえるようで

髪もアップにしてもらえるらしく

みんな、おすまし顔で見学しておりました。

 

おすまし顔といえば

 

こちらは我が家のおすましさんですが

角度を変えると

 

いいのか?

すましていてもいいのか?

 

『もかちゃんは無反応ですからにゃ~

すなわちOKなんですにゃ~よ』

 

だそうです。

 

続きます。

 

 

 

 


嵐の金沢 ②

2018-10-22 16:18:50 | 旅行記

 

嵐の金沢 続きです。

 

新幹線開通時のCMのせいか

金沢と云えば海鮮丼のイメージが付きまとい

海鮮丼と云えば観光客諸君が目指すのが

近江町市場であります。

 

色々ググってみたら地元の方的には

海鮮丼の評判は芳しくなく

海鮮丼を食さんと市場で長時間並ぶ観光客諸君は

【海鮮丼難民】と呼ばれている、とかいないとか…。

まあ、お値段を見る限りでも

房総半島で食べるよりもぐぐっとお高く

というか、どうも金沢はこと食べ物に関して物価が高く

なんだかどうしてもモヤモヤが払拭できなかったため、

 

ワタクシ、観光客の分際で海鮮丼を放棄致しました。

 

そもそもこの市場、市場というもののいわゆる市場ではなく

なんていうの?昔の商店街っぽい感じ?

市場と云うからには早朝‼と張り切って朝6時からやってくる

観光客もぽつぽついるようですが

大抵のお店は9時まで開かないらしいです。

早朝からオープンしているお寿司屋さんは

何軒かあるみたい。

 

一応一通り見て回りましたが

購買意欲はわかず素通りとなりました。

 

市場の傍にあるデパート内の【紀夫カフェ】で

お昼ご飯の代わりにパフェを食べました。

お昼の代わりに?

 

大丈夫、だってこのパフェ

 

 

 

こーんなに大きいんです。

高さ30センチ以上あるんです。

白玉やあんこやわらび餅、

抹茶ゼリーの入った大迫力のパフェは

 

 

食べるのに苦労したのはサイズのせいだけでは無かった とだけ

お伝えしましょう。

 

一度駅まで戻り荷物を持ってバスに乗り

今度こそ予約したホテルに行きました。

もうね、それは丁寧で心のこもった接客をして下さる

スタッフさんばかりで

こちらのホテルで良かったです‼

 

 

 

 

次に行ったのはこちら

鈴木大拙館

哲学者、鈴木大拙の『館』です。

英語表記はミュージアムですが、

う~ん、表すのがちょっと難しい。

 

『勿論大拙先生の貴重な資料の展示もありますけれどにゃ

見たり読んだりすることだけが目的じゃないんですにゃ~よ。

 

この空間を様々な場所や建物や角度から眺めて

色々な事を考えるのですにゃん。

ご案内によると思索するのですにゃーよ。

そして正解はにゃい‼

 

いうなれば京都龍安寺の石庭の様な…

 

口コミでは外国人の見学者が

白い「思索空間」という建物で

物思いにふけっておられたのに

どかどか入って来た日本人のグループがやかましくて

眉をひそめて出ていかれたので

日本人として恥ずかしかった、

にゃんて書かれてしましたにゃ。

 

おかあさんたら、

日頃のおバカさんを封印して

 精いっぱいのインテリジェンスをかき集めて

浮かないように、ご迷惑をおかけしないように

振る舞ってきましたかにゃ?』

 それがですね、

まさにいらしたんですよ、外国人のカップルがね。

そして言葉も交わさずじーっと池を眺めていたのですが

 

そのうちにイチャイチャし始めたので

退散しました

 

とまあ、色々ありますが

こんな素晴らしい施設が300円で見学できるなんて

驚きではありませんか‼

これから紅葉のシーズンを迎え

きっとますます美しい姿を見せてくれることでしょう。

 

建物の外にはお庭があって

 歩いて行くとさっきのお池に出ました。

 という事は

 

見ようと思えば無料でも…

 いや、絶対に全部を味わった方が良いので

300円お支払いして中も見学して頂きたいです。

 

ここは兼六園の傍で博物館や美術館が立ち並び

それぞれが庭園でつながっているような

立地なので

 お庭を通って移動します。

 

本多家のご門跡

 本多家の敷地跡は本多公園として整備されています。

 美しい日本庭園を堪能しながら向かったのは

金沢21世紀美術館。

この頃には雨脚もかなり強くなり

チケット売り場は長蛇の列でしたが

ここが見たくて金沢に来た様なものなので

我慢して並ぼうと思っていたんですよ。

 

でも、ふと見たら

 

一番の目玉のレアンドロのスイミングプールが

 思いのほかこじんまりしており

「内湯?」って思ったら内湯以外に見えなくなり…。

 

ここは無料エリアでプールの中から見るには有料エリアに

入らなければならないのですが

雨のせいで見学者も多く、

きっとプールの底では沢山の人がひしめき合って

上を見上げているんだろうと思うと

入る気が無くなってしまったので

無料エリアのみ見学することにしました。

 

見られないと思っていたウサギちゃんの椅子は

予想外に無料エリアに無造作にあったので

 座って写真も撮れたし

 

屋外は勿論無料。

 建物自体が見ごたえがあるので

 十分楽しめました。

 

有料エリアに入らず時間が余ったので

 行かないつもりだった長町武家屋敷跡に行ってみました。

 街の一角に和風庭園。

 ひがし茶屋街などと違って

町家を守り生活されているお家が多いので

 騒がないでください、という注意が書かれていました。

 

茶屋街とは違う

 重々しさのある造りです。

 

特徴のある塀。

 こちらにもあります。

 なんとこれ、大きな病院の塀です。

 

雨の中を歩くのは大変だけれど

 風情があって美しいです。

 

翌日行く予定のチョコレート屋さんを発見

 うんうん、いい感じ

明日きましょう。

 

この近くに行こうと思っていた回転寿司やさんがあるので

場所を確認しようと思ったら、

なんと、閉店しちゃってて‼

一度ホテルに戻りフロントで美味しいお店を

教えて頂きました。

 

結局ね、金沢駅前の

『もりもり寿司』

行くつもりだったのはもりもり寿司の別の店舗だったんですよ。

だったら初めからこちらを選んでいれば良かったのになあ。

無駄に駅まで2回行くことになりました。

 

金沢は回転寿司のレベルが高いと評判で

 まあ、回転寿司とはいえそんなにお安くは無いのですが

 

美味しいお寿司でした。

 のどぐろも食べました。

 

カウンター席だったのですが、

店長さんが本店か本社かの上司とずっと電話をしていて

明日は営業を切り上げて早く閉店する、という

交渉や

バイトさんに休んで良いよっていう連絡を

延々されているのが聞こえて来て

 

え~、台風そんなに影響ある?

 

金沢の夜、暗雲が立ち込めて参りました。

 

続く

 


嵐の金沢

2018-10-19 16:38:39 | 旅行記

 

 

ぐっすり寝ているらってくんのクッションは

いつものようにおねこよし茶とらで

 

まさに障害を乗り越えてのにゃかよしで

それを黙って受け入れている風なすまし顔のちーのくんですが

 

 実は

余計な一仕事を終えたところです。

 

近日中に…なんて言いながらズルズルしてしまい

このままでは一月経ってしまいそうなので

慌てます。

 

9月末、超大型台風が迫る中金沢に行ってまいりました。

まさかあんなに進路が曲がるなんて思っていなかったし

(予報ではまっすぐ中国に向って抜けるはずだったんですよね)

あらまあ、これは直撃するよってなった頃には

ネットのツアーだったから

キャンセル料金が高くてほぼ全額とかだったので

雨風に打たれるのは覚悟で強行したのです。

結果的に、覚悟をしなきゃいけないのは

雨風では無かったんですけれどー

 

行先が金沢に決まった時

夫は車で行く!と言っていたんですが

一泊しかできないのに車で行っても観光ができない!

という事で

 

北陸新幹線かがやきで行きました。

 足元が広々して快適でした。

 金沢に到着して、

先ずは荷物を預けてしまおうと

駅から5分ほどのホテルに向かいました。

ホテルマイステイズプレミア金沢、に行ったのですが

予約が入っていないと言われ

予約券を見せたら予約をしたのは

金沢ニューグランドホテルプレミアで

フロントの女性に予約券を文字通り

突き返されました

 

まあ、気づかない我々が悪かったんですけれどね、

突き返すことは無かろう

 

車で行こうとしていた時にホテル予約だけ取ったのですが

それがこちらのホテルで

新幹線で行くことにして新たに予約した時に

間違えて兼六園の方のエリアのホテルを選んでいたんですね。

 

とりあえず荷物はコインロッカーに預け

気分も新たに観光開始。

 

金沢駅のシンボル、鼓門

 どうして朱色だと思い込んでいたのかなあ?

 

 金沢駅からバスに乗りひがし茶屋街に向かいました。

精算は降りる時だったので車内で50円玉を二枚夫に渡したら

このおっさんたら、幼児ばりになにやらグズグズしやがりまして

いや、百円玉持ってれば渡してるって‼

わたしなんか50円玉と10円玉5枚だよ‼

それだって同じお金だよ‼

50円玉がみっともないってなにそれ?

という『事件』がありましたので

 

ひがし茶屋街を歩きつつ

「うわ~ステキ!とってもステキ!

 

 でも気分が悪くて全然楽しめな~い

等とネチネチ嫌味を言い続けてやりました

(ほぼ午前中一杯言い続けてやりました

ひがし茶屋街は人が多くて写真が撮り辛く

興味があるお店も無かったので

する~っと通り抜け

 

裏手の卯辰山に出ると全く人がいなくなり

 こんなワクワクの坂道を上り

 

脇にそれて階段を昇り

 眺めがよいという宝泉寺に行きましたが

 

 

 

確かに眺めは良かったものの

 これどこ?って眺望だった。

 

雨は結構降っていましたが

風が無いのでそんなに辛くは無かったです。

 

見えているのは子来町緑地というそうです。

 ひがし茶屋街には引き返さずに坂道を上り

 

卯辰山をちょろっと散策しながら

 街に下りて行きました。

 

金沢は戦時中空襲に合わなかったため

古い建物がたくさん残っており

 

古民家カフェが沢山。

 浅野川沿いを歩き

 中の橋を渡り主計町茶屋街に行きました。

 (知らないおじさん)

 

隣は浅野川大橋です。

 ずらりと並んだ町屋。

 

町家の軒下に

 何故か知足のつくばい。

しかも斜めに

 

ひがし茶屋街の町家はカフェや色々なお店になっていたり

置き屋さんを見学出来たり資料館があったりするので

観光客がわんさと集まりますが

 主計町の町家はその多くが町家民泊になっているので

ぐぐっと静かになります。

 

川沿いの表通りから入って行くとほの暗い細い裏通りになり

更に細い路地の先には

暗がり坂。

 かつて旦那衆が人目を避けて茶屋街に遊びに出かけるのに

通った小道だと言われています。

 坂の手前にあるお店の入り口の戸が可愛かったんです。

 金沢ってウサギと関りが深いのかな?

ウサギの図柄をあちこちで見かけました。

 

もうちょっと進んだ所に似たような路地があって

今度の坂は 

 明かり坂。

 

特に名前の無い坂でしたが

金沢市の依頼で

五木寛之氏の小説の中で登場人物が命名しました。

明るいかと聞かれると

 暗がり坂と変わらない気がする。

 

明かり坂のたもとで見つけたのは

 ヨウシュヤマゴボウ。

夫はこれ見る度に

「これだけ旨そうなものをよくぞ食べずに我慢したと

子どもの頃の俺をほめてやりたい」

としみじみ言いますが

 

 

いくら昭和の子どもだったからって

普通食べないよ。

 

ほら、またウサギちゃん。

 主計町を抜けて大通りに出て

 柳宗理デザイン研究所を見学しました。

柳宗理と云えば調理用品と椅子、のイメージだったのですが

建築デザインも多数手がけていて

その作品は建物のみならず橋なんかもあって、

すごく面白かったです。

小さいスペースなんですが見ごたえたっぷりでした。

 

建物を通り抜けると泉鏡花記念館

 外観だけで大満足し眺めて終了。

 

こちらは金沢美術工業大学が運営していて

 子ども向けのワークショップなども行われているそうです。

 

ちょっと先に進むとあるのは蓄音機博物館だったかな?

ずらりと並んだビクター犬。

 

蓄音機に耳を傾けているんですよね。

 10センチくらいのサイズのが何故か実家にあったけれど

こうしてしみじみ見ると可愛らしくて

探して持ってこようと思いました。

 

続きます

 


行くぜ東北 その3 平泉 中尊寺

2017-10-13 12:10:00 | 旅行記

 

夜降った雨も朝にはあがり晴れてきました。

今日は一路内陸に向かいます。

気仙沼の海を一目も見られないのはとっても残念。

ぜひぜひまた訪れましょう。

ところでわたし、気仙沼という地名を小学生の頃から

知っておりました。

当時欽ちゃんの番組に一般公募で選ばれたというタレントさんが出ていて

気仙沼出身で東北弁で話すことから気仙沼ちゃんと呼ばれていたんです。

現在は気仙沼に戻り民宿を経営されていらっしゃる気仙沼ちゃん

被災されたものの必死に民宿再建を目指し

予定よりもずっと早い再開を実現されたんだそうです。

 

何だかね~、

歳をとったせいなのか

こういう景色が心に沁みるんですよね~

なんてすばらしい眺めでありましょうか。

 

赤い鉄橋は鉄道かと思ったら

いやいや、我々も

 

渡るのだ~‼

そんなこんなで1時間半ほど、

岩手県平泉の世界遺産中尊寺に到着しました。

 

入り口から月見坂を登って行きます。

金色堂までは約800m、

この坂が結構急で

 

行ってみたいこと、やってみたいことはいつかそのうちと言わず

今のうちにやってしまおう、という最近のポリシーを

改めて再確認です。

これからどんどんガタが来るお年頃ですものね~。

 

立派な杉の木が聳え立ちます。

しばらく進むと弁慶堂がありました。

奥州藤原氏の四代目秀衡は

奥州に逃げ延びて来た源義経をかくまったとされています。

それをきっかけに

約100年間栄華を極めた奥州藤原氏は滅ぼされてしまいました。

男気溢れる話なのに、何だかとってもお気の毒

 

前九年後三年の役で亡くなった命を平等に供養しようと

開山された中尊寺、

金色堂までの道々、沢山のお堂が点在しています。

紅葉の季節になったら素晴らしいでしょうね。

 

どちらを向いても風情があってワクワクします。

まあステキ、きゃあステキと言いながら進んできますと

 

何故だろう?

グリーンティではないのか?

グリーンティではだめなのか?

 

本堂の隣の立派な鐘。

どんな音がするんでしょうね?

 

中尊寺、何と基本的には拝観料が要らないんです。

金色堂の見学のみ800円が必要になります。

 

いよいよ金色堂の見学です。

残念ながら覆い堂内は撮影禁止。

金色堂はキンキンピカピカは勿論ですが

細かい螺鈿細工が一面に施されていて

それが尋常じゃない細かさで

かなりの凝り性の方が携わったんでしょうね。

螺鈿に彫られた1㎜以下の線とか

よっぽど近寄ってみないと見えないので

当然見学者からなんて見えないんですが

入れずにはいられない極め人の仕事。

ちまちまの先輩として大いに尊敬したのでありました。

 

こちらは旧覆い堂。

金色堂は築後30年ほどから覆い堂がかけられていたのではないかと

考えられているそうです。

やっぱり傷みが気になるよね~って思ったのかしら?

 

ご存じ、松尾芭蕉もやって来た。

「夏草や 兵どもが 夢の跡」

は有名ですが

中尊寺ではなく毛越寺で詠まれた句です。

中尊寺で詠まれたのはこちら。

「五月雨の 降残してや 光堂」

 

 

 

能楽堂がありました。

豊臣秀吉の甥、関白秀次もここから能を鑑賞したそうです。

 

「何事ももう一度考えて言うように」

この言葉、夫の座右の銘とさせていただきます。

 

仙台で食べそびれたずんだ餅、駐車場に並ぶ食堂で頂きました。

奥はえごま餅です。

実はわたくし、ずんだ餅が苦手。

えごま餅があって良かったです。

毎日お店でついているというおばちゃんたち自慢のお餅

とっても美味しかったです。

 

さて、この後仙台に戻りお昼ごはんは牛タンを堪能する予定だったのですが

狙っていた牛タン屋さんが大行列で

しかも近辺の道路も大渋滞で断念。

どこかのサービスエリアで食事をすればいいかと高速に乗ってしまったのですが

どうもいまいちピンとくるものが無くて

結局たい焼きを食べたのみでウチまで我慢でした。

昨夜牛タンを食べておいて本当に良かったです。

牛タン牛タンって言いましても仙台の牛タンはほとんどがオーストラリア産、

仙台市内で散々牛タン利久を目にしましたし

どこの利久もきっと同じように美味しい牛タンを

食べられるのではないかと思うのでありました。

 

という訳で駆け足でしたが楽しい東北の旅でした。

震災はまだまだ終わっていないんだ、と改めて実感し

けれども負けまいと頑張るパワーを感じる事ができました。

東北に行って良かった‼

次に訪れるときには更に元気になった東北に会えますように。

 

お付き合い頂きましてありがとうございました。

 

 

 

 もかちゃんが

 ソファの背もたれの上でのびのび寛いでいるので

 傍に行けないきりちゃんは

 

 

 

ちーのくんで寂しさを紛らわせておりました。

 今日もまた

 都合よく利用されて

 不愉快なちーのくん。

 

でもじっと我慢なんですよ。

 「おねこよしなんで

 

きりちゃん、

ちょっとは感謝しましょうね。

 しないでしょうけれどね