文化逍遥。

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『ちばの縄文』

2020年12月14日 | 考古・エッセイ
 12/12(土)午後、千葉市中央区青葉町にある「千葉県立中央博物館」に行ってきた。昨日12/13までだったが、『ちばの縄文』という企画展が行われていた。


 ここまで、我が家から自転車で35分くらい。曇っていたが、気温は15度ほどで寒くはなかった。入館料は500円だが、23ページほどの小冊子をくれる。





 現在確認されている貝塚の3分の1は千葉県内にあり、その数では最多だ。その千葉県の貝塚から出土した様々な縄文期の遺物は、上野の国立博物館など県外の施設に所蔵されているものや個人蔵のものも多い。そんな、言わば「流出」した遺物の中から選りすぐりのものを、今回特別企画として「里帰り」させて展示されていた。
 特に、黒曜石の石器や土偶が素晴らしかった。土偶は手のひらに載るほどの小さなものばかりだったが、見ていると何か吸い込まれそうで、神聖なものに出会ったような気さえした。

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