文化逍遥。

良質な文化の紹介。

耳栓

2018年10月12日 | 音楽
 昨年、三半規管の異常とみられる目まいに襲われ、特に左耳が大きい音にさらされると今でも軽い目まいを感じることがある。なので、ライブの時なども耳栓を左耳には使っていた。その耳栓も古くなったり、失くしたりしたので、新たに買い求めることにした。ネットで良いものがないかと探していると、ミュージシャン向けのものがあった。欧米では、ライブハウスやクラブなどで働く人達、あるいは地下鉄や建設工事などで騒音にさらされる人たちが難聴になりやすい事が問題になり、必要な音は聞こえるが全体に音圧を下げられる耳栓(イヤープラグearplugs)を使うことが推奨されているらしい。
 成田のサウンドハウスでも取り扱っており、大きさや種類もいろいろ。値段も、ペアで1000円位から、高いものでは射撃用の特殊なもので3万円を超えるものまで様々。どれを買ったら良いかわからないので、取りあえず、ETYMOTICというメーカーのミディアムサイズとラージサイズの2組になっているものを買った。値段は、2300円程。


 左が大きめのもので、右が標準タイプ。大きめのものを耳にフィットさせるとかなり音は減衰する。が、どうしても耳が痛くなってくる。途中まで耳に差し込む感じでリゾネーターギターを弾いてみたが、かなり効果があった。気長に、自分に合う使い方を試してみたいと思っている。他のメーカーのものも試してみたくなった。その分、お金がかかるのだが、聴力は一度失えば戻らない、とも言われている。難聴になれば医療費もかかるし、大切な耳を守ってくれるなら、多少の出費は惜しくは無いように思うが、どうだろう。

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