晶月のほっこり・おつきみじかん ~エガオールのこと 風水のこと 川柳のこと 日々のつれづれを大阪から~

株式会社エガオール代表の土本晶子です♪ HPは「エガオール」で検索を(http://www.ega-all.com)

【初詣の疑問】 お賽銭と鈴 どちらが先?

2013-12-31 02:16:06 | ほっこり講座
こんにちは。

年越しそばが気になり始めた、しあわせアップコーディネーターの晶月です。

いよいよ今年の最終日となりましたね

明日になれば2014年。新年です。

新しい時間の到来に願いを込めて多くの方が初詣に行かれます。

数字がちょっと古いのですが、2009年度警視庁経由の発表によれば参拝者数は三が日でのべ9,939万人にも上るそうです。

国民的行事の初詣について、知っていそうで曖昧なことってありませんか?

神社でもお寺でもどちらを詣でてもいいのですが、今回は神社の初詣での作法をご案内します。



初詣のタイミング

三が日と言われる1月3日までにお詣りに行くのが初詣ではありません。

「松の内」と言われる1月7日までを初詣と言います。
このタイミングを逃してしまった場合は1月15日の「小正月」までに行くといいでしょう。

大晦日から元旦にかけての深夜に詣でるのは「二年参り」と言ってより大きな福が得られるとされています。




お賽銭と鈴の順番

神社の鳥居をくぐる時は軽く一礼をして真ん中を通るのは避けます。
(真ん中は正中という神様の通る道)

次に手水舎で手と口を清め本殿に進みます。

ここでまずお賽銭を賽銭箱に入れます。
この時にえいや~っと投げ入れないでください。そっと入れるのが神様に対しての礼儀でもあります。

その次に鈴を鳴らします。

それから二礼二拍手して祈願を。
せっかくだからということで、ついついたくさんをお願いしてしまいがちですがここはひとつに絞ったほうがいいです。
叶えてもらおうという一方的なお願いではなく、聴いていただくという意識を持ってお詣りください。

そして最後に感謝の一礼をします。

鈴、拍手 共に元気な音で邪気を祓って神様にご挨拶しましょう。



おみくじはお詣りが終わってから
これは楽しみでもありドキドキの瞬間でもありますね。

読み終わったら結んで帰ることが一般的になっていて、神社によっては結び用の綱を用意しているところもあります。

しかし、おみくじは持ち帰ることをお勧めします。

これは諸説あって統一はされていません。

恐らく凶みくじを持っておくことを嫌ったためではないでしょうか。
しかし、おみくじは神様からのメッセージだと捉えるとすべて受け入れることがふさわしいように思われます。

私は最初にいただいたお知らせとして1年間手帳に挟み、何度か読み返しています。
そしてその次の初詣に納めるようにしています。


習慣のようになっているお詣りも神聖な行事です。
神様へのご挨拶と捉えてハレの場所にふさわしい服装でお詣りをしてください。
「そのまま着ました~!」のジャージはNGですね。


新年のお詣り、どうぞ新しい気持ちで感謝をもって新しい時間をいただきにお出かけください。