今日から6月。水無月(みなづき)。
水の無い月ではなくて、これは10月の神無月(かんなづき)が「神の月」と言うのと同じで「水の月」ということです。
月の干支は、6月5日(芒種)より「戊午(つちのえうま)」土行と火行の相生コンビです。(午の季節は夏を表します)
暦は火ですが実際は梅雨真っ盛り。水の気が多い季節です。
風水で「水」は財運と健康運を左右します。
梅雨の季節、湿気には陰の気が宿りやすいのでできるだけ早めに乾かすことをおすすめします。
(速乾性の素材を使う、乾燥機を使う、換気扇をつけておく、除湿器を使うなど)
また、押し入れや納戸に隙間を作ることも気の循環を促します。
季節の変わり目は心が揺れやすい時でもあり。
人も自然の一部と見る風水や東洋易は四季の境目を気や運気の節目と見ています。
季語を持たず心を詠む川柳もこの時期は季節の移ろいに想いを馳せる句が多くなります。
『衣替え待たずに割れた貝ボタン』
桂 晶月
川柳文学コロキュウム44号 フィッシュアイ より