晶月のほっこり・おつきみじかん ~エガオールのこと 風水のこと 川柳のこと 日々のつれづれを大阪から~

株式会社エガオール代表の土本晶子です♪ HPは「エガオール」で検索を(http://www.ega-all.com)

完璧は目指さなくていい?「すき間」を作ろう

2013-05-28 07:11:13 | 開運ほっこり
皆さんは自分のスキルや能力に「これは100パーセント!」というものがありますか?

一度、堂々と言ってみたいと思うのですが・・・もしそうなら、違った人生を歩んでいるでしょうね~(笑)

香港風水の鑑定では家の「欠け」について、凶意を持っているものとして対策を採っていきます。

水晶を埋める、低木を植える、ウッドデッキを作るなど、家をきれいな長方形、四角形、つまり100パーセントに見せる方法です。

風水は気のバランスを重視するので「欠け」があると家を取り巻く気がガタガタして住人に良くない影響が出ると言われます。

風水のいいところは対策があるところ。もしご自宅に欠けがあったとしても適切な鑑定と対策で凶意は防ぐことができます。

家の欠けは無い方がいいのですが、人の場合はどうでしょう。

「私は完璧!」と言葉にしないまでも、態度や言葉に見られる時は何かと周囲との軋轢を生みがちです。

困ったことに本人がわかっていないことが多く、周囲との距離がどんどんできてゆき裸の王様状態になることも。

もちろん物事は「達成」を目指して進めなくてはいけませんが、人自身は少し“すき間”を持っておいた方が周囲との関係は円滑です。

このあたり、人はやはり感情のある生きものなのでどうしてもやっかみや劣等感を招くのでしょうね。

豊臣秀吉が五八歳にして授かった男子(次男。後の秀頼。長男は夭逝)鶴松を「捨て子は育つ」の格言に従って「棄(すて)」と名付け
その後「お拾い」と名付けたのは、将軍の子どもは生まれた時から完璧であり、それは天に狙われる、
そして天に召されるのを恐れたからと言われています。

完璧を目指すことは正しいことです。
しかし“すき間”を持っている人の周りにはいつも人がいることも確か。

グラスいっぱいの水は注いでも注いでもこぼれるばかりですもんね。


太極図。陰陽が融合してひとつの形になっています。