読売新聞の「人生案内」が好き。
毎日いろんな相談が寄せられて、数名の回答者が順番で応えるもの。
過去、「人前でおならがよく出て困っています。」や「嫁があまりにもよく暴れます。」「17歳年下の彼(同性)がいなくなってしまいました。」
などなど、毎回読むたびに本当に人の悩みはいろいろあるんだなあ~と痛感しています。
数日前のご相談。“ドケチ”に疑問を抱かれた相談者。
いままでは特に気にすることなくケチは褒め言葉と思っていたそうですが、急にどうされたんでしょう。
何と比較してそう思ったのかどうかは不明です。
自分が「よし」としていたことが、ある日揺らぐことがあります。
それは「比べる」ことから始まったりしませんか?
何かのマニュアルと比べると違っていた。大多数の考えと違っていた。イレギュラーなケースだった。
「こうあるべき」や「こうなった時はこうしましょう。」「これはいけない考え方なのでこう考えましょう。」
最近は手取り足取り教えてくれる本やセミナーがあるのですが、いったいこの基準は何なんでしょうかね。
私も周囲とよく比べる性分で、違うところや足りない部分が気になってしまいます。
気になった時は、何かに「正しさ」を求めにいってしまうのですが結局しんどいだけで答えはないんですね。
自分にないものは相手にも求められないですよね。
正しくいるより幸せでいたいなと思うのです。
さてさて・・
上記のご相談、回答はいかに?
正しいか正しくないかの答えはなく、「ケチ道に邁進してください。」と(笑)