千葉大好きなおじさん!!!!

横芝光町を中心に田舎ライフを楽しんでいるおじさんです!
台湾から来日してN年になりました、とにかく千葉大好きです!

我々は百年前より賢くなった?

2020年05月23日 07時25分20秒 | 地方再生の試み
Stay safe期間における過ごし方提案  第五十一弾
我々は百年前より賢くなった❓
「WHO設立も109年前に及ばず」出来事😷

1911年、中国発ペスト発生で6万人死亡した。この出来事は何人知っているだろうか❓当時清国の責任者伍連德先生が取った対策は、百年後の今日でも、立派に通用していることは、まだ何人知っているだろうか❓
 最近の新型コロナ事態を1911年に発生した中国東北地域のペスト事態と比較してみよう。1911年9月、当時の清国とロシアの国境地域で「肺ペスト」が発生した。ロシア地域の国境付近で劣悪な住居環境で集団居住していた労働者と猟師の間でペストが拡大した。
 同年10月には黒龍江省満州里に広がり、3カ月間に満州里で392人が死亡した。その後、ペストは満州里からハルビン、長春、吉林など中国の鉄道に沿って各地に広がったという。東北地域でこのペストに約6万人の死者を出した。
 1911年4月3日、瀋陽では12か国から伝染病研究者33人が出席した会議が開かれた。ペストのためだった。
 会議は26日間も続いた。これは世界史上初めて開催された国際ペスト会議であり、中国史上初めて開催された国際科学会議と評価されている。
 「万国ペスト研究会」を結成した出席者らは、「肺ペスト」という新しい疾病を発見した伍連徳を会長に選出した。伍連徳は、我々が現在着用しているマスクを最初に開発して使い始めたペスト防疫の英雄と評価されている。
 しかし今回の新型コロナ事態への対応では、国際社会が協力をせず、自国の防疫に焦点を合わせているという皮肉な事態が目に余る。
 今回の新型コロナ防止のために世界的に施行されている旅行制限、外出禁止、マスク着用、衛生強化、指定病院などの措置は、110年前の中国東北地域で施行された対策を模倣しているレベルしか過ぎない。しかし、今日国際社会が新型コロナ対応で分裂している、アメリカのCNNが「当時、瀋陽には政治家はいなかったし、ただ政府間の対応の必要性と世界的な保健機関が必要だと考えた科学者だけがいた」とし「国際社会が政治色を捨てて科学・保健の側面で今回の新型コロナ事態を眺めるべきだ」と強調した。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする