「徹。準備が出来たから、良かったらお友達も一緒にお食事しましょう」
キンケイドは僕の方を向くと、
「そうだな。今日はクリスマスだ無粋な話しはまた今度な」
そして、彼は扉を開けると、
「有り難うございます。奥さん。ですが、ちょっと私も用事があるのでこれで失礼しますよ」
と、僕の方を向き直して、にやっと笑った。
「ああ、そうだ、トール!言い忘れてたよ。プレゼントは2回、振るもんだぜ」
と言い残し帰っていった。
「プレゼント・・・。2回・・・?まさか?!」
僕は急いで駆け上り、さっきの空箱を2回振った。
すると、中から小さなマイクロチップが出てきた。
「徹。どうしたの?」
階下から母の声がして、「な、何でもないよ!」と慌てて返事をした。
僕はマイクロチップを元の箱に戻すと、再度2回振った。
チップは無くなっていた。
「これは何なんだ?」
マイクロチップを箱ごと引き出しにしまうと僕は階下へ向かおうとした。
その時、一瞬、視界が大きく歪み、僕はバランスを崩して、そのまま階段を踏み外してしまった。
勢い良く階段を滑り落ち、貧血に似た症状を起こした。
足を折ったかもしれない・・・
僕は手すりにつかまり起き上がろうとしたが、血の気が引いて意識を失ってしまった。
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キンケイドは僕の方を向くと、
「そうだな。今日はクリスマスだ無粋な話しはまた今度な」
そして、彼は扉を開けると、
「有り難うございます。奥さん。ですが、ちょっと私も用事があるのでこれで失礼しますよ」
と、僕の方を向き直して、にやっと笑った。
「ああ、そうだ、トール!言い忘れてたよ。プレゼントは2回、振るもんだぜ」
と言い残し帰っていった。
「プレゼント・・・。2回・・・?まさか?!」
僕は急いで駆け上り、さっきの空箱を2回振った。
すると、中から小さなマイクロチップが出てきた。
「徹。どうしたの?」
階下から母の声がして、「な、何でもないよ!」と慌てて返事をした。
僕はマイクロチップを元の箱に戻すと、再度2回振った。
チップは無くなっていた。
「これは何なんだ?」
マイクロチップを箱ごと引き出しにしまうと僕は階下へ向かおうとした。
その時、一瞬、視界が大きく歪み、僕はバランスを崩して、そのまま階段を踏み外してしまった。
勢い良く階段を滑り落ち、貧血に似た症状を起こした。
足を折ったかもしれない・・・
僕は手すりにつかまり起き上がろうとしたが、血の気が引いて意識を失ってしまった。
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