乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

ピアノ三昧おひな祭り

2005年03月03日 21時57分40秒 | ピアノ・音楽


今週は何かと、用事が多くて出かけてばかりいたので、今日は腰を据えて(~_~;午前中、ピアノの練習をやりました。
昨日、午前は街まで、午後はご近所のイオンまでと駆け足で(実際は車でだけど^_^;)
あわただしくしていて、そのせいかピアノ弾いていても
頭と身体と腕と指と、どうも繋がらないと言うか、バラバラではぁ~(-_-;)って感じでした。
ここに来て、「水の戯れ」と「三度のエチュード」で、指使いを変えたりもして、
それは弾きやすくするためなんですが、それで四苦八苦している、というのもあります。σ(--#)
が、今日は、朝から身体がなんだかいい感じで使えているようで、指も良く廻っていい感じ♪
特に、三度のエチュードの時に、巧く体が使えてスムーズに弾けるところの感覚を、
別のところでもできるように、とやっていたら
数回、「あ、今のだ、これ」というのがあり、そのときは本当に楽に綺麗に弾けました。
これがいつもできるようになるといいんですけどねえ、って・・・
いつもできるようにやっていくのが練習なんだけど。。。(^◇^;)
エオリアン・ハープとポロネーズも曲の流れやタッチに気をつけつつ、やりました。
この調子で明日もできるといいな♪

午後からは、おひな祭りのちらし寿司の準備しながら、
先日スカパー!でやっていた「今週のピアニスト~鈴木弘尚さん」の映像を(お友だちが録画してくれた)エンドレスで観ていました。(^o^)

昨年びびと聴きにいった埼玉の演奏会から、
アンコールのチャイコフスキー「秋の歌」、それとクライスラー/ラフマニノフ「愛の喜び」をピックアップしていました。
ナビゲーターの諌山隆美さんが、ここぞ、と言うポイントを楽譜で示しながら解説されていくのですが、
細かく細かく観ていくと、なおさら鈴木さんの表現力の豊かさ、完成度の高さが際だっているのが
わかり、「わぁ~」っと思わず声が出ました。
音だけ拾うと、何と言うことのないパッセージでも、鈴木さんの手にかかると
途端に生き生きとして、曲に生命が吹き込まれるとはこういうことなのかなあと
感嘆しました。

夕食の支度は昨日買ったブライロフスキーの愛奏曲集とリヒテルの「ヴィルトゥオーソ」のCDを聴きながら。
ブライロフスキーは「水の戯れ」が入っていたので買ったのですが、ショパン、リストの他、ベートーヴェンなどお馴染みの小品が入ってて、とても楽しめます。
今から60年以上も前の演奏は、録音こそ悪いものの、すごくセンスが良くて、お洒落で、小粋。
サロンでの演奏会を聴いているような雰囲気が漂います。

リヒテルは今回、シリーズとして4枚発売された中の一枚。
「ヴィルトゥオーソ」というタイトル通り、ショパンとリスト、シューマン、ブラームスなどのいわゆる超絶技巧曲がずらっと並んでいて圧巻です。
特に三度のエチュードのスピードと精確さには、人間業か?(O_O)と耳を疑うほどでした。
超絶技巧だけをひけらかすような演奏ではなくて、そのクォリティの高さで曲の良さを極限まで高めているのが本当に素晴らしいと感服しました。
バッハ「イタリア協奏曲presto.」、リスト「鬼火」、ブラームス「ラプソディ変ホ長調Op.119-4」など、好きな曲がますます好きになりました。(^o^)



ということで、今日のおひな祭りのお祝い食。
定番のちらし寿司は、玄米と梅酢で。そぼろはお豆腐と蒸したかぼちゃです。
少し、義母にもお裾分けしたら、とても喜んでくれました。
潮汁のハマグリは、らでぃっしゅぼーやで買ったのですが、すっごい大粒で、いつものお椀に入らず、お椀を急遽変えました。^_^;ものすごく肉厚で美味しい身でした。
わらべ村から取り寄せてあった一口コーフーカツと特選コーフーカツを揚げて。
デザートは、苺とバナナと桜餅と、義姉がお土産に買ってきたショートケーキ・・・。と盛りだくさん。私は苺をいただきました。
実は、桃の花と菜の花のアレンジがあったのですが、早めに飾って置いたのが災いしたのか、家の中が暖かくて乾燥しているためか、一昨日ぐらいに枯れてしまって・・・。(;^_^A アセアセ…
で、昨日買ってきたピンクの薔薇を食卓に置いています。

夫が早めに帰宅し、にぎやかにお節句のお祝いをしました。