乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

お片づけ、そしてピアノのこと少し

2005年02月13日 21時18分47秒 | 日々・暮らし


三連休ももう終わろうとしています。札幌雪まつりも今日で幕を閉じました。
真駒内会場は、自衛隊の支援がもう、受けられなくなると言うことで、今年で四十年の歴史に終止符を打ちました。残念な限りです。

さて、我が家の三連休は、散らかりきったびびの部屋のお片づけ、ということで
終えました。^_^;
一昨年ピアノ室を増築する際に、隣接するびびの部屋も少し広くし、リフォーム。
それまであったアップライトピアノもなくなり、我が家で一番の広さを誇るびびの部屋なのですが、これがもう・・・見事なくらいに散らかし放題、で、とにかくモノが多すぎて
どこに何をしまったらいいか、と言う前にどこに何があるかてんでわからない・・・(^_^;
と言う状態だったのです。

日頃、私と似てだらしない上、あまり部屋のことに頓着しない夫が
「この三連休はびびの部屋を片づける」と宣言し、びびと2人で取りかかり始めたのが一昨日。
まず、PCでお片づけの計画を立て(さすが、職業病・・・・(^^ゞ)黙々と作業をしていました。
普段は本当に何もしない夫なのですが、やると決めたらやる!というところは私とは大違いです。(^^;)
案の定、一日では終わらず、昨日も今日もずっとやっていました。

モノを整理してしまい込んだ段ボール箱と、何袋にもなったゴミの山が
今、リヴィングや廊下を占拠中です。(~_~;
そうなってくると、新たに収納家具が必要になってきて、
それで昨日、私のピアノのレッスンのあとに
ロフトなどで収納ツールを見て回り、カタログ等をたくさん持ってきました。
まだ、どれをどうする、というところまでは決まってませんが、近いうちにピックアップして
購入する予定です。


今日の午前中のびびの部屋の様子。これでも大分片づいたんです。(^_^;


今日の夜です。とりあえず、見苦しいモノは見えなくして、おひな様をやっと飾りました。

この機会に、ピアノ室も少し整理整頓しなければ、と焦っている私です。σ(--#)
楽譜を収納するシェルフ、今のではもう手一杯で、もっと収納力のあるのをと思ってるんですけど、なにかいいのありませんでしょうか?

ピアノのこと少し。
今日は、私も片づけにいろいろ携わったのでピアノの方は昨日のレッスンを振り返り、レッスン日記を書いて弾く方はほんのちょっと。
が、さっそく昨日のレッスンの効果が!?
少しテンポを速めて、そして昨日言われたことを念頭に弾いてみると、それだけで昨日とは見違えるように音が揃うようになった!これは超うれしいです!(^o^)
それから、今日は数小節しかできなかったけれど、とってこない形での(これ、何のことかわからないと思いますが(^_^;)スタッカート練習、ノンレガート練習、も明日からやろうと思います。
この練習は「エステ荘の噴水」でもそう言えばやったなあと、思い出しました。
ああ、あそこでやったことがここでも、そして至る所に役立つのだなあと、実感。
(とは言っても、身につけることは容易ではないのですが(^_^;)
やはり、今私が受けているレッスンは、単に一つの曲を弾けるようにする、というような
狭い了見のものではなく、どんな曲をやる上でも本当に実になる大切なモノなのだなと、
改めて感動しています。

まずは、美しいピアノを奏でるには、美しい環境作りもせねば・・・・ですね。(^^ゞ


レッスン日記

2005年02月13日 13時28分05秒 | ピアノ・音楽




昨日は30分レッスンだったので、「水の戯れ」のみ。

全部通して弾くけれども、どうもぎこちない。最後の右手のアルペジオも揃っていないし、弾きづらい感じだなあと思っていたら
まず、タッチが丁寧すぎるとのご指摘を受けました。^_^;

いつものように?指先への気遣いはすごくよくやっているのですが、
その時の肩や肘が余計な動作が多すぎるようです。
それがスムーズな運指に支障を及ぼしているようで。
また、両手交差の時は、よけない力が抜けて余計な動作も減るのか
比較的バランス良く打てていて、メロディと伴奏のバランスも良いのですが、
単純に右手がメロディの時に「良く響かせよう」という意識が強すぎて
丁寧に打鍵しているつもりが、指先の圧力が強すぎて、しいては鍵盤を向こうに押してしまい、音の響きを殺してしまう結果になっているとのこと。(-_-;)
結局、これで最後のアルペジオも揃っていなかったんだなと、判明しました。

まず、冒頭からの昇る四音で、もう三番目と四番目のところで
変に手のひらを上から持ってくるような動作をしていて、もうそこから揃っていなくて・・・。そこでその動作に気をつけてまた冒頭から弾いたら・・・
ちゃんと揃って次へもスムーズに行きやすくなりました。\(◎o◎)/!
これって鍵盤の打ち方が均等になったと言うことです。
野谷先生にも言われたのですが、ほんのちょっとした動作だけど、
そのわずかなことが、楽器に与える影響はものすごく大きいのだと、再認識。
良い影響ならいいのですが、悪い影響なら、自分が作ろうとする音楽にとって
どれほど支障を来すか・・・。とても大事なことだと改めて感じました。

さて、音楽的なことでは、重い箇所も軽い箇所も、やはりここでも丁寧すぎる弾き方が
災いして^_^;、全部が重くなりすぎていました。
特に、左手がポン、ポン、ポン、と和音移動して土台を作っているところで
右手がヒラヒラヒラとアルペジオで飛んで歩いているような部分が多いのですが、
そのヒラヒラの部分が軽やかではなくて、一音一音にこだわりすぎて重たくなっていたのです。ヒラヒラのあとには、ボン!と重たく聴かせるところが待ちかまえていて
そのメリハリをつけることで曲が締まって美しくなるのに、私はその前から重くてずっと重たいまま・・・。
これでは弾いてる方も聴いてるほうも疲れます。
これは、右手が細かい音で昇ったり降りたり、降りたり昇ったりのところでも同じことが言えて、私は同じ音型の繰り返しを同じように弾かない、ということで
以前のレッスンで学んだエネルギーのプラスマイナスと言うことを気をつけて練習していたのですが、過剰になりすぎで、弾き方自体が重くなっていたのです。
「曲全体を大きく見て、軽くさらっと行く場所でのその中でのエネルギーバランスがあるんだわ・・・」。めちゃくちゃ難しいですが(~_~;、この意識、それを念頭に置いて練習していくのもまた、いい演奏に結びつく大事な要素だと思いました。

アルペジオにしろ、何にしろ、調子よく弾けて音も揃って弾けているな、と感じるときもあり、逆に何か音も抜け気味で揃わず、なんとか出そうとすると、今度は妙に音が飛び出して凸凹してしまう、と感じるときもあり。
ここ数日後者になっていた私、ちゃんと音を出さなくちゃ、という意識が無意識のうちに
「指先に圧力をかけ、鍵盤を向こうに押す、音を殺す弾き方」になっていたのだと
昨日のレッスンで良く分かり、今の私のタッチを矯正するために、「こけてもいいから」という一言も一緒に(笑)少し速めに弾くことも勧められました。
この練習の仕方も、どうやったらどういう効用があるかと言うことを詳しく教えていただいて、
なるほどなあ、とものすごく納得でした。

巧く行かないところがあって、そのやり方がまずいのか、はたまた自分のやりようが足りなくてまずいのか、その見極めは自分ではまだまだ、とても難しいです。
毎回のことですが、自分の良くないところと原因と、そしてこれからの練習の仕方を具体的に指導いただいたことで、また道が大きく開けました。
ああ、本当にレッスンってありがたいと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

「水の戯れ」で教えていただいたことは、どの曲にも通ずることなので、ショパンにも生かしつつ、また練習していきたいと思っています。(^^)V