乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

雪の日の?練習日記など

2005年02月10日 22時09分18秒 | ピアノ・音楽


また、すごい雪です。明日までに50センチは降るそうです・・・。
札幌の除雪費はもう底をついているとか・・・。
夕方一度雪かきしたら、ホントにグッタリ来ました。今日は気温も低くて(午後7時頃で-6℃)
寒いです。

・・・で、我が家のピアノ室、冬になると、なるのですが
ドアが閉まらない・・・。^_^;
屋根に積もった雪の重みで家がたわむんですね。ドアノブががちゃっと締まらなくなるんです。
う~ん、きちっとはまらないと音が見事に漏れる。
はまっていても多少は聴こえますが、その差は歴然。
びびが練習していて私がCD聴いたりしていると最悪です・・・。
で、ちゃんと雪解けの時期になるときちんと締まるようになるんですね、これが。
う~ん、我慢ですね。

こんな環境の中?ここのところ、練習していることを自分なりに。
全部の曲に共通することは、ゆっくり、しかし物切れにならないように
つなげることを意識する、と言うことです。

ショパン「エチュードOp.25-1エオリアン・ハープ」では、
こちらは音の飛びが激しくなるところが特に難しいですね。
準備を速くしようとすると、鋭いタッチになって音がきつくなり、
途端につながらなくなります。と同時に、この曲の優しく爽やかなイメージを壊してしまいます。
fよりもpやppの扱いが難しいですね。特に後半39小節目のf音、でppのところが
素早く、ちゃんと拍の頭に入ってなおかつ優しい柔らかな響きで、と思うのですが巧く行きません。

ショパン「エチュードOp.25-6」、右手の無駄な動きを極力減らすと言うこと、手が同じ位置で左右動くように、で和音が揃って滑らかに。
鍵盤を離れて重心を意識し直したり、顎を出す癖がでないかどうかを時々チェックしたりしています。
あと、左手をもっと楽にバスを響かすこと。
これは「水の戯れ」や「エオリアン・ハープ」の右手の考え方と同じで
鍵盤を押しつけず叩かず、音をつぶさないように最初のバスを出すこと。
なので、この曲もゆっくりとタッチに気をつけながら、音を聴きながらやっています。

ショパン「ポロネーズOp.71-1」。ゆっくりとつなげること全く同様。しかし、その中で弾むこと、
拍子の感覚を失わないと言うことを考えて。メッチャ難しい。。。f(^ー^;
強い音の和音がたくさん出てくるので、それこそ、汚くなく芯のある音で、なおかつちゃんと揃って弾けるように、とういうのも大事ですね。

そしてメインのラヴェル「水の戯れ」、やっぱりつなげるというのをとにかく第一に練習しています。
あと、音の響き。音がちゃんと響くと、指を離していても次の音が入るまで聴こえていて
ちゃんとつながる。
これがレガートって言うことなんでしょうけど、ゆっくりやるのは真面目に難しいです。
指を鍵盤に押しつけて音をつぶさぬように、指先に気を遣い、しいては腕や肩や
身体の力の使い方も。
やっぱり、まだまだ重心が下に落ち着かないので、ときどき鍵盤を離れて重心移動の練習もしたりします。
(^^ゞ
あとは、小さい音符で書かれているつなぎの部分、次のフレーズの頭に繋がるように自然に、
そして軽く、というの心がけて。
気持ちはあるのですが、こちらもなかなか・・・。それと左手に何カ所か見られる
前の小節の最後に大事な核
となるバスの装飾音があって次の小節でオクターヴ飛んだりする箇所。
素早く準備しようとすると、ぶつっと切れちゃうし、ゆっくりしているとテンポ感を狂わせるし、
左にかまけてばかりいると、右手が疎かになってしまうし・・・。^_^;
やっぱりゆっくりと練習、これしかないですね。ムズイです、はい。
それから、両手交差で左手オクターヴメロディで右手和音での三連符(後半は六連符)アルペジオ(~_~;、とか、
その他、ペダル使いや、音型の弾き分けや、とにかく、まだまだまだまだだなあ・・・。

でも、本当にに「水の戯れ」いい曲です♪
水が流れたり、留まったり、大きくうねったり、飛び跳ねてしずくが粒になったり、
はたまた、たくさん集まってその深さの中に新たな水が沈んで浮かぶ様・・・。
そのいくつもの水の様相をこんなふうに、表現できるラヴェルって本当に天才だなあと
弾けば弾くほど思います。
少しでも、その表現が美しく素敵にできるよう、頑張ろう・・・。

いや~、全く、雪が良く降ります、今も。明日も吹雪くのかな。
今年、雪まつり最後となる真駒内会場にびびを連れて行こうと思っているのですが、無理みたいですね。。。