また、すごい雪です。明日までに50センチは降るそうです・・・。
札幌の除雪費はもう底をついているとか・・・。
夕方一度雪かきしたら、ホントにグッタリ来ました。今日は気温も低くて(午後7時頃で-6℃)
寒いです。
・・・で、我が家のピアノ室、冬になると、なるのですが
ドアが閉まらない・・・。^_^;
屋根に積もった雪の重みで家がたわむんですね。ドアノブががちゃっと締まらなくなるんです。
う~ん、きちっとはまらないと音が見事に漏れる。
はまっていても多少は聴こえますが、その差は歴然。
びびが練習していて私がCD聴いたりしていると最悪です・・・。
で、ちゃんと雪解けの時期になるときちんと締まるようになるんですね、これが。
う~ん、我慢ですね。
こんな環境の中?ここのところ、練習していることを自分なりに。
全部の曲に共通することは、ゆっくり、しかし物切れにならないように
つなげることを意識する、と言うことです。
ショパン「エチュードOp.25-1エオリアン・ハープ」では、
こちらは音の飛びが激しくなるところが特に難しいですね。
準備を速くしようとすると、鋭いタッチになって音がきつくなり、
途端につながらなくなります。と同時に、この曲の優しく爽やかなイメージを壊してしまいます。
fよりもpやppの扱いが難しいですね。特に後半39小節目のf音、でppのところが
素早く、ちゃんと拍の頭に入ってなおかつ優しい柔らかな響きで、と思うのですが巧く行きません。
ショパン「エチュードOp.25-6」、右手の無駄な動きを極力減らすと言うこと、手が同じ位置で左右動くように、で和音が揃って滑らかに。
鍵盤を離れて重心を意識し直したり、顎を出す癖がでないかどうかを時々チェックしたりしています。
あと、左手をもっと楽にバスを響かすこと。
これは「水の戯れ」や「エオリアン・ハープ」の右手の考え方と同じで
鍵盤を押しつけず叩かず、音をつぶさないように最初のバスを出すこと。
なので、この曲もゆっくりとタッチに気をつけながら、音を聴きながらやっています。
ショパン「ポロネーズOp.71-1」。ゆっくりとつなげること全く同様。しかし、その中で弾むこと、
拍子の感覚を失わないと言うことを考えて。メッチャ難しい。。。f(^ー^;
強い音の和音がたくさん出てくるので、それこそ、汚くなく芯のある音で、なおかつちゃんと揃って弾けるように、とういうのも大事ですね。
そしてメインのラヴェル「水の戯れ」、やっぱりつなげるというのをとにかく第一に練習しています。
あと、音の響き。音がちゃんと響くと、指を離していても次の音が入るまで聴こえていて
ちゃんとつながる。
これがレガートって言うことなんでしょうけど、ゆっくりやるのは真面目に難しいです。
指を鍵盤に押しつけて音をつぶさぬように、指先に気を遣い、しいては腕や肩や
身体の力の使い方も。
やっぱり、まだまだ重心が下に落ち着かないので、ときどき鍵盤を離れて重心移動の練習もしたりします。
(^^ゞ
あとは、小さい音符で書かれているつなぎの部分、次のフレーズの頭に繋がるように自然に、
そして軽く、というの心がけて。
気持ちはあるのですが、こちらもなかなか・・・。それと左手に何カ所か見られる
前の小節の最後に大事な核
となるバスの装飾音があって次の小節でオクターヴ飛んだりする箇所。
素早く準備しようとすると、ぶつっと切れちゃうし、ゆっくりしているとテンポ感を狂わせるし、
左にかまけてばかりいると、右手が疎かになってしまうし・・・。^_^;
やっぱりゆっくりと練習、これしかないですね。ムズイです、はい。
それから、両手交差で左手オクターヴメロディで右手和音での三連符(後半は六連符)アルペジオ(~_~;、とか、
その他、ペダル使いや、音型の弾き分けや、とにかく、まだまだまだまだだなあ・・・。
でも、本当にに「水の戯れ」いい曲です♪
水が流れたり、留まったり、大きくうねったり、飛び跳ねてしずくが粒になったり、
はたまた、たくさん集まってその深さの中に新たな水が沈んで浮かぶ様・・・。
そのいくつもの水の様相をこんなふうに、表現できるラヴェルって本当に天才だなあと
弾けば弾くほど思います。
少しでも、その表現が美しく素敵にできるよう、頑張ろう・・・。
いや~、全く、雪が良く降ります、今も。明日も吹雪くのかな。
今年、雪まつり最後となる真駒内会場にびびを連れて行こうと思っているのですが、無理みたいですね。。。
これが全部できるといいのだけど、なかなかね。^_^;理想です。
あとで昨日のレッスン日記アップするので読んでください。
乃琶さんから雪のある生活のお話を聞くたびビックリしてます。
練習なさってる曲の量にもビックリです。しかもどれも『優雅な白鳥の水面下には藻がギッシリ』の曲ばかりで。。。
リサイタルができそうですね。
わたしなんか1曲やるだけでヒーヒーいってます。それすら満足になかなかできません。
この日にうまくできたことが、次の日になると何か違う。
ピアノの練習はキリがなくて、うまくできないからこそ燃えるのかなあと思いつつも、己の歩みののろさにいらつく事も多いです、はい。
家がたわむ、と言う表現は少しオーヴァーだったかなと反省しています。
要するに雪の重みで、家が少しだけゆがんでいるという状態なんですけど、。(^^ゞ
元々、この辺は地盤も悪いし、すぐ揺れるから歪みも頻繁だと思います。
ついでに言うとトイレのドアも、冬になるときちんと閉まらなくなります。(;^_^A アセアセ…
練習は・・・いえいえ、いつも全部の曲ちゃんとやっているわけではないので。
また、全然気が散って集中できないときもありますし、あくまで全体を通してみたらこんなことを気をつけてやろうとしているけれど、やれたらいいな、と言う理想です。
そして日によってできることが違うというのも、すごく良く分かります。それって弾き方が定まっていないんですよね。
いかにいい状態の時に、自分で持っていけるかどうか、そこに尽きますね。
はぁ、ピアノは本当に奥が深いです。