「ミューズ林田ピアノ教室」の林田です。
Welcome。。。。。。。。。。。。。。。。。。
映画「アキラとあきら」。
原作は池井戸 潤氏の経済小説です。
ドラマ化されましたが今回は映画化です。
半沢直樹・下町ロケットに続く
経済を軸にした人間ドラマです。
主演の2人の演技も自然で引き込まれます。
全く環境の違う中で成長した2人が
大手銀行のエリートとして、
人として成長して行く姿が
今のコロナ禍の現実と重なり
ぐっとくるものがあります。
コロナ禍で人間の本質が
あらゆる面であぶり出されています。
映画の中で何回か出て来る台詞。
「お前、育ちが良いな~」。
その台詞の中に込められた原作者の思いは、
何でしょうか・・?
もちろん人それぞれに解釈が違うと思いますが
私は「人間性」と解釈して映画を観ていました。
拝金主義・効率・時短・・と現状は
余りにも「合理性」だけが求められています。
ですが「育ちが良い」とは
「お人良し」ともとれる場面と、
相手への思いやり=想像力に
変化して行くプロセスが、
ストーリーと共に丁寧に描かれています。
育った環境ばかりでなく
「いかに親に愛されて育てられたか」が、
映画からのメッセージとして伝わって来ます。
親の子への愛情は
「ぎゅ~~」と抱きしめる無償の愛と、
親から「独立させ」距離感を保つ
親自身の強さと・その覚悟を持つ、
両面が求められると思って観ていました。
内面が洗われる映画です。
。。。。。Good Luck !。。。。。。。。。。。。。
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