”千畳敷カールから尾根線を望む”
私たちはここへ来るのは三度目だ。 でも前回は20年近く昔なのです。
カミサンは今でいう山ガールで、OL時代に宝剣の頂上まで登っている。
登山が、一部の金持ちや特殊な人のものでなくなって、
ダークダックスの「雪山賛歌」、や「山男の歌」がはやった時代だ。
若い人の登山志向は時代の波に押されるように、健全な趣味として定着していった時代であったと思う。
でも10年ほど前に、ツアーで行った登山で、胸が苦しくなったことがトラウマになって、
「私はもう高い山へは昇らない」と宣言していたのです。
ですから今日はこの千畳敷のお花畑を周遊するつもりで来ていました。
「登ろうか」。 カミサンが言い出した。 よっぽどテンション上がっているんだな。
最もここまで体力は何にも使っていない。 尾根線までは1時間もあれば上がれる。
風景を中心にするなら、山頂駅のホテルに泊まると良いですね。
ゴンドラもホテルも通年営業しています。