９月２７日（月） 雨 １

　”ゴミ出しの道すがら”

　（柿に思う）
　今日からＮＨＫの朝ドラが変わった。出だしとしては面白い始まり方だ。
そのあとの番組で柿についてやっていた。
　近年、柿の出荷高がピーク時の４割程に落ちたとか（？４割ダウン）。
消費者の柿離れが進んでいると言うのだ。
　私は柿が大好きなのです。
私の実家には狭い敷地にそこそこ果物の木があった。
リンゴ（国光）、アンズ、ブドウ（白、黒）、桃、梨、洋ナシ、スモモ、梅。
これは戦時中の食糧難の時代に父が考えてやったのだと思っている。
　しかし近所にはあった柿の木だけが我が家にはなかった。
でもシーズンになると、柿の木がないことを知っている近所からのもらい柿で、
あたかも我が家に柿の木があるかのように柿があふれる時季があった。

雨 ２

　”ゴミ出しの道すがら”

　（柿に思う）
　こちらに住んで久しいが、柿が売られる季節には気になって仕方ない。
私は柿の種類には無頓着である。ブランド柿には興味がない。
形、種類が変われば柿の香りが違う。柿っ臭さの違いを楽しむのだ。
甘くなくたってかまわない。まだ渋さが残る柿でもかじった時の判断で食べてしまう。
後からしゃっくりが出ない程度に。
　これを知っている親戚が、自宅にある古い柿の木からピンポン球を紡錘形にしたような
小さな柿をダンボール箱いっぱい送ってくれることがある。かじると種がぎっしり詰まっている。
この柿の香りがたまらないのです。
　二、三年前まで我が家の近くの国道脇に柿の木畑があり、
シーズンには農家がスパーの入り口近くに軽トラの店を出して柿を売っていた。
　スーパーで買う値段で、二、三倍の数の柿が買えた。
その畑も建物が建ってしまい、もう店も出なくなった。
　今朝のＮＨＫの「柿の消費が減っている」が、我が事の様に思えた。

雨 ３

　”ゴミ出しの道すがら”

夕刻に

　朝以降、写真を撮りに出なかった。
夕方、と言ってもほとんど暗いが、
傘がいるかいらない時に川原でこの一枚だけ。