指定難病の対象を検討する厚生労働省の専門家委員会は4日、今夏をめどに医療費助成を始める疾患として、筋ジストロフィーやレット症候群など41疾患を了承した。
すでに110疾患が1月から先行実施されており、3月までに新たに約200疾患を選定する。
会合では、同省が候補として610疾患を提示。この日は協議した41疾患すべてが、客観的な診断基準が確立していることなど要件を満たしていたことから、大きな異論もなく了承された。残る疾患も順次検討が行われる。
医療費助成による自己負担限度額は大人の場合、世帯収入などに応じて原則、月2500円~3万円。人工呼吸器などが必要な場合は、収入に関係なく1000円の負担で済み、生活保護世帯は自己負担が生じない。
すでに110疾患が1月から先行実施されており、3月までに新たに約200疾患を選定する。
会合では、同省が候補として610疾患を提示。この日は協議した41疾患すべてが、客観的な診断基準が確立していることなど要件を満たしていたことから、大きな異論もなく了承された。残る疾患も順次検討が行われる。
医療費助成による自己負担限度額は大人の場合、世帯収入などに応じて原則、月2500円~3万円。人工呼吸器などが必要な場合は、収入に関係なく1000円の負担で済み、生活保護世帯は自己負担が生じない。