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漏斗胸手術を独自に改善し、「筋層下ナス法」とも呼べる術式を確立

2015年04月04日 | 日記
松山笠置心臓血管病院では、2000年からナス法による漏斗胸の治療を開始し、すでに600例を重ねてきました。
 当院では胸部外科の知識と経験を発揮して、ナス法による漏斗胸手術を独自に改善し、「筋層下ナス法」とも呼べる術式を確立してまいりました。
 この筋層下ナス法は、シンプルな手術法であり、大人の漏斗胸治療に適していること、また傷口の数を両脇の2つですませられること、男性の場合は乳輪近くを切開することによってほとんど傷口を見えなくすることもできることなど多くのメリットがあり、症例数も重ねてきたことから、漏斗胸の手術法としてほぼ完成形といってもよいレベルに達していると思います。
 そこで当院の笠置 康院長は、当院で行っている筋層下ナス法手術について、日本胸部外科学会総会で発表を行いました。