One Little Museum

日々の制作や思いついたことなど…

廃墟の女

2006年10月17日 | Museum
これはまあ、新機軸の絵ではあります。
主に、Gペンとカラーインクで描きました。
ペンの線もカラーインクです。
黒(ランプブラック)と白(ジンクホワイト)だけはアクリルです。

紙も新しく、コットマンの水彩紙(細目/ナチュラル)F3を使ってみました。(以前、色鉛筆&パステル用に買っておいたものですが、ペン画にも細目が合うだろうと思って、使ってみました。表面がなめらかで絵の具のにじみ具合も違って面白いですね)

写実的な絵よりも、イラスト風の描き方で何か新しい絵が描けないと思って試してみました。

丘の古城

2006年10月17日 | Museum
 この絵は、細いピグマグラフィックで下描きをして透明水彩絵具で着色するという、今のところ比較的、周りに評判のいい描き方で描いてみました。(ex.「オランダのチーズマーケット」「テーブルの上の静物」「山麓の村」)

 もちろん「これが自分の画風だ!」などという気はありませんが、私にとって、最も簡単に鮮やかで物の形もしっかり描ける方法であるのは確かですね。

 気を抜くと、あっという間に、安っぽいイラストのようになってしまうのが要注意なんですけどね。
 また、軽やかな半面、重量感は出しにくいですね。

(マルマンスケッチブック/F4)