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次世代型お掃除アイデアグッズなら。。。(株)ピー・エフ・シー

人と地球に優しい、資源を活かす技術。ライフサイクルコストを低減する新技術。 企業様への技術導入応援。

清掃、維持管理のベースは、防汚コートで管理する時代へ。。。汚染予防の維持管理へ

2011-01-25 11:26:04 | ☆劣化汚染予防の意義
日常のお掃除、施設の維持管理は、 洗剤清掃 から 防汚コートの時代へ・・・

お掃除してはいるけれど、なんだか汚れてしまう・・・、 靴跡、手形や指紋汚れ・・・

ワックス、艶出し剤等の油脂系は、汚れの原因を増長させます。

また、メンテナンス時の汚水等の廃棄物を伴うことが問題です。

日々の業務を効率化し、 洗剤の使用量を削減、 廃棄物をも削減する、

基本的な手法を取り入れず、現存の製品や権益にとらわれているのは、

業界の衰退を意味しています。


発展なき業界は、 社会貢献度も低下します。

矛盾を受け入れないことから排除するべきでしょう。。。


原状のお掃除手法では、素材を傷つけ、汚れの原因を根本的に解消できていません。


シーンに合わせた防汚コート・・・
     
お掃除しながら、予防する洗剤・・・
        
根本的な改善手法でなければなりません。


お掃除すればするほど、成果のあがるものでなければなりません。


施設の老朽化を防ぐ一手を講じることが重要です。。。
 
 
 
 
 
  

スプレーして、拭くだけ! 超簡単! 防汚コート(液体ガラス)
     
洗剤を噴霧して、いつものように拭きあげるだけです。。。

殆どの場所に使用できます。
               
簡単、スピーディー、 お掃除の効率が UPします。


今 お使いの洗剤を取り替えるだけで、
  
これだけの効果が現れます。

         
次世代型の洗剤ですね・・
        
                  
             

壁、クロスの防汚コート。。。

メンテナンスは専用洗剤で拭きあげればOK!
  
  

   

床 ノンワックス・コート。。。
      
防汚コート後は、ワックス不要。
            
床洗浄 + 光沢復元効果により、 汚水の少ないメンテナンスを提案。
 
        

    

トイレ、便器の特殊ポリマー加工。。。
   
日常清掃の時間短縮、
      
使用洗剤の低減、
             
汚れは残さない、 専用洗剤でコストも時間も短縮へ。
  
          
 
       
塗膜、防汚コートで施設維持管理するメリットがココにあります。


汚れの原因を残さない、

日々改善される手法、

効率的な業務を推進します。



お問い合わせは・・・  
 
 
 


賃貸住宅、老朽化予防、再生・復元。。。新美装技術 原状回復手法のご提案

2011-01-12 11:20:26 | ☆劣化汚染予防の意義
退去後の原状回復手法において、

まず考えるべきは・・・ 

取り替えるべきか?、 予防するべきか? 

の二者択一が出来ていないことではないでしょうか。

従来の原状回復では、汚れ難い建材・安価な建材によりリフォームされていることが多いようですが、

にもかかわらず、リフォーム費用は変わらず増大の一途であり、
内装の老朽化が進むのには疑問が残ります。
  
換気・通風・日照不良、カビ・湿気対策など お部屋の機能改善は完全とはいえません。

軽微に工夫するという手法はまだまだあるように思われます。


リフォームしたものを永くキレイに使う方法、 取替えのできない設備の復元・再生方法、 

など老朽化予防により効果的な投資と次回のランニングコスト削減を目標にご提案しています。 
 
リノベーション毎に次回コストを低減し、収益性の高い原状回復手法をご提供いたします。
        
 
                 

特殊美装、表面処理技術の特徴 。。。

●原状回復時の特殊美装技術と併用し、新築時の状態に復元します。
●新設・既存リフォーム共に、建材の風合いを保持したまま、老朽化と汚れ・臭いの付着を阻止します。
●衛生的なお部屋環境を整え、日常清掃を軽減し、次回原状回復コストを軽減します。
●金属、タイル、モルタル、陶器、各種ボード、パネル、ガラス、樹脂・ゴム・シーリング材、石材等殆どの素材に適用できます。
●低ランニングコストによりイニシャルコストを還元します。
●人体にも環境にも 安全 かつ 優しい商品であり続けます。

※ ランニング・コストの削減により、新たなリノベーションやサービス向上の原資が生みだされることになります。


導入事例 。。。

■ 床材

フローリング、CFなど素材を選ばず劣化・汚染対策コーティングできます。 耐用年数は10年。
次回の現状回復は、専用磨きクリーナーで洗浄し、傷ついた部分を補修するだけです。

     
■壁・天井クロス

比較的安価な原状回復可能な部分です。 しかしながら、キレイなのに貼り替えしていることもありますね。また、室内の生活臭の殆どが、壁・天井クロスに染み付いています。
天井クロスは、光触媒抗菌コートにより汚れ対策し、洗浄にて貼り替えコストを削減します。
壁クロスは、特殊抗菌洗浄にて貼り替えコストを削減しますが、汚れの顕著な部分は防汚クロスコートにより次回に備えます。

          
■柱、窓枠、クロゼット、天井等の木質建材

染み・汚れは除菌洗浄し、新設時のように復元します。 防カビ・防汚処理にて新入居に備えます。

 

■エントランス廻り、建具

エントランス床材をクリーニングし防汚コーティングします。 タイル目地も塗り替え新築のように復元します。
         

 
■浴室、ユニットバス、洗面、トイレ

老朽化し設備器具類を再生させます。 再生後は汚れ難い表面加工により劣化を予防します。
着色、貼り替え、部品交換もおこないながら、新品のように復元します。



■キッチン廻り

シンク、コンロ、換気扇、戸棚等 衛生的な状態に復元します。 
食品を扱う場所なので細部にわたり清潔にします。
建材の種類に見合った老朽化予防の処置をおこないます。


※ 詳細については、別途資料をご請求ください。

表面処理技術による資源を活かす手法がここにあります。
         
          
◎シミや臭いが付いてしまったフローリング
 

◎お掃除不能になった玄関
 

◎不衛生なキッチン
 

◎老朽化したトイレ、便器
 

◎衛生的とは言えない ユニットバス
 
     
◎換気不良によるカビの繁殖
 
                
◎老朽化した洗面台
 
           
◎お掃除不能の扉
 
                    
◎不衛生な洗濯パン
 

新発想の原状回復手法 

『衛生的』、 『壊さない再利用』、 『新築に再現』、 

『コスト削減』 回を重ねる毎にキレイに再生される手法を言います。
                   

これが、私たちの目指す新美装技術です。




導入の手順 。。。


①現地調査(傷んだ箇所や不具合の確認)
②調査報告、報告書の提出
③原状回復のお打ち合わせ、ご提案
④実施に向けたお打ち合わせ(部品交換、ご希望のカラー、デザイン、リノベーション手法の選択)
⑤お見積もり書の提出
⑥再お打ち合わせ、ご承認
⑦原状回復工事
⑧工事ご報告、回復修繕履歴の開示、次回原状回復の要件と効果測定
評価
 
       
ご施主オーナー様の要件を満たすべく、細部にわたりお打ち合わせいたします。

費用対効果の向上を目指します。


導入の意義と効果 。。。

壊さずに衛生的な状態で長持ちさせることが目的です。

衛生化システムは素材表面を改質・改良することにより、汚れや臭い成分の定着を阻止し、

日常生活に伴う老朽化や 損傷の原因を根本的に軽減する手法です。


導入により多くの成果が報告されています。 

キレイなお部屋はキレイに使われているのが現状です。

無理なく部分的な導入も可能です。 

浴室の回復処理後は、退去後も軽微な清掃で回復可能です。 

また、便器の特殊ポリマー加工により、衛生状況が大きく改善された事例もあります。 

フローリングに至っても、ワックス不要であり退去後の回復は専用のクリーナーにて再生されています。

いつもキレイなお部屋を維持する手法。 

老朽化予防は、コスト削減以上の効果をもたらします。 

顧客ニーズの充足とサービス向上の第一歩です。 

衛生化システムの導入によるその成果を体験してみてください。



前入居者の痕跡を無くす事や経年による老朽化を予防し、常にリノベーションした感覚を顧客に

与えることは可能なことであり、収益アップには欠かせない条件と言えます。


現状回復を重ねるた毎にキレイにリノベーションされたかのように、

より改善される原状回復手法 を考える必要があります。


費用対効果の充実こそ 真の原状回復といえます。
   
             
現状の問題点やその対策についての発想を新たにすることで、高品質の居室を提供します。



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賃貸住宅 真の原状回復手法のご提案。。。老朽化予防、再生・復元 新美装技術

2011-01-11 14:44:30 | ☆劣化汚染予防の意義
賃貸住宅の退去後の現状回復は、一般的には老朽化を止めることは出来ていません。

設備の入れ替えやリフォームでは、費用対効果が見込み難い現状において、

現状回復方法は、お部屋選びを左右すると言っても過言ではありません。

水廻り、居室、玄関等、 お部屋の状況に見合った対策が必要です。

費用対効果向上の手法が求められています。


●お部屋探しに重視することは? というアンケートによると・・・

    ⇒ 「家賃」、 「間取り」 に次いで、「設備・内装」 に関する項目がポイントになっています。


新発想の原状回復手法 

『衛生的』、 『壊さない再利用』、 『新築に再現』、 

『コスト削減』 回を重ねる毎にキレイに再生される手法を言います。
                   
 
これが、私たちの目指す新美装技術です。



 

収益アップを狙うのがリフォームの目的ですから、

いかにリフォーム費用を抑えるかもオーナーの腕の見せ所です。

一般的には、クロス貼り替え、畳・建具表替え、床ワックス(張替え)、クリーニング程度が

現状回復手法とされています。


また、顧客の立場では、キレイなお部屋に住みたいけれど、新築・築浅の物件は高いと感じていられる方が

多いように思われます。 

一方、築年数の古いマンションでもリノベーションしたお部屋はキレイなので、お得感がありオススメとされている

のも事実です。


前入居者の痕跡を無くす事や経年による老朽化を予防し、常にリノベーションした感覚を顧客に与えることは

可能なことであり、収益アップには欠かせない条件と言えます。


現状回復を重ねるた毎にキレイにリノベーションされたかのように、

より改善される原状回復手法 を考える必要があります。


費用対効果の充実こそ 真の現状回復といえます。

現状の問題点やその対策についての発想を新たにすることで、高品質の居室を提供します。


詳細については次回に掲載します。



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外装の汚染要因を考えよう。。。

2010-11-17 11:58:33 | ☆劣化汚染予防の意義
外装汚染要因を知ることは、汚染予防の第一歩です。
多くの汚染対策の手法がある中で、トータルでの対策手法が不充分で問題を抱えてしまう経験が
多く寄せられています。


今回は、特に注意が必要な事象についてご紹介します。



外装建材の汚れの定義は、
 『 建築材料の本来あるべき状態が物質などの付着により見苦しいと感じる状態。』
といえます。



汚れの事象により分類すると。。。
●仕上げ材自体の変化に伴う汚れ (変退色、風化、むら、腐食等)
●下地の影響による変化に伴う汚れ (エフロ、錆汁、濡れ色、フクレ、ひびわれ等)
●汚染物質の付着に伴う汚れ (カビ・藻類、設備給排気の煤煙、粉塵、シリカ等の化学物質)
●人為的汚染 (落書き、補修跡、清掃むら等)
大きく4分類できます。



まず、汚染対策で見落とされている第一の要因は、建物を構成する建材にあります。

信頼することは大切ですが、建物を構成する建材の特性と欠点を知り、汚染対策手法に

役立てることが重要です。


以下に代表的な問題点を列挙します。

 
タイル外壁に光触媒を施工していました。
タイル目地のコーキングから発生するオイルにより汚染されています。
雨水を介在し流出した汚染物質が光触媒機能のセルフクリーニング効果を阻害しています。


 
こちらも同様に、光触媒効果(汚染対策効果)がコーキングオイルにより阻害されています。


 
外装を構成する建材の構造とコーキングにより汚染されています。
粉塵等の溜まりやすい構造部分から、溜まった汚染物質が雨水を介在して、流水状に汚染しています。
コーキングオイルも大きく影響しています。

 

 
外壁仕上げ塗料から発するシリカ成分による汚染。
雨水に溶け込んだ成分が汚染の原因を助長しています。
特に水性塗料は、タックフリーのものを使うことが望ましい。


 
補修跡のシーリング材のブリード汚染状況。
コーキング材は、弾性(伸び縮み)を保持する為に、常に可塑剤を表層に流出させています。
ゴム弾性を保つために、コーキング材はオイリーな状態です。
その油分が表面に滲み出て、仕上げ塗料を変色させています。
 
水性仕上げ塗料の現状

 
一見キレイに見える外壁面。
素手で擦ってみる。。。 

 
表面は油膜ができており、べとつくような感触があります。
水性塗料のなかには、硬化乾燥後もタック(べとつき)が残るものがあります。
塗料に含まれる成分が常に表面に流出しています。
汚染し易い状況といえます。

セメントからも多くの物質が流出します。
主としてアルカリ成分が雨水や地下水に溶け込み、空気中の炭酸ガスと反応して
白い結晶を生成します。 一般に白樺現象、 エフロレッセンスといわれています。
 
 
セメント成分は水溶し易いので、その対策が重要になります。



 
結露による塗装膜の剥離状況。
結露水は仕上げ塗料に悪影響を及ぼします。
ガス化した霧状の水分は塗料内部に浸透し、膨潤し接着不良を助長します。
湿潤・乾燥が繰り返され、塗膜が割れ始め、中心から周囲へとメクレあがります。



その他、 軽金属、鉄、樹脂素材、木材、石材等も同様に、含まれる化学物質や成分が
常に溶出するものと考える必要があります。


建材を知ったうえで、汚染対策を講じる必要があります。
低汚染塗料、 低汚染建材、 光触媒などの汚染対策コーティング、 など単独で性能が保持されると、
単純に施工するのは危険性が高くなります。


汚染対策という目的を果たすということを真摯に考えるべきではないでしょうか・・・



ハウスコーティングによる効果と利点について

2010-11-08 08:35:03 | ☆劣化汚染予防の意義
今般、環境対策・省エネルギー化と重ねて、100年建築・長寿命化がスタンダードとなる時代。
弊社は、LCC(ライフサイクルコスト)効率化の新提案として、常温現場施工型の表面改良・改質技術を研究、開発、製品販売をする会社です。
         
現状、工場生産品・建材については技術進歩により長寿命化・省エネルギー化が進んできましたが、現場施工品についてのそれはいかがなものでしょうか。 また、高耐久の工場生産品を集約して現場で組み合わせても、はたしてトータルコーディネートできているでしょうか。
        
トータル・サニタリーの観点から、現場施工にてその問題点を少しでも多く解消しようとするものが弊社の推奨する製品群です。
 
 
SSPシステム製品の特長 》》》
        
       ◎ お客様の高いニーズに挑戦します。
           
       ◎ 企業様のイメージアップと経済効果の向上に努めます
 
 
(1) 金属、軽金属、パネル、各種ボード、ポリカ、ガラス、陶器、磁器タイル、素焼きタイル、石材、人造石、コンクリート、レンガ、ブロック、木材、樹脂・プラスチック等 殆どの素材に適用可能 です。
    
(2) 表面処理により、防錆、防カビ、防腐、抗菌、防汚・防藻、防水、防湿、美観保持、吸着防止、劣化防止、防水、撥水等の効果を付与します。
    
(3) 大量生産には無い 個々のニーズにお答えすべく工夫とオーダーが可です。
    
(4) 素材、基材の表面改質剤により、メンテナンスの容易さを実現します。 風合い・質感を阻害せずに、高耐久性を持った、長寿命化の環境を整えます。
  
(5) 素材の改良・改質により、従来の使用方法を無視した、従来建材の新しい用途を発見・提案します。 デザイン性にも富んだ新しい発想のお手伝いを致します。
  
(6) 低ランニングコストにより、イニシャルコストを還元 します。
  
(7) 何よりも第一に衛生的な心地よい空間造りの一躍を担います。
  
(8) 人体にも、環境にも安全で、かつ、優しい商品であり続けます。
 
※ 案件・実施にあたっては、短期~中・長期の実施試験や検証をおこうことがあります。
 
 
産業用、建設用の幅広い素材表面処理技術により、高耐久で衛生的、経済的な環境を整えるだけでなく、その効果は新しいサービスの提供や長寿命化に伴う新たな産業と製品群を創造し有意義なものとなるでしょう。
        
施設、設備のライフサイクルアセスメント(LCA)を導入し、環境に優しい、経済的・合理的な運用をお勧めし致します。



放置しているカーポート屋根。。。劣化し易いポリカーボネート樹脂

2010-08-17 09:01:28 | ☆劣化汚染予防の意義
軽量、安全で加工しやすい建材として多くの場所で使用されています。

ポリカーボネート樹脂は、透明基板として屋根、サンルーム、隔壁等に利用されています。

今回は、カーポートについてご紹介します。






 
透視用及び採光用等の基板としてポリカーボネート基板が使用されています。

ポリカーボネート基板は、ガラス製の基板に比べ、軽量であり、成形性に優れるものの、

表面は非常に傷がつきやすいという欠点を持ちます。


・薬品耐久性に不安がある。 特にアルカリ剤、溶剤では劣化する。 接着剤などの使用ができない。

・エステル結合を持つため、高温高湿度の環境下では加水分解する。

・引張強度を超える力をかけると、白化して透明度が著しく低下する。

・紫外線に弱い、 経年劣化が早い(白濁、ひび割れ)、 視界上、虹や歪みが発生しやすい。




 
住宅の外壁はリフォームしているのをよく見かけますが、カーポートのリフォームを見ることはありません。

透明度の低下したカーポートが殆どですね。



まずは、傷つき難い表面状態にすることが先決です。

手で触れると引っ掛かりる感じで、ツルツルした感触ではありません。

特殊ポリマーにより静電気の帯びにくい、摩擦の少ない状態に加工することが重要です。

紫外線対策も兼ねているので劣化抑制効果は大です。



リフォーム手法は。。。

特殊洗浄溶剤(水溶性ブチル系、素材を傷めない)にて洗浄するとかなり改善されます。

染み込んだ汚れもある程度取り除けます。

次は、傷の手当です。

引き続き、特殊ポリマー(微粒子)にて微細なキズを修復すると、再び透明度が改善されます。

劣化の顕著なものは、改善できない場合もあります。



早めの措置が透明度を保つ秘訣です。

復元できない、清掃不能な建材の代表的なものと考えられます。。。



清掃不能の3点ユニット(賃貸住宅)。。。汚染劣化予防の意義

2010-08-16 08:55:07 | ☆劣化汚染予防の意義
賃貸住宅の3点ユニットバス、 使い方により大きく左右され、清掃により回復不能に陥ることも...

使用方法により衛生状態が変わることは、リスクを増やすことになりませんか?

すべての建材は劣化するものです。



 
よくある3点ユニットバス。

見た目、イメージが重要です。
 
便器の汚れも目立っています。



 
洗い落とせない、タイル目地の汚れ。

 


浴槽の染み付いた汚れ。


 


カウンター、器具廻り。

 


天井パネルの染み付いた、お掃除できない汚れ。

 


汚染劣化予防は、殆どの建材に施工できます。

過度の清掃・メンテナンスは、劣化を助長し清掃不能な状態をもたらします。

あきらめさせないことも大切です。


お掃除し易い環境づくりは、衛生的な環境の提供であり、最も重要なサービスです。

高付加価値住宅の供給となります。



商業施設での石材の取り扱い。。。汚染劣化予防の意義

2010-08-14 09:28:10 | ☆劣化汚染予防の意義
商業施設での石材の使用は、施設の高級感を必要とする場合が多いように思います。

遺跡や墓石のような取り扱いとは違い、衛生的 かつ 常に美しくなければなりません。

日々のメンテナンスには限界があり、汚染劣化予防することに意義があります。

石材はお掃除できない素材と言えます。。。



石材の劣化破損の要因を単純に区分することは困難であるものの、

その一次要因を 物理的作用、化学的作用、生物的作用 に分類できます。

これらの作用はいずれも相関的なものであり、幾つかの作用が一連のプロセスを有する場合が多いようです。

また、甚大な影響を与えている人為的な破壊原因についても、悪循環からの事例が多いように思います。




















①物理的劣化

石材が劣化するという現象は最終的には物理的な作用によるものであると考えることがでます。

単独で作用する物理的現象について取り上げると...


・地盤の変位に伴う不同沈下や基壇の変位

日本には四季があり、南北に長い国土を有しています。

梅雨・降雪と夏季の極端な地盤条件の変化に伴い微細な地盤の変位が蓄積されます。

建物全体の荷重が不均一であることに加え、降雨により地耐力が変化すること、また地下水位の変動に伴う地表面の浮沈挙動などにより基礎に生じた変位は、水平・垂直方向への不規則な変位を伴い、建物上方ではより大きな亀裂や目地開きを生じ、部材の崩落に繋がる場合もあります。


・ 熱膨張と収縮
 
昼夜の厳しい温度変化、降雨・降雪による急激な冷却による構成鉱物の収縮などが繰り返されることによる疲労破壊が劣化原因とされています。


・乾湿の繰り返しや流水による鉱物の溶解流出や摩耗

石材が湿潤と乾燥を繰り返すことにより、構成鉱物中の粘土質分や水溶性物質が流出し、細片化、粒状化することが推測されています。

また、石材の細孔内に封じ込められた水分の膨張と収縮の繰り返しが作用していること、石材表面に堆積した埃や砂粒を伴って雨水が集中的に流下することによる石材表面の摩耗なども石材劣化の原因と考えられます。


・.微振動による変位
地域性や季節によれば、強風が観測されることもあり、挙動観測から強風による常時微動の増幅が部材の変位に影響していることも推測されています。


②化学的劣化

化学的劣化は岩石中の化学成分と空気、雨水、浸透水との化学的反応により鉱物の変質、分解などが引き起こされたものと考えます。


・塩類風化

塩類風化は化学的劣化における原因としてその最たるものです。

塩類風化のメカニズムとしては、結晶化による塩の熱膨張、水和作用によって生じる応力、溶液から結晶化するときの応力の三種類が考えられます。

塩の供給源については未だ明らかではないものの、岩石を構成する鉱物自体に元来含まれている塩類、土壌中の塩化物、藻類や地衣類といった石材表面の付着生物の代謝物として生じた塩化物が雨水により流出したもの、鳥類の排泄物に含まれた燐酸や硫酸、既往修復時に使用されたセメント中の化合物の水和反応物などが推測されます。


・炭酸カルシウムと酸性雨

構成している鉱物は耐酸性に乏しい炭酸質であることから、強い酸性の雨水が降雨した場合には、これらが溶解し、砂粒の接合が弱まり脱落するという劣化の過程が推測されます。

心配される中国の工業化や工場廃棄物の影響は、北風の吹く乾期に集中することが予想されます。

 
 
③生物的劣化

・植物の成長による機械的破壊

草刈り、藻や苔類の除去などの日常管理が大きく起因しますが、植物の浸食は大きな危険性を呈しています。
建物周辺樹木や植栽・花壇は、独特の外観を創り出しており、これが建物に対して深い風土的印象を与えていることは否めません。

このような自然との対立的共生を保ちながら、延命化するという相容れない仕事をどのように評価し実現するのか、大変困難な問題でしょう。


・石材表層への付着生物による劣化

地衣類や藻類といった石材表層への付着物は、微少ではあるかもしれないが部分的に劣化の一要因として働いていることが推測されています。

すなわち、水分の保持による石材の脆弱化、水分や有機物を保持することにより石材劣化に関与する微生物の生育環境を形成すること、石材中に進入する菌糸による力学的破壊、酸の分泌に助長されたイオン交換、地衣類から生じた水素イオンが鉱物中の金属イオンとの交換を加速することなどです。


・従属栄養細菌による劣化
 
地衣類や藻類が付着することにより保持された有機物を栄養分として、それらを分解し酸性物質を排出する微生物の存在が認められています。

排出された酸性物質は石材の表面を徐々に溶かすと考えられているが、その速度は極めて緩やかなものです。
 


④人為的破壊
 
時間の経過に伴う緩慢な自然的な原因による経年変化とは別に、人為的な原因により進行する劣化破損は急速な破壊を引き起こすことがあります。
また、日々のメンテナンスの限界もそうです。


・日常の清掃による弊害

洗剤や研磨機器類の使用は、石質により注意を払う必要があります。

過度の洗浄や洗浄後の水分の乾燥方法、研磨による損傷がより清掃困難な状況をつくります。


・整備・修復による副作用

善意の介入が思いがけない劣化や破損を引き起こすこともあります。

石材表面の付着物を洗浄するための化学薬品が石材の劣化を助長していることが推測されるケース。

コンクリート擁壁や基礎、外壁が雨水を滞留させ石材の崩壊を引き起こしているケースなどが挙げられます。

施設を構成する建材から流出するシリカなどの成分も石材に与える影響は大きな問題です。


・来場者増に伴う弊害

使用者、来客の増加は多くの新たな問題を引き起こします。

悪質な行動をとる来場者は少数であるとはいうものの、大勢の来場者が限られたスペースに押し寄せることによる建物への影響は否定できません。

施設間の移動手段に関する問題、ゴミの問題、来場者への様々な付帯施設整備などもその要因となります。

来場者の増大に伴う水利用の増大は、自然環境に著しい負荷をかけることになりかねません。








 
現状の対処方法としては 。。。

1. 一般洗浄
2. .コーティング
3. 特殊染み抜き洗浄
4. 水垢・錆・エフロ除去
5. 研磨作業
6. 補修、取替え
7. 滑り止め
8. 裏面防水
9. その他

専門企業がいろいろな提案をしています。


商業施設での石材使用の意義を考慮すると、早期予防はいかなるメンテナンスよりも効果的です。


石材は清掃不能に陥りやすい建材で、

お掃除できない素材と考えるのは過剰でしょうか ・・・



外壁金属パネル(端部シーリング部材)の劣化と漏水。。。

2010-08-12 10:44:39 | ☆劣化汚染予防の意義
ビルの外壁、エントランスの金属パネルの劣化対策についてご紹介します。

エントランスは結露し易く、降雨や風雨による影響を受けやすい部分と言えます。

特に建物・施設のイメージを左右するところでもあります。


 

大阪の海浜地域にある施設です。

エントランス付近が漏水して、室内側・外部側を問わずに影響を及ぼしています。










 
デザイン性(凝った構造)と汚染劣化対策を考慮すると、両者は相反する場合が多く、

金属パネル間や接合部などの端部は常に絶縁の可能性を含んでいます。


内部は空洞が多く存在する為、いったん雨水が進入すると、複雑な経路で漏水します。


端部からの漏水により、金属パネルを錆びさせたり塗膜を劣化させたりします。

デザイン性を考慮しているはずが、逆にイメージダウンになることもしばしば...

 


排水溝のオーバーフロー(水位上昇)による、端部シーリングの劣化部からの漏水。。。




水位上昇の痕跡がありますね。。。



 
構造上の特性(挙動)による、シーリングの断裂。。。


端部のコーキングによる防水は、短命の防水処理と言えます。

ダウンライト、金属パネル、自動ドア枠(SUS)など、漏水や結露水により発錆しています。


金属パネルに耐水性(防錆)を付与する劣化予防のクリアーコーティング 。。。

シーリングの劣化対策、 断裂した場合の2次措置 。。。

排水溝、 シーリング~金属パネル間の防水処理(フラッシュバンド) 。。。


今回のような漏水劣化は、充分予想できる事象です。


デザインを変えない汚染劣化対策により、

予防する意義 と その提案は重要な義務と考えます。。。


以外に放置しているインターロッキング・ブロック。。。エントランス、車路

2010-08-10 16:05:24 | ☆劣化汚染予防の意義
今回はインターロッキング・ブロックの衛生環境についての現状と予防についてご紹介します。


インターロッキングといえば、歩道や駐車場、公園、店舗などで見かけることが多いですね。

車のオイルなど汚れ始めるとお掃除のしようが無いと思いませんか ・・・

コンクリートの縁石なども含めると、真っ黒くなったものをよく見かけます。


透水性があるこが特徴ですが、こと汚れるという事については無防備な素材のようです。


とある施設のエントランス車止めの事例です。。。

 
 

山の裾野に建設されている施設ですが、降雨により土壌に含まれた地下水が流れ込み、

地中に含まれる鉱物を地表へ流れ出している状況で、真っ黒く水垢が付着しています。






 

 

降雨による水の流れる経路が特に汚れが顕著です。

コンクリート製品は安価で、デザイン性にも富んでいますが、こと汚れについては無防備といえます。


お掃除できない素材と考えれば、

汚染予防は必須の素材と考えられます。


比較的低予算にて、汚染予防できる手法として、 E・R工法 があります。

インターロッキング・ブロック表面を、クリアー樹脂にて汚染予防する手法です。

浸透して固着し、高い硬度(9H)と耐磨耗性を有する保護剤です。

舗装用カラー(無機塗料)にて塗り替えも可能です。 いろいろなデザインも楽しめます。

 

ブロックの目地から透水可能なので、大きく透水性が低下することはありません。

汚れても洗剤や溶剤で清掃が出来る、 お掃除できる インターロッキング・ブロック に変わります。



お掃除できるということは、
洗剤や溶剤で洗うこと、 落とす、 ではありません。


吸着しない、 とどまらない、 ということが重要です。


洗い流しやすい状況を作り出すことが、一番の近道なのです。。。


トイレの衛生環境を整える。。。予防の重要性と効果

2010-08-09 15:33:37 | ☆劣化汚染予防の意義
今回はトイレの衛生環境についての現状と問題点、予防の重要性についてご紹介します。

特に公共トイレ(駅、ショッピングセンター、テーマパーク、ドライブインなど)の例を挙げてみます。


最もトイレが必要な場所、公共のトイレですね。
個人の家であればどのような便器を使おうが清掃されていようが問題ありません。
しかし公共トイレは避けて通れず、特に場所を選べないトイレといえます。
しかも使用頻度が極端に高い場所でもあります。

メンテナンスと清掃効率と清掃効果の研究には最適な場所です。
汚れのひどさと、清掃頻度の必要性は家庭や事務所ビルとは比較にならないほど過酷です。



 

  過度のメンテナンスによる弊害。。。


よごれと臭気が無いことが、きれいなトイレの条件ですが、完全とはいきません。
完全に汚物や汚水の付着が無ければ現在のような水洗であれば臭気は無いでしょう。

目に付かないトイレの汚れは臭いで感じられます。
トイレの臭いは汚れがトイレ内にしみ込んでいると言う事です。
最も多いのは床のセメント目地です。
もちろん便器の裏側なども汚れはありますが、これ等は洗浄可能です。

問題はしみこんだ汚れです。 しみ込んだ汚れは除去できない、すなわち清掃不能トイレと言えます。


 

  落とせなくなった汚れ。。。


清掃不能トイレは床が吸水性の素材を使用している場合です。

男子用トイレの汚垂石に花崗岩を使用していることが多いです。
この石も汚れがしみこむ性質があります。
床面は以前ほど吸水性が無い素材が使用されていますが、汚れは目立ち易い素材です。
清掃のことを考慮せずに設計されることが多いように思われます。
にもかかわらず、『清掃が悪い』 の一言で片付けられるのが現状のように思われます。

清掃のし易さと使用頻度と清掃回数を考えないトイレはいずれ使用できなくなります。
どのようなトイレでも初めはきれいであることは言うまでもありません。
清掃のしにくいトイレは清掃回数を増やさなければならず、これを行わないといずれは使用不能になります。




 
 
 
  建材の末路。。。


トイレ清掃の必要性を考えるうえで、素材の特性(欠点・利点)やメンテナンス方法を知ることは不可欠なことです。

また、新しいうちに予防することの重要性が最近は囁かれるようになりました。



トイレの消臭・抗菌、お掃除とは、


洗剤や除菌剤で洗うこと、 落とす、 ではありません。


吸着しない、 とどまらない、 ということが重要です。


洗い流しやすい状況を作り出すことが、一番の近道なのです。。。