リサイクル骨材を利用した、透水床舗装についてご紹介します。
従来の樹脂接着透水床舗装においては、コンクリートやアスファルトの下地が必要でした。
特殊セラミック繊維をからませて固める新しい透水性舗装剤によると、
構造下地なしでの施工が可能になり、工期・コストの削減と廃材の再利用等とに、多くのメリットをもたらします。
従来工法のイメージ 》》》

・骨材の接着点が少なく、液ダレしやすく安定性に欠ける。
・コンクリートなどの構造体が必要。
ファイバー接着のイメージ 》》》

・樹脂と繊維が骨材に複雑に絡み、液ダレが少なく安定した強度を保つ。
・下地構造体が不要。 厚み20mmで歩行可能、30mmで乗用車OK!
繊維を絡ませて固める新しい透水性舗装手法です。①砕石路盤に直接施工が出来る。
②30mm(表面層)の厚みで自家用車が載れます。
( 曲げ強度 8.9N/㎜2 )
③空隙が多いので水抜けが良い。
( 透水性 0.25㎝/秒 )
④水溜りができないので、足元が濡れない。
⑤吸音効果がある。
⑥夏場は打ち水効果で涼しくなる。
⑦雑草除け、滑り止め効果がある。
( すべり抵抗値 Wet60 )
⑧溶出分析結果からカドミウム、鉛、ヒ素、水銀等、7項目において不検出。
⑨耐薬品性に優れる。(酸・アルカリ 5品目)
⑩施工性に優れ、比較的短時間で歩行可能となる。
⑪デザイン性、機能性に優れる。
⑫用途や応用範囲が豊富。
歩道、公園、広場、駐車場、庭園、ツリーサークル、階段、浴室、室内、トイレなど基本施工手順 》》》
●施工前
●下地調整、転圧(路盤固め)
●材料の搬入、配置

材料、資材の計画は綿密におこないます。
●材料混練

混合、配合方法は規定通りにおこなわないと、硬化不良、色ムラなどの弊害があります。
●透水舗装剤の敷詰め
●透水舗装剤の均し
●透水舗装剤の転圧
●完 成

以上が、基本作業の流れです。
骨材カラーサンプル 》》》・200種類以上の骨材サンプルがあります。
・再生骨材(空き瓶、廃プラ、間伐材、一般ごみ、ヘドロ、貝殻、溶融スラグ、発泡スチロール、硅砂、もみがら、石くずなど)を利用できます。

ほんの一部をご紹介しています。
組み合わせや、デザイン型によりお好みのデザインに仕上げれます。
施工例、導入例は、別途ご紹介します。。。