BEFORE
漏水の水シミが側面にありましたが、キレイに取り除かれています。
奥の壁板の下部にあったカビ菌が除菌されています。
●除菌、カビ取り
●防腐剤の塗布
●中和処理
家具も意外に汚れているものです。
大阪の私鉄 駅トイレの臭い吸着防止措置についてご紹介します。
駅のバリアフリー化に伴い、各所トイレも改築されました。
無水トイレを採用していることもあり、汚れや臭いに対する予防措置が必要でした。
トイレの臭いの発生原因の殆どが、内装建材への臭気吸着です。
汚れと臭いの原因の大部分は飛び散った排泄物(小便)の仕業です。
尿は10~15分経過すると細菌や化学物質と反応し、スライムや尿石へと変化します。
便器の内壁・前カバーの裏側、床タイル目地、排水器具廻り、その他建材に吸着・浸透してゆきます。
バクテリアや臭い成分の温床となります。
また、日常清掃時に使用する洗剤は残存し、汚れを堆積させるだけでなく、その汚水に含まれている成分である
界面活性剤・塩酸・塩素・硫酸・フッ酸・水酸化ナトリウム等は環境汚染をも引き起こします。
諸般事情を考慮しても、既存の日常清掃手法が充分な衛生対策といえるでしょうか。
汚れの堆積は雑菌類の養分となり、使用者だけでなく管理者・作業者の健康をも阻害しかねません。
施工後の状況です 》》》
今回は、床の汚染防止(抗菌処理)をおこないました。
見た目には判りませんが、疎水状態で、耐薬品性に富む床材に改良されています。
多くの方々が使用されるので、重歩行用の仕様にて施工しています。
施工の様子をご紹介します。。。
エフロ、油膜等の汚れを取り除きます。
汚れに見合った洗浄液をしようします。
エアー清掃、掃除機により粉塵を取り除きます。
表面の湿気も取り除くほうが良いです。
使用頻度が多いので、重歩行用の施工をしています。
仕上げクリアーがめくれない様に、接着強化剤を塗布しています。
クリアー樹脂なので風合いは損ないません。
専用パッドで床材に塗り込みます。
クリアータイプなので塗り残しには注意が必要です。
約4時間で硬化乾燥します。
施工後、3日間はブラシ等で擦らないようにします。
殆どの洗剤、薬品、溶剤に耐性があります。
普段はスポンジでお掃除すれば簡単に汚れを落とすことが出来ます。
臭いの吸着は ” ゼロ ” です。
汚れが目立った時、固着物があるときは、洗剤を併用して擦り取ります。
素材を守り、永くキレイを保ちます。
汚染・劣化予防は、どんなメンテナンス手法より効果的・経済的手法といえます。。。