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雨漏りによる家具の水シミとカビ取り。。。

2011-02-10 16:11:37 | 防カビ、臭気対策技術
住宅の外壁からの雨漏りが原因で家具にカビが発生してしまいました。

急遽、カビ取りと防腐処理をおこないました。

その様子をご紹介します。


床に置いた洋服タンスの底板から水が廻っているようです。

付近は カビと水シミにより汚染されていました。

洋服だけでなく、日常生活にも影響が及ばないように処理しました。


BEFORE
AFTER
 
漏水の水シミが側面にありましたが、キレイに取り除かれています。



BEFORE
AFTER
 
底板の奥にあったカビが除菌されています。



BEFORE
AFTER
 
奥の壁板の下部にあったカビ菌が除菌されています。



カビ取りの手順をご紹介します 》》》


●除菌、カビ取り
 
除菌剤を塗布します。
しばらく放置して、拭き取ります。
ご家庭で除菌する場合は、オキシドール(過酸化水素水)でも効果があります。


 
アルカリ洗浄により、水シミを取り除きます。
アルカリ洗剤塗布後、ウエスにて拭き取り。
汚れが取り除けたら、中和剤を塗布して仕上げます。

固く絞ったキレイなウエスにて水洗いします。


●防腐剤の塗布
 
木材が乾燥したら、防腐剤を塗布します。
水性で安全な、除菌剤を含まない防腐剤です。

木材の結合水を一定に保つことで、水分が含み難くなり、カビの着床を阻害するものです。
      
       
●完  成
 
防腐剤塗布直後の状況です。

乾燥すると元の白木に戻ります。
触れると木材の表面のキメが細かくなった状態が判ります。
シットリとした感触です。
      
 
●底板のシミ取り(アルカリ洗浄)
 
アルカリ洗浄剤を塗布します。
ウエスにて木目に沿って拭きあげます。

 
拭きあげが終わりました。
手前のウエスの汚れからもシミの取れていることがわかります。


●中和処理
 
中和剤を塗布した部分は白木に戻っています。(左側)
キレイなウエスで拭きあげます。
 
●完  成
 
乾燥後は、シミが取れて 白木の状態に戻っています。


家具も意外に汚れているものです。

お掃除やメンテナンスされていないのが原状です。

お引越し、大掃除のタイミングなどにオーバーホールするのもいいですね。

キレイな家具なら気持ちよく洋服を入れることができますね。



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浴室窓、扉(サッシ、ガスケット)の防カビ。。。

2010-08-07 08:18:07 | 防カビ、臭気対策技術
お風呂の窓、 アルミサッシとガスケット(ガラス押さえゴム)の防カビについてご紹介します。


お風呂の扉や窓は、お掃除し難い部分で、カビがへ生えやすい部分でもあります。

水滴が溜まって、洗い難くく、カビ菌や汚れが発生します。


BEFORE

AFTER

 

新品同様に復元されています。


洗浄とカビ予防方法の手順は。。。

①サッシ、ゴム、タイルの除菌洗浄。
②タイル目地の塗り替え。
③ゴム、コーキングへの防カビ剤塗布。
④サッシ、タイルへの防汚クリアーのコーティング。

以上が洗浄と予防の手順です。



使用する薬品を順を追ってご紹介します。。。


①除菌洗浄剤 ; 水垢、エフロ、錆の除去剤
 
タイル、アルミ等 この1本で浴室内の洗浄がOK!
水溶性植物性酸が主成分。 酸系の洗剤なのでゴム手袋やめがね(ゴーグル)を使用します。
スコッチブライト(腐食布)にて汚れを擦り取ります。 素材を傷つけないように注意します。

 


②タイル目地の塗り替え ; MJ・カラー

塗り代のない目地の上から直接塗り込める、安全な水性樹脂です。
無機質な仕上がりとなり、本来の目地セメントと同様です。
お好みのカラーを選べます。(※鮮やかな色は調色できない場合があります。)

 



③ガスケット、ゴム、コーキングへの防カビ剤塗布 ; MS・コート

窓廻りのゴムやガスケット、 コーキング(シリコン系除く、シリコン用はS・コート)へ防カビコーティング。
表面に被膜を生成し、剥離剤でも取れないほど強固に浸透固着します。
2液水性タイプ(主剤:硬化剤=5:1)のクリアー樹脂です。
目地巾にみあった刷毛にて 1コートするだけです。
ゴム・コーキング表面はツルツルした状態になります。

 



④サッシ、タイル、ゴム等 防汚クリアーコーティング ; RC-2200

1液溶剤タイプの特殊ポリマー、クリアー樹脂です。
高い子光沢を保持し、殆どの薬品や溶剤に耐性があります。
汚れが付いても洗剤や溶剤で拭き取ることができ、素材を傷めません。
キレイを長持ちさせる特殊ポリマー加工です。

専用のパッドを使えば、垂れずにキレイにコートできます。

 

今回は、施工写真でなく、使用材料をご紹介しました。


せっかく洗浄しても、予防することが肝心です!


クリーニング 予 防 は 一体の作業 です。


素材保護と劣化・汚染予防は効率的な衛生状態を整えるほか、

日々のお掃除を格段に軽減します。



駅トイレの臭い対策。。。床タイル編

2010-07-30 07:15:50 | 防カビ、臭気対策技術

大阪の私鉄 駅トイレの臭い吸着防止措置についてご紹介します。

駅のバリアフリー化に伴い、各所トイレも改築されました。

無水トイレを採用していることもあり、汚れや臭いに対する予防措置が必要でした。



トイレの臭いの発生原因の殆どが、内装建材への臭気吸着です。


汚れと臭いの原因の大部分は飛び散った排泄物(小便)の仕業です。 

尿は10~15分経過すると細菌や化学物質と反応し、スライムや尿石へと変化します。

便器の内壁・前カバーの裏側、床タイル目地、排水器具廻り、その他建材に吸着・浸透してゆきます。 

バクテリアや臭い成分の温床となります。


また、日常清掃時に使用する洗剤は残存し、汚れを堆積させるだけでなく、その汚水に含まれている成分である

界面活性剤・塩酸・塩素・硫酸・フッ酸・水酸化ナトリウム等は環境汚染をも引き起こします。


諸般事情を考慮しても、既存の日常清掃手法が充分な衛生対策といえるでしょうか。

汚れの堆積は雑菌類の養分となり、使用者だけでなく管理者・作業者の健康をも阻害しかねません。



施工後の状況です 》》》


今回は、床の汚染防止(抗菌処理)をおこないました。

見た目には判りませんが、疎水状態で、耐薬品性に富む床材に改良されています。


 

 

 


多くの方々が使用されるので、重歩行用の仕様にて施工しています。


施工の様子をご紹介します。。。

●清掃、洗浄
 

エフロ、油膜等の汚れを取り除きます。

汚れに見合った洗浄液をしようします。


 

エアー清掃、掃除機により粉塵を取り除きます。

表面の湿気も取り除くほうが良いです。


●接着強化剤の塗布
 

使用頻度が多いので、重歩行用の施工をしています。

仕上げクリアーがめくれない様に、接着強化剤を塗布しています。

クリアー樹脂なので風合いは損ないません。


●耐汚染クリアー(RC-2200)の塗布
 

専用パッドで床材に塗り込みます。

クリアータイプなので塗り残しには注意が必要です。



約4時間で硬化乾燥します。

施工後、3日間はブラシ等で擦らないようにします。


●完  成
 

殆どの洗剤、薬品、溶剤に耐性があります。

普段はスポンジでお掃除すれば簡単に汚れを落とすことが出来ます。


臭いの吸着は ” ゼロ ” です。

汚れが目立った時、固着物があるときは、洗剤を併用して擦り取ります。


素材を守り、永くキレイを保ちます。

汚染・劣化予防は、どんなメンテナンス手法より効果的・経済的手法といえます。。。



公共トイレの4K、「汚い」、「臭い」、「暗い」、「怖い」。。。

2010-07-02 13:50:27 | 防カビ、臭気対策技術
公共トイレの 4K

「きたない」、「くさい」、「くらい」、「こわい」
と言われています。


アンケートにより、改善してほしいと答えた人が多数を占めたのは、
 
①『キレイにしてほしい』、 ②『明るくしてほしい』  ..... でした。
 
 

アンケート結果 》》》

●公共トイレに不可欠な機能・設備は?
  ⇒「安全性」、 「清潔さ」、 「トイレットペーパー」、 「明るさ」、 「荷物置き場・荷物かけ」

●安全性の問題を効果的に改善する方法は?
  ⇒「係員が定期的に巡回する」
 
以上のように過半数の使用者が要望されています。 
また、「利用を有料にする」 は非常に少ない状況でした。
 
 
 
公共トイレの現状 》》》

街づくりや施設設計の上であまり重視されず後回しの存在であったが、近年はその場所のイメージを左右し、ときには集客などにも影響すると考えられ、優先課題のひとつとして整備されるようになりました。

利用頻度は常に高く時間帯、曜日、地域性により大きく左右され、そのイメージは施設別にみると顕著であり、不安・不快感を持った使用者の多さは言うまでもありません。

「不安」、「不快」、「汚い」と感じた使用者の比率
 
飲食店・買い物施設のトイレ    40%程度 
 
・駅トイレ  85%以上               
 
・公園、歩道などのトイレ  95%以上

喫煙、ホームレス等による目的外利用や利用者のその他の迷惑行為が、意図的・非意図的・無意識に係わらず、マナーの欠如や認識不足として指摘されています。 「注意書き」 などの後からつけられた表示により適切利用を喚起していますが、利用者側・管理者側の双方にとって望ましいものでなければなりません。

 

汚れの原因とメカニズム 》》》

公共トイレは多くの人が使用します。 十人十色、使用方法もまちまちです。

汚れと臭いの原因の大部分は飛び散った排泄物(小便)の仕業です。 尿は10~15分経過すると細菌や化学物質と反応し、スライムや尿石へと変化します。便器の内壁・前カバーの裏側、床タイル目地、排水器具廻り、その他建材に吸着・浸透してゆきます。 バクテリアや臭い成分の温床となります。

また、日常清掃時に使用する洗剤は残存し、汚れを堆積させるだけでなく、その汚水に含まれている成分である界面活性剤・塩酸・塩素・硫酸・フッ酸・水酸化ナトリウム等は環境汚染をも引き起こします。

諸般事情を考慮しても、既存の日常清掃手法が充分な衛生対策といえるでしょうか。

汚れの堆積は雑菌類の養分となり、使用者だけでなく管理者・作業者の健康をも阻害しかねません。

 

汚れの吸着 = 臭いの吸着 と考えるべきです。

また、同様に細菌類も定着します。


『安全性』 と 『清潔さ』 の確保は必須条件です!
 
 
 

衛生化処理導入の意義 》》》

既存の消臭剤や残存洗剤は汚れの原因となります。 光触媒や抗菌剤も限界があります。

衛生化システムは素材表面を改質・改良することにより、汚れや臭い成分の定着を阻止し、流水や洗浄により、根本的に除去する手法です。

導入により多くの成果が報告されています。
 
きれいなトイレはきれいに使われているのが現状です

日常作業効率の向上は、使用者ニーズの充足とサービス向上の第一歩です。 

衛生化システムの導入によるその成果を体験してみてください。


素材の表面書処理技術は、日常清掃を軽減するだけでなく、
企業イメージUPと新たなサービスの原資となります。
 
 

衛生化処理導入の効果 》》》

ガラススライドにより、普遍的の存在する、接着力の強い細菌 Staphylococcus Aureus種 の付着と脱離を調べています。
 

ガラススライド面に付着した
Staphylococcus aureus の細胞の顕微鏡写真


未処理面は、著しく細菌が付着しています。洗浄後も細菌数は多いままです。

衛生化処理面は、細菌の付着を阻害しています。洗浄後は洗い流され定着していません。





衛生化処理の特長 》》》
 
●常に洗いやすく、日常清掃を軽減し清掃効率を向上します。
●既存リフォームに最適です。低コストで新築時の状態へ復元します。
●新築時に汚染・劣化予防として導入できます。
●素材の風合いを保持し汚れ・臭いの付着を阻止します。
●金属、タイル、モルタル、陶器、パネル、ガラス、樹脂面・シーリング材、石材等殆どの素材に適用できます。
●低ランニングコストによりイニシャルコストを還元します。
●人体にも環境にも 安全 かつ 優しい商品であり続けます。
 
 



衛生化処理導入例 》》》
 
 
 








 

風合いを活かした、素材の表面処理技術により多くのメリットをもたらします。

企業イメージや売り上げの向上は、まず、トイレからスタートしましょう。

最近は、お手洗いの衛生管理が重要視されているように思われます。

カビ除去、吸着臭の除去、防臭・防カビ。。。

2010-05-31 19:32:43 | 防カビ、臭気対策技術
ログハウスの浴室での作業例です。

壁の木材にカビが発生して、臭いまで吸着していました。

有馬温泉のとある施設です。


衛生面で改善する必要があり施工しました。

その状況を順をおってご紹介します。



まずは、

Before



Afetr


カビが取り除かれています。

同時に吸着臭もなくなっています。



●除菌剤の塗布


木材は酸素を付加すると消毒される特徴があります。

この除菌剤は企業秘密ですが、スーパーでも市販されているようなものです。
 
 
 
●しばらく放置して汚れを擦り取ります


すでに、カビが消えかけています。

 
  
●水洗いして水分を拭き取ります


この段階で吸着臭も消えています。



●自然乾燥後、防カビ剤を塗布します。


浸透して木材表面にカビ菌が着床できないように改良します。

当然、洗剤や水洗い OKです。



風合いは変わっていないのがわかりますね。。。

見た目には一切わかりません。

水を掛けるとよくわかります。

もう3年近く キレイな状態です。


安全な製品・薬品を使っているので、ゆっくり入浴できますね。



床下の防カビ対策。。。シールド K-33(人体に無害)

2010-05-31 19:03:56 | 防カビ、臭気対策技術
梅雨の季節が近づきました。

今回は床下のカビ、菌糸の対策方法についてご紹介します。







上記左から  現状 → 防腐処理 → 保護コート




従来の殺菌成分を一切含まない、人体に無害の手法です。

木材の腐食防止と菌糸の着床を阻害するものです。





まずは、 ●木材に浸透型の腐食防止剤を染込ませて強化します。

シラン系の成分が繊維質細孔内に浸透して木材の健全水分量を確保。

健康な木材は臭いや菌糸の生育を妨げます。

環境に優しい、水系の溶液です。臭いもなく人体に悪影響はありません。



続いて、反応強化後に、 ●表面改良剤を塗布します。

こちらも水系の樹脂により耐水性が高まり、

菌糸の着床(根付くこと)を阻害して繁殖を抑えます。

低臭で、硬化後は安全な状態になります。




床下のほか、押入れ、クローゼットなどの収納スペース。

和室、納戸等 湿度の高い場所には有効です。

殺菌成分のように効果がなくなるものではありません。

菌糸の繁殖・着床防止手法は長期わたり効果を発揮します。


安定した手法であることは明快です。