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人と地球に優しい、資源を活かす技術。ライフサイクルコストを低減する新技術。 企業様への技術導入応援。

環境配慮型鉄部塗装システム。。。住宅地に立地する保育園

2010-09-08 09:03:34 | 水系重防食塗装システム
住宅地に立地する保育園の鉄部塗装をおこないました。

園児だけでなく、近隣住宅に配慮する塗装方法が必須でした。

完全水性の鉄部塗装システムについて、ご紹介します。




 
まずは、 塗料臭の問題ですね。

完全水性なので、超低臭です。 

従来弱溶剤塗料と比較して、VOCガス 90%以上 カット しています。


 
BEFORE

AFTER

 


BEFORE

AFTER
 

 
 
塗装仕様は以下の通りです。。。


(1) 下地錆落し、洗浄

(2) 2液水性エポキシ錆び止め、2回塗り、 HDM-3300

(3) 2液水性ウレタン樹脂、2回塗り、 HDM-5000

 
以上のように施工しています。



施工の手順をご紹介します 》》》
  
 
●錆落し
 

まずは、グラインダーにて錆落し。



     
細部や床の縞鋼板をジェットタガネで、錆や旧塗膜を取り除きます。



      
最後は、サンドペーパーにてサンディングします。



 
苔藻類が多いので水洗いにて洗い流しました。
  
    
●錆び止め塗り
        
 
1回目の塗装の様子です。



  
2回目の塗装の様子です。
 
 

        
ローラーにて塗装すると、被膜厚みが確保されやすいです。



      
錆び止め完了後の状況。

少し下地が透けていますが、顔料をあえて少なめにしている為で問題ありません。
 
 
●仕上げ塗り
     
       
1回目の塗装の様子。


  
   
2回目の塗装の様子。

ローラーを使うと膜厚が確保しやすいです。
 
 
●完  成 

 
完成の状況です。

保育所らしい、鮮やかなブルーです。



休日の作業も、クレーム無しです。

 
 

使用者への配慮だけでなく、近隣への配慮は、

施主様への大きなセールスポイントとなります。

 
環境や近隣への配慮は、最重要な施工者責任です。
 
 

トラックスケールの塗り替え。。。環境配慮型水性塗装システム

2010-09-07 17:27:32 | 水系重防食塗装システム
食品会社のトラックスケールの鉄板を塗り替えました。

食品関係の会社とあって、臭いに敏感で、低臭タイプの弊社製品を選択いただきました。

施工の様子をご紹介します。。。


●施工前
 


●錆落し、サンダー掛け
 


●水性錆び止め塗り(1回目)
 



 



 
錆び止め塗り完了後。


●仕上げ塗り(2回塗り)
 


 



 



 


●完  成
 

お天気も良く、乾燥時間も早かったので作業がはかどりました。

翌日には、塗膜硬度も上がり、上に乗ることが出来ます。


環境と業務に配慮した塗装システムの施工例です。

某TV局鉄塔の塗り替え。。。防水型水系防食塗料

2010-06-28 10:43:42 | 水系重防食塗装システム
近畿の某TV局の鉄塔鉄骨の塗り替えをしました。

都市圏中心部で、オフィス街でもある地域での施工でした。

騒音の問題や塗料臭の問題をクリアにする必要がありました。

また、基礎部分の鉄骨の発錆びが顕著で補修する必要がありました。



錆び落とし作業時にでる騒音については、休日の作業とし、
塗料臭については、環境配慮型水系重防食塗装システムを採用しています。
 
工程は...
①ケレン、錆び落とし(電動工具使用)
②2成分型水系錆び止め塗料(HDM-3300、 クリアー、 1回塗り)  
③2成分型水系錆び止め塗料(HDM‐3300、 白、 2回塗り)
④2成分型水系ウレタン樹脂仕上げ(3回塗り)
にて施工しています。
 

BEFORE

AFTER
 
 
 
BEFORE
 
AFTER


コンクリート基礎架台は、水系防水(EZコート)にて施工しています。

防水型の錆び止め塗料により、鉄骨とコンクリートの隙間からの錆び発生を押えます。
また、水が溜まりやすい部分の錆びにも効果があります。


施工手順を追って、ご紹介します。

●ケレン、錆び落とし

グラインダーにてサンディング、活膜は残しています。

 
ジェットタガネでさらに錆び落とし。
 

ケレン、サンダー掛け完了の状態。

 


●防水型水系錆び止め塗料塗り(HDM-3300、 クリアー)

刷毛にてたっぷりと塗り込みます。
 

ローラーにてたっぷりと塗り込みます。
標準塗布量 0.07 ~ 0.10 ㎏/㎡/回


コンクリートの際もしっかり塗りこんでいます。
防水剤を塗布したのと同じ効果があります。
 
防水用のシーリングは耐用年数が短いので避けるほうがいいでしょう。
大きな隙間がある場合は、HDM-3300にセメントを混ぜて充填すると防水効果があります。数回に分けて施工する場合は急結セメントを使用すると作業が捗ります



●防水型水系錆び止め中塗り(HDM-3300、 白)

ローラーと刷毛を使用して、たっぷりと塗り込みます。
今回は2回塗りしています。
標準塗布量 0.07 ~ 0.10 ㎏/㎡/回

 
錆び止め塗り完了の状態です。


●仕上げ塗装(2成分型水系ウレタン樹脂、 3回塗り)

ローラー、刷毛を使ってたっぷりと塗り込みます。
標準塗布量 0.10 ~ 0.12 ㎏/㎡/回

 
塗り残しのないように3回塗りしています。

水性仕上げ塗料にはない高光沢があります。
レべリング性が良いので、表面がフラットに仕上がっています。

 
都市部での近隣や居住者に対する配慮が施工者側の責任であり、

環境配慮型塗装システムは多くの弊害を解消する製品として、多くのユーザーに採用され始めています。
 

工場プラントへの防水型水系重防食鉄部塗装導入による効果事例(4ヵ年検証)

2010-06-27 08:52:30 | 水系重防食塗装システム
海浜地域における、施設・建物の水性重防食塗装システムの導入事例をご紹介します。

神戸市の埋立地域に所在する、食品関係工場の企業をサンプリングしました。
 

 昭和63年より、修繕・営繕工事を受注されている企業様からの現状の問題点と、お客様のニーズを反映させ、平成16年7月より開始されました。 立地条件・環境が、プラントや配管支持鋼材等の鉄部に及ぼす影響が多大でありました。 台風のシーズンともなると、海からの潮風・海水により塗装修繕の頻度が殆どで多くの予算を費やしていました。

 毎年同じ水準で、同じように外部鉄部修繕費を費やし、堂々巡りの修繕計画になっていました。 少しでもその労力を削減して、他の修繕費に充てられないかと考え、水系防水型防錆処理システムを導入してみました。
 
その詳細を以下のグラフに表します。
初年度の修繕費を 100 として 以降の塗装修繕費の相対指数であらわしました。


解説 》》》
初年度は、総塗装修繕費の殆どを外部鉄部修繕費(水系重防食システム導入)に当てられています。
また、2年目より順次外部鉄部塗装修繕(水系重防食システム導入)を継続しています。
引き続き、外部鉄部修繕費(水系重防食システム導入)を4年間導入しています。
4年目には、初年度の修繕費が10分の1(90%減)になっています。以前までは2年に一度塗り替えしていた為、外部鉄部修繕費は毎年同じ水準でした。
 
水系重防食システム導入(防水型)により、塗り替え修繕のサイクル(寿命)が明らかに延びている事がわかります。

その結果、初年度は従来より20%前後の予算負担増となりましたが、4年目を迎えるとその効果が顕著に現われ、塗装修繕費が外部より内装へと、新たな用途へと充てられていることがわかります。 また、総修繕費も減少し新たな用途を創出しています。


高度の衛生管理、顧客イメージの向上、作業効率の改善等 考慮されるべき事象が増大する中、中長期のコスト計画とそのパフォーマンスも高度化しています。
●その場しのぎの低価格化で高いパフォーマンスが得られるでしょうか?
●ライフサイクルに伴う効果が得られているのか?
●優先順位は? 目的は? トータルバランスと企業イメージは?


今までのやり方で高いコストパフォーマンスが得られるのでしょうか?
施設全域への導入は、より緻密な計画が必要で、ライフサイクルを考える真の手法を再考する時期に来ているのではでしょうか?

プラント、設備など、 外部鉄部の修繕の現状。


適用事例 》》》

●出荷口 大庇 ; H19.3 
塗装膜が剥がれて衛生的ではなかった。塩害により頻繁に補修していた。


● 重油タンク ; H20.5   
油膜により塗料の剥がれが速かった。


●原料受け入れヤード ; H16.8

塩害、結露により塗膜が剥がれて原料受け入れに支障をきたす可能性があった


●プラント鉄骨塔 ; H16.12
プラント構造鉄骨の錆びが目立ち始めていた。


●危険物保管ホルダー ; H17.10
部分的な発錆びにより修繕した。


●重油タンク ; H18.7
汚染と錆びが目立ち修繕した。

 
●配管ライン支持鋼材 ; H16.7~H19.5
もっとも修繕費の多い支持鉄骨類、塩害の影響を受けやすい。
 
 

今回は、外部鉄部修繕についての検証をおこなった事例をご紹介しています。

施設内は潜在需要の宝庫です。
普段、手の付けていない設備・施設は多く、
修繕費の減少は受注減を意味するものではありません。

ライフサイクルの効率化により、新たな提案や新たな受注に繋がるものと確信しています。
 
ご覧頂き、ありがとうございました。


強靭な防錆力。。。防水型、水系重防食塗装。。。重油タンクの塗り替え

2010-06-26 10:24:32 | 水系重防食塗装システム
食品会社の重油タンク 7基を塗り替えました。

火気厳禁なので電動工具類も使用不可でした。

また、溶剤臭を抑える必要もありました。


環境配慮型水系重防食塗装システム を採用いただきました。


海浜地域でここは特に船着場に隣接しているので塩害による錆びと重油による劣化の顕著なプラントでした。




既存の油膜を除去のち高圧水洗浄。
発錆び部をケレン除去し清掃します。
水性の錆び止め(防水型)を2回塗り、錆びのひどい所は事前にタッチアップ塗装しておきました。(部分的には3回塗り)
仕上げはシルバー塗装(2回塗り)にて施工完了しました。

BEFORE


AFTER


下地に使用した水系錆び止め塗料は、重油に耐性があります。
漏出による塗膜劣化からプラント素材(鉄板)を保護します。
また、防水性能により海水からも保護します。
 

以下より、施工手順に沿ってご紹介します。


●油膜汚れの除去清掃


油膜落とし洗剤にて汚れを取り除きます。
弱アルカリ洗剤にて油膜を取り除きます。


●高圧水洗浄


洗剤、油膜、不良塗膜を高圧水により除去します。
 


洗浄後の状態。
隙間の汚れや劣化塗膜もキレイに取り除かれています。


●錆びケレン、ペーパー掛け


火気厳禁、電動工具の火花も危険なので、手工具により施工しています。
 


高圧洗浄で取り除けない錆びや旧の塗装膜を入念にサンディングします。



最後は、エアーにて清掃。粉塵を取り除きます。


●水系錆び止め(HDM-3300)の塗布


部分的な錆びが顕著な部位に事前にタッチアップ塗装をしています。
油面・湿潤面でも施工が可能な利点がある水系錆び止め塗料です。
今回は電動工具を使用できなかったので、タッチアップ塗装をしています。
錆び落としが充分に出来ない施工現場もあります。
錆びを封じ込めてしまうことが出来るのはHDM-3300の利点です。
 


既存の塗膜(シルバー塗装)が部分的に消失しているのは重油による劣化を意味しています。
 


タッチアップ塗装、下塗り、中塗りの3工程にて、水系錆び止め塗料を塗装しました。
HDM-3300はクリアー色を使用しています。
細かい隙間にも流し込んで、外的劣化要因(雨水、海水)の浸入を防ぎます。

防水型錆び止め塗料は、HDM-3300の利点です。
 


錆び止め塗装完了後の状況。
全体的に艶がある状態がそうです。
その他、 白色、 ライトグレー、 の計3色があります。
今回はクリアー錆び止めを使用しています。


●仕上げシルバー塗装


仕上げシルバー塗料を塗布しています。
市販のシルバー仕上げ塗料を使用しています。
(今回は関西ペイント社製です)

下地と上塗り塗料との接着強化を図り、
殆どの仕上げ塗料が使用できるのも、HDM-3300の利点です。



たっぷりと染み込ませる様に塗布します。
素材の表情を観察しながら、しっかりとした施工を、塗布量を確保しましょう。
シルバー塗装、2回塗りにて仕上げしています。



シルバー塗装直後の状況。


外部の鉄部お塗装は雨水や結露による劣化助長が顕著です。
加えて海水による塩害も考慮が必要です。

環境配慮型、水性塗料の重防食塗装システムは、HDMシリーズが実績豊富です。

防水型の防錆塗料は、HDMシリーズが大きくリードしています。

安全で施工性の良い塗装システムは、HDMシリーズがこれからのノーマルです。

超低臭、安全な水性錆び止め塗料。。。HDM‐3300、2成分型水性エポキシ樹脂系

2010-06-25 23:10:11 | 水系重防食塗装システム
水系重防食鉄部塗装システムをご紹介します。

住宅・マンションの塗り替え、地下駐車場・立体駐車場、食品会社・レストラン・病院、店舗密集地域での塗り替えなど、お住まいの方々やお客様、従業員の健康被害...、製品に付着したり、近隣商店への影響は大きな問題点となっているのではないでしょうか?

環境への配慮、人体への配慮が企業のコンプライアンスとして重要な課題として課されています。

高性能な水系塗装システムとしての役割は年々需要増となってきています。

環境配慮型水系防食塗装システム、 HDMシリーズ は、高い防錆力と強度な接着力に加えて、最大の利点は防水性能を有することです。

重金属イオンや水素イオンによる錆びの増殖、 水分による錆びの助長 が大きな要因として考えられています。強接着によりイオン交換を遮断し、耐水性を持たせることにより外的水分から素材(鉄)を守ることが可能になります。素材(鉄)を封じ込めてしまうという考えです。

 
錆びた鉄板のうえに錆び落としなしで、
直接HDM-3300(錆び止め)を塗布した状態。
上部は錆び止め塗装していません。
・塗布量 ; 0.08 kg/㎡、 1回塗り、 ホワイト色
・屋外暴露 ; 8ヶ月
・塩水噴霧 ; 7日間

☆☆☆☆☆
今までの防食塗料の概念をくつがえす
新水性防食塗料です。

                      
☆☆☆☆☆


特 長 》》》
①無溶剤、超低臭。
②ケレン作業を軽減。
③旧塗膜を傷めない。
④強靭な接着力。
⑤非鉄金属も施工可能。プライマーとしての利用が可能。
⑥防水性能に富む。
⑦湿潤面・油面での施工が可能。
有機溶剤削減効果 95%以上。 閉所・狭所での作業が安全。 
⑨作業性が良好。
⑩高い耐薬品性を有する。
⑪レべリング性に優れる。
⑫その他、環境・安全に配慮されている。

多くのメリットがあります。


錆び止め比較 》》》

その他一般の錆び止め塗料との性能を比較します。

標準施工仕様 》》》

 
※下塗りは、錆びのひどい部分をタッチアップ塗りする場合もあります。
※HDM‐3300は、2成分型水性エポキシ樹脂錆び止め塗料。
※HDM‐5000は、2成分型水性ウレタン樹脂仕上げ塗料。


塗料性状 》》》
 



商店密集による近隣への配慮。
居住者へ配慮。
製品への配慮。

防水型の防錆塗料は、HDMシリーズの特長です。

水性の高耐久塗装システムは、HDMシリーズです。

鉄部の試験塗装。。。水系防食塗装システム

2010-06-14 18:52:05 | 水系重防食塗装システム
海浜地域に隣接する集合住宅の鉄部塗装に関する事例です。



今年3月に試験的に施工した部分の確認に行きました。

従来の塗装では、塩害により劣化が顕著で、塗り替えてもすぐに錆が発生し、仕上げ塗料の艶がなくなり、短期間でチョーキング(白樺して表面が粉化すること)していました。




特に劣化が顕著な部位は、比較的水溜りのでき易いところに多い傾向がありました。
鉄骨階段の足元や手摺りの付け根など、海水の混ざった雨水の影響が出ているようでした。

今回の目的は、防水型の錆び止め塗料の性能です。

完全水系の錆び止め塗料、 2成分型水性エポキシ樹脂錆び止め

HDM‐2000(下塗り) + HDM‐3000(中塗り)

のうえ 水系2成分型ウレタン樹脂塗料にて仕上げました。


3ヶ月経過時点ですが、仕上げ塗料の状態・艶も健全で問題はありませんでした。

本来なら錆び止め塗料の状態で放置したかったのですが、今回は仕上げまで塗装しました。

今後も調査を重ねて性能評価を行います。(次回に施工部位に関する情報を掲載します。)

 
 

環境配慮型水系防食塗装システムの概念は。。。

●現場でのケレン作業(錆び落とし)を軽減する。(完全な錆び落としは不可能と考えるべき。)

●溶剤塗料と同等以上の強靭な接着力により、イオン交換を遮断する。

●塗装、硬化後の被膜は防水型の耐水力を有している。

●完全水系で超低臭で、VOCガス95%以上カットしている。

●アレルギー過敏の方やシンナー臭による弊害がない。

多くの面でメリットがあり、溶剤塗料同等以上の性能を有することを証明することです。



弊社製品群は量産品にはできないメリットを提供するものであり、

本製品、 環境配慮型水系防食錆び止め塗料についても、

高い樹脂配合を実現した、いわゆる、良品であることを証明するものであります。



暴露サンプル鉄板。。。

錆びた鉄板(500×500)に直接、水性錆び止め(HDM-2000)を塗布した状態。
錆び落とし、ケレン作業はしていない状態です。


HDM-2000、 1回塗り、 塗布量 0.10㎏/㎡

水系防食塗装システムの詳細は後日解説いたします。。。


環境配慮型水系防食塗装は、

施主様、施工者、近隣者、環境に配慮された製品です。。。