住宅地に立地する保育園の鉄部塗装をおこないました。
園児だけでなく、近隣住宅に配慮する塗装方法が必須でした。
完全水性の鉄部塗装システムについて、ご紹介します。

まずは、 塗料臭の問題ですね。
完全水性なので、超低臭です。
従来弱溶剤塗料と比較して、VOCガス 90%以上 カット しています。
BEFORE

AFTER

BEFORE

AFTER

塗装仕様は以下の通りです。。。
(1) 下地錆落し、洗浄
(2) 2液水性エポキシ錆び止め、2回塗り、 HDM-3300
(3) 2液水性ウレタン樹脂、2回塗り、 HDM-5000
以上のように施工しています。
施工の手順をご紹介します 》》》

まずは、グラインダーにて錆落し。

細部や床の縞鋼板をジェットタガネで、錆や旧塗膜を取り除きます。

最後は、サンドペーパーにてサンディングします。

苔藻類が多いので水洗いにて洗い流しました。
●錆び止め塗り

1回目の塗装の様子です。

2回目の塗装の様子です。

ローラーにて塗装すると、被膜厚みが確保されやすいです。

錆び止め完了後の状況。
少し下地が透けていますが、顔料をあえて少なめにしている為で問題ありません。

1回目の塗装の様子。

2回目の塗装の様子。
ローラーを使うと膜厚が確保しやすいです。
●完 成

完成の状況です。
保育所らしい、鮮やかなブルーです。
休日の作業も、クレーム無しです。
使用者への配慮だけでなく、近隣への配慮は、
施主様への大きなセールスポイントとなります。
環境や近隣への配慮は、最重要な施工者責任です。