【本】『居場所を探して・累犯障害者たち』by長崎新聞社「累犯障害者問題取材班」 盗みや無銭飲食を繰り返し、塀の中と社会の行ったり来たりをしている知的障害者たち。その現状と、刑事司法のラインに乗せられていた彼らを、福祉のラインに移すために奮闘している人々の姿を描いたノンフィクション
〈犯罪者には福祉の手助けを必要とする人たちがいる。だが司法は罪を裁くことに重きを置き、福祉は別の世界だと手を取り合ってこなかった。そのはざまを埋めるには司法の常識を覆す事例を地道に積み上げ、社会に訴えていくしかないー〉(川端弁護士)
〈障害がある受刑者が刑務所を出た後、福祉とつなぐ制度をつくった…田島は気付いた。刑事司法の分野で、容疑者を起訴するかどうかの権限を握っているのが検察だ。刑務所を出たあとの支援が「出口」だとすれば、検察は「入り口」に思えた。「『入り口』をふさげば、根本的な解決につながる…〉
〈これまでは、たとえ、検察官が「知的障害がある被告に、刑務所での更生は難しい」と考えたとしても、刑務所に送るしか手段はなかった。だが、累犯障害者を取り巻く状況はここ数年で大きく変わり、福祉施設での更生という新たな「選択肢」が生まれた…「検察だって、何がベストなのかは考えている」〉
長崎で行われている試みが、全国に広がっていけば、累犯障害者を減らすことができると思う。最大の課題は、人々の意識ではないか。近隣の施設が触法障害者を受け入れることを反対する人が多かったりすれば、なかなか状況は改善しない。たくさんの人が、この本を読んで、この問題を考えるといいな。
だから、大勢の人たちがそう言ってたのに → 【ニュース『深・裏・斜』読み】きょうのテーマ 「生活保護費引き下げの影響」 玉突き式に他制度と連動も - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/life/news/1302…
テレ朝は実名報道じゃないと云々って言っておきながら、誤認逮捕のときの警察幹部の謝罪の映像では「神奈川県警幹部」「警視庁幹部」という書き方…結局警察怒らせたくないし、警察のいうことを聞いておきたいんだろうなぁ
「ニュース9」に思う。阿曽山大噴火氏に悪意はないが、①NHkがわざわざ彼を出した驚き、②それも前科に関する傍聴内容のインタビューをした驚き、③別の意味で彼が詳細にメモを取っている驚き(そのニュアンスの正確さは担保されない)、NHKからまた報道の一線が崩れた瞬間のような気が 続く
続き 昭和50年代くらいまでは、人の家のインターフォンにマイクを突きつけるのは芸能ワイドショーのすることで、決して報道のすることではない、という一線があった気がするが、高校生くらいのときにNHKの記者がマイクをインターホンに突きつけているのを見て、何かが崩れ去ったような気がした
更に続き 今後更にこのラインで一発当てよう、再犯したら売り込もうという傍聴マニア、更にはマスコミによる傍聴マニアの囲い込み、ともう阿鼻叫喚たることになりかねんなあ。前科報道の対応策を考えなければ
@1961kumachin 以前、ある死刑求刑事件の第1回公判前にクロ現で前科報道がされ、かつ、現在の矯正システムでは構成が難しいとまで言っていたことがありました。司法記者界隈では物議を醸したようですが、NHKのモラルは一夜にして崩れたのではないのですね。
のまネコ裁判の取材で「回避性人格障害」が原因と主張したがカットされまくり。裁判でも認められてたしスルーして報じるのはフェアじゃないよなぁ。明日の『スッキリ』は医師にも取材してしっかり取り上げるようで骨太な番組に参加出来たのが喜び。再現VTRの傍聴席に座れたのがさらなる喜び。
「簡裁代理権の範囲と本人訴訟支援の執務の在り方に関する研修会」開催報告 sihousyosiakamatu.blog97.fc2.com/blog-entry-808… /静岡県会は「攻めてる」なあ