守秘義務「つらい」、裁判員経験者らがフォーラムで真情吐露 http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011200033/
たかだか一回裁判ごっこに巻き込まれたというだけなのに、何をそんなに暴露したいのか分かりませんが、それはそれとして、確か裁判員は評議中も各自の名前を知らせぬよう記号的な呼称(模擬裁判ではうさぎだのたぬきだの呼び合ってたが)を使うくらいにプライバシーに配慮していたはずなんですね。 それが裁判員をVIP扱いするあまりに趣旨を逸脱していき、いつの間にか経験者ネットワークなんてものを作って集まったり、平気で氏名と連絡先を交換するのを黙認するようになってしまった。こうなると長いものに巻かれろの日本人気質としては、裁判後の人間関係まで考慮して、ますます裁判官…ならまだいいけど、声の大きい者にズルズル引きずられ、空気に支配されることになりそうですね。 |
国家が警察と軍隊という暴力装置を独占しないとテロが起きるby.石破茂 http://shadow-city.blogzine.jp/net/2010/11/by_f96c.html
報道に煽られた方々が「暴力装置」の初出がウェーバーなのか左よりの理論家なのかに話をすり替えて盛り上がってるようですけど、さすが自民党きってのマニア気質である石破氏だから当然に知ってますね、って話。こういうご時世なので暴力装置とは言わず物理的強制力くらいに婉曲的に表現するのが吉なんでしょうか。嫌な時代だねえ…。 |
「控訴勧めたい」裁判長説諭に波紋 裁判員初の死刑判決(朝日新聞) - goo ニュース
評議に参加した裁判員への配慮か、素人が加わったことにより量刑に一定のバイアスがかかってることを認めたのか、おそらく前者ではあるでしょうが、いずれにしても適切な説諭なんですかね? 思えば、いくら日本国内で死刑廃止論者が少ないとはいえ、裁判員6人、補充含めて8人以上不作為に選抜するのだから、廃止論者が加わらない方が不自然なはず(実際には明言したら「忌避」によって検察側に排除される可能性が高いでしょうが)。今回は条件付多数決で死刑だからまだ混乱は生じないとしても、逆に死刑じゃなかった場合に検察へ控訴を薦めたと考えたらいかに変な話か分かろうというもの。
いかにデタラメな机上の空論によって裁判員制度が作られたかよく分かりますねぇ。 |
組織の統制取れなくなる…海保「見送り」に驚き(読売新聞) - goo ニュース
主任航海士の海上保安官(43)の逮捕が見送られたことに、15日、海上保安庁の関係者には波紋が広がった。 東京・霞が関の海上保安庁。「逮捕見送り」をテレビニュースで知ったある幹部は「本当か」と驚きの声を上げた。別の海保幹部は「主任航海士を擁護する声もあるが、もし刑事罰に問えないようなことになれば、組織として統制が取れなくなる」と話した。一方、主任航海士が所属する神戸海上保安部(神戸市)の職員の一人は「検察や警察の判断は妥当だが、本人への処分は必要だ。それが組織というものだ」と漏らした。 映像流出判明後の今月5日から、海保が刑事告発を発表した8日までに、海上保安庁本庁に寄せられた電話は約280件。大半は、「映像を見られてよかった」「犯人捜しや、処分はしないで」といった、映像流出を肯定する意見だった。海保は「国民世論と誤解されかねない」として、9日以降は電話やメールの内容の公表を取りやめるなど、主任航海士の行為への擁護論に神経質になっていた。 |
子供のようにはしゃいでるばかりの産経新聞とはっきりと差別化されてますなぁ……ちょっと感動的かも ![]() 馬鹿らしくて正視に耐えなかったけれど、テレビカメラの前で謝罪して見せるくだらないパフォーマンスは酒井法子事件の先例を踏襲したんだろうね。今回の事件の性格がよく表れているというか…。 |
都の漫画規制条例、修正案を再提出へ(読売新聞) - goo ニュース
子どものキャラクターによる露骨な性行為を描写した漫画やアニメの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案について、東京都は15日、文言を修正の上、今月末開会予定の都議会に再提出する方針を固めた。 これまで反対していた民主党も修正内容に同意するとみられ、条例改正の公算が大きくなった。 今年3月に提出され、6月に否決された改正案は、漫画などの登場人物で「18歳未満として表現されていると認識される」ものを「非実在青少年」と定義。それに対する 強姦 ( ごうかん ) など反社会的な性描写の作品を「不健全図書」に指定し、子どもへの販売や閲覧を制限する内容だった。 再提出案では、定義があいまいで過度な規制につながる恐れがあると指摘された「非実在青少年」との文言を削除、「18歳未満」とした、規制対象のキャラクターについても具体的な言及を避けた。 |
小学生にしか見えない18歳のキャラクターが乱立するわけですね

…にしても、警察官僚と道徳系保守の執念はしかし凄いものがある
刑法や有害図書条例は立証が面倒で使いにくいから、この条例で好きな
ように規制したいというのがバレバレではあるが。
アメリカからの要請という錦の御旗もあるしね。