一言。受験者が減ったなぁ・・ ![]() 勝ち抜けした人は顔も名前も分かっているので、去年の不合格で見切りをつけた人か、あるいは中小予備校の不利を悟って(実際のところ、受験生の実力とあまり関係ないと思いますが)大手の通信や独学に切り替えた人が結構いるってことだろうか。もっとも、パッと見、実力のありそうな人はほぼそのまま居残ってる感じではあるが。 択一は条文をちょっと斜めから読んだような、暗記が苦手な受験生のアキレス腱を的確に突いた良問だった感じ。私も反省しきりですね。まあ、それなりに出来てるとは思うんですが。 一方の記述が、不登法はひねりもなにもない書式暗記問題、商登法は論点羅列型の支離滅裂な手が疲れるだけの駄問。試験終了直後あちらこちらで失笑が漏れる ![]() 「久々に戦場に帰ってきたぜぃ」的な満足感はありつつも、何かイマイチ燃えるシチュエーションにまで至らなかった不完全燃焼状態。暗記地獄から免れる記述問題は(嫌いな人はともかく)一服の清涼剤ですから、そこがつまんないと後味が悪いですよね。 |
ホントすっかり忘れてまして、はがきを見てびっくり ![]() ![]() 結果として212点(択一166点+記述46点、合格基準180点)なのでホッと一安心ながら、正直択一だけで180点オーバーが目標だったので存外低得点と言わざるを得ないかと ![]() 僕らは民法・商法・憲法は出来るけれども、行政書士の最重要科目である行政法はさっぱりだし、だからといってろくに時間も割けないから殆ど運試し。ところが、今回はその行政法がなかなか難しくて多分ボロボロだったはず ![]() 受かったから言いますけども、法令科目は行政書士プロパー受験生を完全に無視してますね。問題が無意味に細かくて、行政書士プロパーの参考書を潰してもおそらく合格点には遙かに届かないんじゃないかと。穿った見方をすれば、法科大学院生やその予備軍に模擬試験として受験させて、行政書士になるはずがない合格者を濫造し、登録者を増やさずに受験料だけごっそり集めたいという行政書士会の資格ビジネス的思惑が透けて見えるような酷い内容の試験でした。 今後受ける方がいるのでしたら、行政法は時間さえかければ楽に8割はとれるので、他の法令科目は5割とれば十分だと割り切って、行政法に全力を傾注すること。教養科目は、確実に解ける経済・社会と政治の選挙関連(いずれも現代用語の基礎知識でも一通り読めば楽勝。それ以前に新聞毎日読んでる人なら余裕)は絶対落とさない。公私の個人情報保護法は死ぬ気で勉強する。文章理解はただの悪問だから全問取れなくても落ち込まない。そんなところですかね。 これだけで180点は十分に到達するはずです。細かかったり、難しかったりする問題は手を出す必要毛頭ありません。 |
普段から本を読む人にありがちな話ではありますが、私もご多分に漏れず、ビジネス書やハウツー本の類は好き嫌い以前に眼中にありません。 ・・が、まだ答練も始まらず、講義はもともととっておらず、よって高額コース加入者の特権であるゼミ授業にも参加権無し。そんな完全自習オンリー状態では、何をやってもノリは悪いし、手応えもなく、雲を掴もうと空回りしているようなもの。 これじゃいかんなあと思い直し、いわゆる合格本を凝視。といっても、この手の本は大概次のカモを引き込むための撒き餌ですから、いまさら僕らが読んでも仕方ないわけです。 だったらもっとダイレクトに役立ちそうな恥ずかしい本はないかなと平積みされてないような本まで対象を広げて探索した結果がこれ。 タイトルからいかにもって感じがいかすでしょ? ![]() しかも出版社がPHPというのがさらに恥ずかしい ![]() 筆者は元Wセミナーのオーナーで早稲田経営出版含め大日本印刷に売り払った成川豊彦氏。 私は当然よく分からないわけですが、司法試験受験生を長らく見てきた人の書いた択一式(司法試験では短答)攻略に特化したマニュアルです。 まだ読み始めたばかりのところですが、大部分はよくある理屈ですが、案外実践的なノウハウが載っていて、そのままパクれそうな感じ。値段分の価値はありそうですね。 |
楽天ブックスで年明けポイント10倍セールだったので、どさくさ紛れに
(プラス電子化用に新書2冊)を買い、今朝届いたので、取り敢えず商法総則・商行為法の条文素読。択一の70問中1問に過ぎないとはいっても、条文少ないし、条文通りしか出題しようのない科目だから面倒だけど意外に効率的かもしれないと読み始めました。 ・・が、これがまた艱難苦行 ![]() 商行為法の条文を一つ目で追うたびに債権法の知識が耳から抜けていくような感覚・・。まあ、でもやらなきゃしようがないし ![]() |