本当に嬉しいnewsです。
クルマ好きなら「憧れ」である「abarth」が復活です。
fiat車の1グレードに成り下がっていましたが、今回はかなり本気なようです。
ロゴはかなりモダナイズされて、サッパリしすぎですが良しとしましょう。
クルマの成り立ちは、スタイリングはオーバーフェンダー風のプラスチックモールをホイールアーチに付け、屋根を黒くし(ガラストップ?)、ステッカー&バッジチューン!! 往年のリトモ130TCと同じ手法です。エンジンは1,400CCのガソリンエンジンにターボを付けて、150馬力と180馬力の2タイプが用意されるようです。これは80年~90年代、F1が1,500CC+ターボで武装していた頃のウノ・ターボの手法ですね。
一気に欲しいクルマランキングの上位に付けてきました。
但し、嬉しいことばかりでは無い事にも気づいてしまいました。
現在の fiat にはガソリンエンジンの選択肢が無いのです!!
(ランチアで使用している2,000や、バルケッタの1,800は古いのか?)
GMとの提携解消後、fiat は順調な業績を納めてはいますが、これまでの不調による開発不足の感は否めません。
ヨーロッパでの一般市場における、エンジンへの要求が「ディーゼル」基調であることは周知の事実。
fiat もディーゼルエンジンの開発は継続されてきているようですが、アルファ159のエンジンブロックを見て判るように、ガソリンエンジンを自前で開発するだけの余力が無かったように感じます(日本市場にも是非ディーゼルを!)。
否定的な書き方をしてしまいましたが、きっとこのクルマに搭載されるエンジンは「FUN」であるでしょう。
だって「abarth」ですから!!
そして「売れて」、エンジニアリング面でのより一層の充実を期待します。