*苺ちゃんねる*

★自由のんびりブログです
新しい家族の文鳥の杏ちゃん。と、その飼い主の日記。

東北・東関東大震災

2011年03月15日 | Weblog
ファミリーセールに出掛けた翌日、
大きな地震が起こりました。

私はスーパーで働いています。

当時は仕事中で、1人で作業場にいました。
ガタガタガタ・・・と小さな揺れを感じて、
(大きなダンプカーでも通っているのかな?)と思い
そのまま1人で作業を続けていました。

それでも揺れはおさまりません。

以前、父に「地震は外の木の揺れで判断しろ」と言われたので
怖いまま、外に出ました。
すると電柱は揺れ、地面が大きく揺れ、
お向かいのビルや、アパートからたくさんの人が出てきました。

通行人の女子大生も、アパートから飛び出てきた若い男の子、
皆知らない人ばかりですが、皆で集まって
「怖い怖い」と肩を抱き寄せる形で、しばらく過ごしていました。

地震って、こんなに地面が揺れるのか。

空も、地面も歪んで見えるなんて、生まれて初めての光景で
今でも思い出すと眠れません。。。

揺れがおさまって、震源地は宮城の方だと聞き、
今の揺れよりも、もっと大きな揺れなんて想像がつかない・・・と
言葉を失ったほどです。

店内は瓶や、ペットボトルが散乱。
その後も何度も余震で、船酔いのような状態になってしまいました。




私の住む地域では、計画停電が実施される地域になっていますが
実際にはまだ停電にはなっていません。
直前になると「中止になりました」と無線が入ります。

しかし、ガソリン、カップ麺、トイレットペーパー・・・
ありとあらゆるものが売り場から、街から消えています。
鉄道も全て止まっています。

正直、不安です。
通院している病院でも、医師が出勤できないので
診療はキャンセルになり、持病をもつ身としては辛いです。

でも不便は我慢しよう。そう思いました。

被災地の人は、11日に地震や津波から逃げ、
13日に初めて取った食事がビスケット1枚だと(読売新聞より)。

15日現在でも、物資が足りず
毛布の取り合いになったり、
1個のおにぎりを家族4人で分けていると(NHKニュースより)。

「生きてる人を助けてください」
そのFAXの文字をみて、胸が締め付けられる思いがしました。

そんな中で、今の私が出来ることと言えば節約であり
少しでも多くの人に、早く支援物資が行き渡ることを願っています。


今日も私は「売る側」でした。
食料品も、店としては十分な量が確保できているんです。

それでも「お一人様1個」まで、
の張り紙を無視して6個もカップ麺を買い込む人。

1人で、カゴいっぱいにパンを買い込む人。
パンも「お1人様、2個まで」と売り場には大きく書かれているのです。

そして夕方に言われたこと。
「息子がお弁当ばかりで飽きるだろうから、
明日はパンにしてあげようと思ったんだけど。
パンは、売り切れですか?明日は入りますか?」

・・・パンをご自分で焼けばいいんじゃないでしょうか。。。

私には、卑しく見えてとても嫌です。

若い大学生の方が、店内の決まりは守るし
必要な量だけを購入していかれます。

それでも売る側としては、何も言えません。
「ご不便をかけて申し訳ありませんが、点数制限は守らせてください」
「お連れの方が確認できない限り、お会計は出来ません」
「交通事情や、被災地優先になりますので、商品の入荷の保障は出来ません」
それだけで精一杯です。。。

テレビの向こうでは、
家を失い、家族を失い、
そして水も食料もなく、涙を流している人がいるのに。

助けてくださいと、あんなに声をあげているのに。
津波の映像を見るたびに苦しくなるけれど、
あの住民の方々の悲鳴を聞くたびに、
自分が出来ることからをやらなきゃって。

それなのに、
今の私の周りの現実を目の当たりにすると、とてももどかしいです。





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