残雪。

あの大雪から約一週間。

私の住まいはいわゆる住宅街。塀でキッチリ分けられていて、初めて遊びにくる人には「道幅も十分あって、整ってるね！」と言われる沿道には残雪が山のようにあり、その光景にモヤモヤ。

通行の妨げ、景観…でなく、なんか落ち着かないのである。この気持ちは一体何？！と思い続けてて（あー！歯石みたいなんだ！）と、今日の帰り道で気付いた。

以前歯列矯正をして、その数年間は特に虫歯に気をつけなければいけない生活だったので、この沿道に残る雪を早く片付けたい！と思っていたのかも。

雪は溶けるものの、日影な場所はガチガチで、誰も片付けない。見通しも悪く、車の出し入れも怖い。よしゃ！とスコップでザクザクと解体して、日の当たる場所へホイホイと投げていたのですよ。

そしたら「頑張っているところ悪いんだけど、３時過ぎたら寒くなって凍るんじゃないかしら。事故になるかもしれないわ」と、遠い近所さんがわざわざ家から出てきて声をかけてきた。

この時、１時。
貴重な日光だと思ったが、ここは素直に年長者に従うか～。

すみませんでした！わかりました！と答えると、この危ない危ない話を三回も繰り返し、いつの間にか、グダグダと路上で注意されるという展開に。

「やるんだったらもっと早い時間にしてもらうといいわね、11時とか。」


すげー。

ちなみに通りすがりの方々には「お疲れさま」「ご苦労様」と言われたのだが。
もう絶対に沿道に手を出すもんか！と豪快にへそを曲げる私(笑)。雪は全て自宅前の区画へ移動させ、「見通しが悪かったので雪かきしたのですが、すみませんでした！もう終わりました」と挨拶に行き、よその塀など、沿道などもう知るもんか！と、翌日からは自宅前だけを片付けた。

ザクザク、ホイホイ。
ザクザク、ホイホイ。
決められた通り、午前中にホイホイしてたら我が家の周りはスッキリなった。

本音では、まだ余力もあるし、なんたって、今回は災害レベルなのだから、絆とやら、助け合いとやら、あの薄っぺらい繋がりを発揮するところではないのか。人海戦術でやるしかなかろうものなのに。有志を募ってもいいんではないか。私も腰痛があるので完璧には出来ないが、皆でやれば早いのに。ゴミ収集車がくれば完全に道を塞いでしまうと思うけどな。

まわってきた回覧板には、来月に防災訓練があるから、お忘れなくという連絡だった。それだけかい～！

しかし、私も人の子である。
あそこまで路上で説教されて、面白くないんである(笑)

そして、今日はその注意した宅の旦那が１時過ぎにザクザク、ホイホイと公道に雪を投げ込んでいた。伴侶が定めた【１時は３時なのよ】ルールはどうしたんだっつー話(笑)

家族でコミュニケしておくれー。

雪かきトラブル。怖(^_^;)