胸がいっぱいとは、これか。

スポーツを観て、涙するのは…２度目。一度目は、オルフェの初凱旋門賞挑戦。そして今回はソチオリンピックの浅田真央選手。

オルフェの時も、今回も、私には似てる。感動と後悔とが入り混じっていてるのだけど、不思議なことに清々しくて感動の波がやってくるんだ。涙まで流してさ(笑)

心を揺さぶるというより、掴まれる感覚。
特に、今回はショート16位で日本全体が変な空気になっていた。
未明の試合で新聞早刷りには間に合わないので、新聞には金メダル争い！完全ノーカットで！の文字が踊る。でも実際は、腫れ物にさわるような、他の競技についてばかりで、真央ちゃんには「メダル絶望的。入賞すら危うい」「記録ではなく記憶に残る演技を」と、１日でこうも変わるものかと、世間の目に驚いた。挙げ句には「浅田は転ぶ」と言った方がいましたね。後出しジャンケンする子供かと思っていた。

スポーツ。
実態は黒いんだなと思ってしまう。

昔、円谷幸吉さんって亡くなったと思ったけど、今みたいにTwitterなどで世界中からエールを送られていたら、自分の世界に集中出来たんじゃないだろうか？なんて。

自分だったら、モチベーションが上がるのだろうか…と思った。でも、努力の人、浅田真央さんは集中して演技した。

今日のフリー。どの選手よりも際立っていた。正直、男子の四回転論争と違い、女子のあやふやな採点に疑問もある。なんで149？144？…不思議だ。

フィギュアには失望もした。

ただ、今日のフリー演技は神レベルだった。これから、辛い時は支えにしようと思う！