ペコペコ絵日記

なにはともあれ嵐

「コーチ・カーター」サミュエル・L・ジャクソン

2007年01月23日 | 映画(あ・か行)
WOWOWに入ってから妙に「ハートフル」な映画を見る機会が増えました。自分でDVDを借りに行ってた時は、はじっこにひっそりと佇んでいる「色モノ」映画を掘り起こすのが楽しみだったんですけどねぇ…いかんなぁ…でもまあそんな時期があってもいいか。そんな長い前フリで始まる今回の映画は「コーチ・カーター」です。荒んだ母校のバスケットボールチームのコーチに就任したサミュエル・L・ジャクソンの奮闘を描いた爽やか巨編です。「なんかもうあ・り・が・ち」なんて斜に構えて見始めたんですが、そんな私の浅はかな予想を裏切って深い余韻が残る名作でした。…言い過ぎかな、まいっか。バスケと恋だけ頑張りゃいいというような青春バカ映画ではなく(そういう映画も大好きなんですが)、高校生たちの将来についても考えさせられるイイ映画でした。オススメです。しっかしアメリカって恐ろしい国ですよね。厳しいコーチに反抗してチームを飛び出した子が突然ヤクの売人になったり、高校生同士で喧嘩してたら銃をぶっ放されたり。ガクブルものです。ヘタレな私は日本に生まれてほんとよかった…。