ペコペコ絵日記

なにはともあれ嵐

「ステップフォード・ワイフ」ロジャー・バート

2006年10月31日 | 映画(さ・た行)
主人公は敏腕テレビプロデューサーのニコール・キッドマン。彼女は自分が作った番組に絡んだトラブルの責任を負わされて突然解雇されます。夫のマシュー・ブロデリックは茫然自失の彼女に「新しい土地で新しい生活を始めよう!」とステップフォードへ移り住むことを薦めます。しかしそこには二人の知らない恐ろしい秘密が待ち受けていたのでした。…というお話。そんなに脅かすほど恐ろしい話ではありません。どちらかというとコメディ…というかなんというか結構中途半端です。肩の力を抜ききってから見ることをオススメします。いやそもそもそんなにオススメじゃないか。まあ見る前からなんとなくそんな気がしていたんですがそれでも見たのはロジャー・バートが出ているから。この人ドラマ「デスパレートな妻たち」で物凄ーく不気味な薬剤師を演じているんですよ。ほんっとに心の底から嫌なヤツで見てるだけでむかつきます。でもこの映画では陽気なゲイを演じていると聞き、そいつは見なくては!と思ったわけです。いや~ほんとに陽気なゲイでした。すごくいい人だし。これで明日からの「デスパ」はちょっぴり心穏やかに見ることができそうです。…いや、なんとなくなんですけどね。ちなみにこの映画、パッとしないストーリーの割には出演者が豪華なのでそのあたりは結構楽しめます。グレン・クローズにクリストファー・ウォーケンにベット・ミドラーなどなど。う~ん、やっぱりちょっぴりオススメかなぁ。