臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

その後の参議院本会議 9月18日 15:50現在

2015-09-18 14:29:35 | 平和とは
参院特別委員会で安全保障関連法案が可決した。

昨夜から断続的に国会審議の様子を,テレビやネットで見ているけれど,
野党を議長の周囲に集めといて,
あれっ?と思った時には,聞こえない声で読み上げられ,
議員席では議員たちが立って,すでに決まりつつあるじゃないか,
そして全てが可決した。
あとのニュースを見ると,たった8分間の出来事だったって。

最重要法案がこんな形で決まっていくことに不安を覚えない人がいるだろうか。
不信感は募るばかりである。
なぜそこまで焦るのか。

60%近い国民の反対は無視し,
公聴会はないがしろにして,形ばかり,
答弁内容もあやふやで二転三転しておきながら,
審議は尽くされたという。
いまの与党や賛成した野党に投票した人さえ,納得できないのではないだろうか。

試験勉強しながら,
参議院本会議を見ていたら,
問責決議案がどんどん否決されていく。
決議案が出た,賛成答弁あった,記名投票に入った,
全員の名前が淡々と読み上げられ,
全員淡々と投票して,
どんどん決まっていく。
与党のほうが人数が多いから,アタリマエのこと。

ねじれ国会だとマスコミでも散々言われて,
衆参ともに与党が多数を占めてしまった結果による。
ねじれ国会のどこが悪い,だからこそいいんじゃないかと
うちでは話してたんだけれど,
マスコミは一斉にねじれを批判していた。
与党はほくそ笑んでたろうなあ。

とにかく,淡々と,どんどん決まり,
こんなもんなのかあと思っていたら,
内閣不信任案の時だと思うが(ちょっと見ない間にすぐに進んでしまうので,
何のやつだかわからなくなっちゃうんだけど),
投票していない人がいるから早くと議長が言っている。
あれっ?何が起こった?
画像が悪くて誰なのかわかりにくいが,
多分山本太郎氏だと思えた。
(ネットのいろいろなツイッター見たら,やっぱりそうみたい)
喪服来て,数珠を持っていたらしい。
さすがに役者だなあ。やってくれたなあ。

とにかく,それでかなり遅らすことができたと思う。
牛歩戦術というらしく,
Wikinによると,
「与党の強行採決に抵抗する形で野党が使うことが多い」
「与野党対立議案について賛成する議員が反対する議員を明らかに上回る時、反対する議員が議題の可決を阻止するために行う。」
「衆議院規則では、議長職権により投票時間を制限できる規定が明記されているが、参議院規則にはない。しかし、参議院でも議長職権により投票時間を制限されて投票を打ち切られた例がある。」


なのだそうだ。
ツイッターに,「給料泥棒」とか,「目立ってなんぼ」とか,「気持ち悪い」とか
マイナス意見もあるが,言いたい奴は何でもいう。
国会審議をまともに見て,自分の頭で考えられる人には,
山本太郎氏の仕事ぶりはよくわかっているだろう。
与党議員の税金泥棒ぶりもわかっているだろう。

牛歩作戦は
禁止行為ではないので,少数派の作戦として正しい。
阻止するためや,時間稼ぎが必要なときに,
特に今回時間稼ぎが必要なので,有効だと思う。





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