臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

神様の背中~貧困の中の子どもたち~

2015-07-19 22:46:25 | 子ども


さいきまこさんの漫画,
『神様の背中~貧困の中の子どもたち~』が7月16日に発行されました。

『神様の背中~貧困の中の子どもたち~』

以下,某メーリングリストに流された,
作者からのアナウンスです。

生活保護などを題材にした漫画を描いております、さいきと申します。

前作『陽のあたる家 ~生活保護に支えられて~』に続く新刊
『神様の背中 ~貧困の中の子どもたち~』が発売されましたので
ご案内させていいただきます。

本作は、サブタイトルの通り「子どもの貧困」を切り口にしています。
6人に1人という困窮家庭の子どもたちの危機的状況とその要因を
可能な限り盛り込み、背後にある「貧困の連鎖」「雇用環境の劣化」
「自己責任論とスティグマ」などにも言及しました。

貧困に苦しむ子どもたちの状況は、いまだ世間に広く知られているとは
言いがたく、「この豊かな日本に、困窮している子どもなど本当にいるのか」
という認識を持つ人たちも少なくありません。
子どもたちの、そして親御さんたちの危機的な状況が広く知られる
きっかけとなれば、と願って取材・制作しました。
ご一読いただき、ご意見やご感想をいただければ幸いです。


私も早速買って読みました。
貧困による子どもたちへの負担の大きさと,
DVや親の病気など複雑な背景がからみ,そこから抜け出せない状況など,
子どもの貧困にずっと関心を持っていながら,
私自身が現実を知らなすぎるということがわかりました。
知ろうと思わなければ見えてこない現実かもしれません。

雑誌連載中に,DIAMOND onlineの「生活保護のリアル」において,
ライターのみわよしこさんが作者にインタビューした記事がありますので,
参考になります。

「「神様はなぜ背中しか向けてくれないの?」
漫画家さいきまこ氏が描く“壮絶な子どもの貧困”」


生活保護を正面から主題とした日本初の漫画作品「陽のあたる家 ~生活保護に支えられて~」で話題を呼び、同作品で「貧困ジャーナリズム大賞2014」特別賞を受賞した漫画家・さいきまこ氏が、子どもの貧困を主題とした新連載「神様の背中」を開始している(秋田書店「フォアミセス」誌2014年12月号より)。「陽のあたる家 ~生活保護に支えられて~」が果たせたこと、そして、さいき氏に残った「宿題」は何だったのだろうか? さいき氏は「神様の背中」で何を描き出そうとしているのだろうか?



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