存在の不思議、無常の力

キャリアコンサルタント、田中道博のブログです。
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継続とは成長

2013年06月27日 | 日記
ウィンブルドン。クルム伊達公子選手が3回戦進出を決めました。

なんと自身1996年以来17年ぶり。42歳での3回戦進出は史上最年長だそうです。

いったんは一線を退いての偉業。見事というほかありません。

17年前は準決勝で、あのシュテフィ・グラフ(ドイツ)に死闘の末敗れました(グラフはその大会優勝)が今回はいかがでしょうか。

「ライジングサン」といわれた頃の体力や瞬発力はないと思いますが、老練なる技術と精神力は賞賛に値します。

テニスには詳しくない私ですが、こうした日本人の活躍は誇らしく喜ばしいものです。

日本のスポーツは昨今特に世界に誇るものが薄くなっているように感じます。国技といわれる柔道でさえ競技団体自体から揺らいでいます。

期待のサッカーもお家芸の野球もよい結果を残せていません。一時世界を席巻したマラソンもスピード時代についていけなくなっています。

様々な要因はあるでしょうが、ここで踏ん張らないとよい人材も育たなくなります。

陸上短距離で新たな可能性溢れる人材が出てきています。卓球も若い人たちがレベルの底上げをしています。継続的な組織の努力が実る。そういった競技もあるのです。

やはりスポーツは良いです。勇気を与えてくれます。

世界に向けて、日本人あり!を証明するために、伊達選手には是非頑張っていただきたい。

伊達公子語録
「継続するということは、同じことの繰り返しではなく、成長し続けることなのです。」

おやすみなさい。