存在の不思議、無常の力

キャリアコンサルタント、田中道博のブログです。
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プロ野球「統一球」問題

2013年06月12日 | キャリア
プロ野球の「統一球」に関する会見を観た。

なんともお粗末だ。

なんともお粗末。

統一球を変更するという決断には何ら異存はない。ショービジネスである。たとえばホームランは多ければ盛り上がるし面白いと感じる人も多いだろう。

しかしなぜ発表しなかったのか。

発表しなかったということはM社のみにしか発注していないということを意味する。いわゆる随意契約。秘匿の中で行われた変更である。

他のメーカーはなんとも思わないのか?
Z社やA社は…

想像し出すときりはない。

奇しくも今日、菊池雄星くんがもう少しでノーヒットノーランという好投を演じた。社会人になって、理不尽なことも経験した彼。一皮むけて頼もしいと感じた。

こういった若い逸材が育つ中にも関わらず、郎党のお粗末さたるやいかに。あの会見の厚顔無恥なこと。

投手はその年棒査定の中に「防御率」の項目があるだろう。今季はこの前提が崩れることになる。ある意味選手生命に関わる場面も出てくるのだ。

機構にそのような権限を持ってほしくはない。人生を狂わせることにつながるという想像力はなかったのか。

社会的な問題に発展するというような危機感はなかったのか。

責任の所在もそうだが、この経緯に潜む真実の究明が待たれる。
いずれにせよ、あまりに不自然であり、あまりにお粗末な展開である。

「五月雨」(さみだれ)は。

2013年06月12日 | 日記
昨日の午後あたりから天気が回復し、今朝は真夏の様相。暑くなりそうな予感で一日が始まった。

梅雨に入ってしばらく経つが、水不足を心配する声が聞かれ始めている。

ところで今の時期は旧暦の5月。「五月雨」(さみだれ)とは梅雨時期に降る「雨」のこと。「梅雨」とは五月雨が降る「時期」のことを指すそうだ。

当たり前のことだが「5月」の雨が「五月雨」ではない。

この時期に主役となるのはカタツムリやアマガエル。そして、あわせて欠かせない花。それはアジサイである。

水不足であっても何であっても、今年も我が家の庭に種々のアジサイが咲いた。普段はあまりパッとしなくても、この時期は庭らしく見える。

気になってアジサイの「花言葉」を調べてみた。
「元気な女性」といった表現もあるが、「高慢」「無情」「浮気」「あなたは美しいが冷淡だ」などあまり嬉しくない表現が目立つ。

花を贈る際には気をつけなければ。
まぁ、まずそのような機会はないけれど。

それにしても「五月雨」とはなんと美しい言葉だろう。その言葉の響きに惹かれるのはどういうわけか。

わが国の美しい自然環境を司る「水」をもたらしてくれる雨。豊かな土壌を育んでくれる雨。様々な命の源であるが、この時期の雨がそれに大きく寄与している。

美しい言葉の響を持ち、美しい自然を司る「五月雨」は、四季のアクセントとしても、この時期にしっかりと降っておいてほしい。

美しい日本に感謝。