最後の賞与計算。

新システム導入により、今使っているシステムでの年末賞与の計算はこれが
最後となります。
しかし！これが大変なんだわ。取引先32社の賞与計算は、その条件がそれ
ぞればらばら。これを取りまとめるために、一つ一つ同じ処理を32回も繰り返
さなきゃならないのです。この処理だけでゆうに2時間以上かかります。

なんとかならないの？

あらかじめセットした設定テーブルを参照し、各種設定値を変えながら処理を
ループさせる・・・みたいな。まぁ、このアイデア自体は結構ありきたりなんです
けど。

開発元に世間話程度に相談したところ、プログラムの「骨」というか、ヒントを
作ってくれました。変数代入とループのチェックプログラムです。

「sugiさんなら、ここまでわかれば自分で組めますよね？＾＾」
いや、組めますよね？＾＾っていわれても、こっちは所詮ユーザー。そんな簡
単にプログラムを組めるわけないじゃないの！しかも、1万数千人の賞与が
かかっているというのに。
・・・でも、32回も同じ処理を手動でかけるの、つらいんですよね。

いただいたヒントをもとに、空き時間で作りました！さすがに一発本番実行は
何かあったときにとんでもないことになるので、テスト環境で作ってから何度
か試行。あれ、思ったとおりできてない・・・ん？ヒント作ってもらったけど、そ
の変数のラベル名が間違ってるじゃん！
な～んてひとり言を言いながらようやく完成。本番環境にコピーして、万一の
時のためにバックアップとって・・・。恐る恐る実行です。

処理が1ループ終わるごとに、その会社の集計帳票が印刷されてます。順調
順調～～。結局、何事もなく処理完了。バックアップしたファイルと比べても計
算結果にとんでもなく大きな変化はありません。どうやらうまくいったようです。
あとは月曜日に各取引先に計算結果を確認してもらうだけ。

個別に処理していたときと比べると、おそらくは40分くらい短縮しています。
一つ一つの処理に、画面入力の際の確認時間も含めて1～2分短縮したとし
ても、32回だと合計30分以上ロスしますから。なにより、ずっと画面を見つめ
ながら細かく同じ処理のために2時間以上も席についている必要がないのが
最大の魅力！もう、自画自賛です。

でもね、このプログラム、本番で稼動するのはこれが最初で最後。全取引先
をフルセットで計算するのが今晩で最後なので・・・^^;。

まぁ、自分の力を試せたからいいかな。